三日月大造氏が4選果たす 滋賀県知事選、交通税に丁寧な議論を表明

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三日月大造氏が4選果たす 滋賀県知事選、交通税に丁寧な議論を表明

任期満了に伴う滋賀県知事選挙が2026年7月5日に投開票され、無所属で現職の三日月大造氏(55)が新人3人を大きく破り、4回目の当選を果たしました。三日月氏は3期12年の県政運営の実績と、地域交通を維持するための「交通税」導入検討などを訴え、幅広い支持を集めました。滋賀県内で知事が4期務めるのは史上初のことです。新人3氏はそろって交通税の導入に反対していましたが、支持が及びませんでした。当選後の発言で三日月氏は、交通税の導入について「丁寧に慎重に議論すべき」という指摘を十分に踏まえたいと述べました。投票率は40.41%で、前回を14.87ポイント下回りました。

三日月大造氏が4選、新人3氏に大差


任期満了に伴う滋賀県知事選挙が2026年7月5日に投開票され、無所属で現職の三日月大造氏(55)が4回目の当選を果たしました。

三日月氏は無所属新人3人を大きく引き離しての勝利となりました。

滋賀県内で知事が4期務めるのは今回が初めてで、県政史上最多の当選回数となります。

NHKによりますと、三日月氏の得票数は29万7036票でした。

対抗馬は、会社役員の大隅元侍氏(42)、日本共産党(共産党)県委員会副委員長の坪田五久男氏(67)=共産推薦、会社員の坂本正明氏(57)の3人でした。

三日月氏は、3期12年に及ぶ県政運営の実績と、地域医療や介護の充実、地域交通を維持するための「交通税」導入の検討などを訴え、幅広い支持を集めました。

三日月氏は1971年に滋賀県大津市で生まれ、一橋大学を卒業後、JR西日本での勤務や衆議院議員としての経験を経て、2014年に知事に初当選しました。

最大の争点は「交通税」、新人3氏はそろって反対


今回の知事選で最大の争点となったのは、三日月氏が導入を検討している「交通税」でした。

交通税は、バスや電車といった地域の公共交通を維持するための財源として、三日月氏が前回の知事選でも導入の検討を訴えてきたものです。

これに対し、新人3人はそろって導入に反対する立場を示していました。

大隅氏は行政改革や観光振興に力点を置き、坪田氏は「交通税ストップ」を掲げて教育環境の充実を訴えました。

坂本氏も、観光振興や教育の見直しなどを掲げて論戦に加わりました。

物価が上がり続ける中、新たな税の導入には、暮らしへの負担を心配する声も一部にあったとみられます。

自民も支持、与野党相乗りの選挙戦


三日月氏は今回も特定の政党からの推薦を求めない無所属での立候補でした。

しかし、立憲民主党や国民民主党の県連、公明党の県本部、社会民主党の県連合が、相次いで支援を表明していました。

自民党の県連についても、前回の知事選よりは支援の度合いを下げたものの、最終的には三日月氏を支持する形となりました。

自民党内には、交通税という新たな税負担への抵抗感が根強く残っていたとされています。

結果として、多くの主要政党が三日月氏を支援する、いわゆる相乗りの構図が生まれました。

投票率は40.41%で、前回の2022年の選挙を14.87ポイント下回りました。

投票率の低下について、選挙戦での争点が見えにくかったと受け止める向きもあります。

こうした選挙結果について、県民からも様々な声が上がっています。

「同じ人が長く続けるのは正直心配です」
「交通税は暮らしに関わることなので、しっかり説明してほしいです」
「バスがなくなると困るので、財源の議論自体は必要だと思います」
「実績があるからこその安定した勝利だと感じました」
「新しい税を作る前に、県の使い方を見直してほしいです」

こうした声からは、実績への評価とともに、新たな税負担に対する慎重な受け止めがうかがえます。

4期目の課題、交通税の扱いに注目


当選を受け、三日月大造氏は支持者らを前に、4期目への信任について語りました。

三日月氏は、交通税の導入について「丁寧に慎重に議論すべき」という指摘を十分に踏まえたいと述べました。

そのうえで、暮らしがどう良くなるのか、また支え合いの仕組みをどう作るのかを示すことが重要だという考えを示しました。

三日月氏は今後、県の既存事業の見直しや国の支援の活用を進めつつ、それでも財源が足りない場合に交通税を含めて検討する方針を示してきました。

新たな税を導入するかどうかは、県民の理解を得られるかどうかが前提になるといえます。

人口減少が続く県北部の振興や、地域医療・介護の充実といった課題も、4期目の県政運営の焦点になります。

戦後の滋賀県で例のない4期目を迎える三日月県政が、交通税をはじめとした課題にどう向き合うのか、今後も注目が続きます。

投票率が前回より大きく下がったことも踏まえ、県政に対する県民の関心をどう高めていくかも、今後の課題として残されています。

三日月氏には、今回の選挙で示された期待と懸念の両方に応える丁寧な説明が求められています。

まとめ


・三日月大造氏(55)が滋賀県知事選で4回目の当選を果たし、史上初の4期目となる
・得票数は約29万7036票で、新人3氏を大きく引き離した
・最大の争点は「交通税」導入の是非で、新人3氏はそろって反対を表明していた
・自民党県連も支援の度合いを下げつつ最終的に三日月氏を支持し、多党相乗りとなった
・投票率は40.41%で、前回を14.87ポイント下回った
・三日月氏は交通税について「丁寧に慎重に議論すべき」との指摘を踏まえる考えを示した

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2026-07-06 10:51:57(植村)

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