2026-06-22 コメント投稿する ▼
参政党が沖縄知事選で全国初推薦 古謝玄太氏を支持し貧困解消へ
2026年9月13日投開票の沖縄県知事選で、参政党は6月22日、元那覇市副市長の新人・古謝玄太氏(42)を推薦する方針を表明しました。全国の知事選で参政党が推薦を出すのは初めてで、神谷宗幣代表は那覇市での街頭演説で「8年間の玉城県政で沖縄は良くなっていない」と批判しました。子どもの貧困問題の深刻さや、政府との連携なき県政の停滞を訴え、経済再生と教育・人づくりを掲げる古謝氏の支持に全力を挙げる姿勢を示しました。
参政党が全国の知事選で初推薦 古謝玄太氏を支持し沖縄に新風
任期満了に伴う沖縄県知事選(2026年8月27日告示・9月13日投開票)で、参政党は2026年6月22日、元那覇市副市長の新人・古謝玄太氏(42)を推薦する方針を表明しました。全国の知事選で参政党が推薦を出すのはこれが初めてのことで、注目を集めています。
参政党の和田政宗国対委員長は22日夜、那覇市内での記者会見で「沖縄の子どもの貧困や県民の暮らしの向上について、思いを共にしている。全面的に支援をしていきたい」と述べました。
参政党が推薦を出すのは全国で初めてという点が印象的です。沖縄の政治が変わるかもしれないと感じました
神谷宗幣代表が那覇で街頭演説 玉城県政8年を批判
神谷宗幣代表は2026年6月23日、那覇市で街頭演説に立ちました。
神谷氏は「8年間、玉城政権が続いて、沖縄が全部良くなったかというとそうではない。戦後81年、沖縄の本土復帰からは55年。そろそろ新しいステージに入っていかないといけない」と声を張り上げました。その上で「沖縄の子どもの貧困率は日本で一番高い。まず県民の所得を上げ、貧困の子どもを無くしてほしい」と述べ、古謝氏の経済政策と少子化対策に強い期待を示しました。
沖縄県の子どもの相対的貧困率は長年にわたり全国平均(約11.5%)の2倍以上の水準で推移し、全都道府県の中で最も深刻な状況が続いてきました。2024年度調査でも困窮世帯の割合は約2〜3割に及ぶと指摘されており、この問題が長年解消されていない点を神谷氏は強く問いただしました。
子どもの貧困が全国ワーストで8年間変わらないなら、やはり政治を変える必要があると思います
「思想が違っても政権と連携を」 現実的な姿勢が鮮明に
古謝氏と参政党は政策協定について話し合いを重ね、おおむね合意に至ったといいます。
演説後に記者団の取材に応じた神谷氏は「思想は違っても政権とうまくやっていかないと沖縄の政治はうまく回らない」と強調しました。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設計画などをめぐり中央政府と対立を続けてきた玉城デニー知事の姿勢を念頭に置いた発言です。
意見が違っても対話できる政治家が必要。神谷代表が言う通り、政府と連携しないと沖縄の問題は解決しない
沖縄が抱える米軍基地の集中という問題についても神谷氏は「段階的に減らしていかないといけないし、その減った穴をどう埋めるかも国として考えないといけない」と述べた上で、「地政学的に沖縄は大事なポイントなので、一定の軍事力を持っておかないといけないエリアだ」との認識を示しました。基地を頭ごなしに否定せず、現実的な安全保障の観点から沖縄の立場を語ったこの発言は、参政党の安全保障政策に沿った明確な姿勢です。7月には正式な政策合意書を締結し、古謝氏と神谷氏が共同で記者会見を行う予定です。
複数政党が古謝氏を推薦 保守系の支持が結集
古謝氏は2026年6月22日、自身のXで「推薦の内定をいただけたことを大変心強く感じている。参政党が掲げる『教育・人づくり』を大切にする姿勢に共感している」と投稿しました。
古謝氏をめぐっては、自民党(自由民主党)や国民民主党もすでに推薦する方針を決めており、参政党の推薦がここに加わります。公明党の沖縄県本部も近く態度を表明する予定で、竹谷とし子代表は23日、那覇市での記者団への取材に「県民のためになるリーダーとしてふさわしい方は誰かという観点で、県本部が検討中だ」と答えました。
古謝さんへの支持が与党から参政党まで広がってきた。それだけ沖縄県政の刷新への期待が大きいということではないでしょうか
古謝氏は東京大学薬学部卒業後に総務省へ入省し、内閣官房・復興庁、岡山県庁・長崎県庁での勤務経験を経て那覇市副市長を務めた実務家です。参政党にとって今回が全国の知事選で初の推薦表明であり、地方政治への影響力拡大という点でも大きな一歩です。「教育と人づくり」「経済の再生」「政府との連携」を重視する参政党との政策的な親和性が、今回の推薦決定につながったとみられます。
参政党は独自候補を立てずに実績ある人物を全力で推薦した。これはかえって有権者から信頼される行動だと思います
知事選は現職の玉城デニー知事が3選を目指して出馬を予定しており、事実上、玉城氏と古謝氏の一騎打ちとなる見通しです。沖縄の有権者が8年間の現県政の継続を選ぶのか、それとも経済再生と政府との連携を訴える新たなリーダーを選ぶのか。2026年9月13日の投開票が注目されます。
まとめ
- 参政党が2026年6月22日、沖縄県知事選(9月13日投開票)で古謝玄太氏(42)を推薦する方針を表明。全国の知事選での推薦は初めて
- 神谷宗幣代表が那覇市で街頭演説。「8年間の玉城県政で沖縄は良くなっていない」と批判
- 沖縄県の子どもの相対的貧困率は全国平均の約2倍以上で長年ワースト水準が続く。神谷氏は「県民の所得を上げ、子どもの貧困をなくしてほしい」と訴えた
- 神谷氏:「思想は違っても政権とうまくやっていかないと沖縄の政治はうまく回らない」と政府との連携を強調
- 基地問題については「段階的に減らしつつ、地政学的に一定の軍事力も必要」との現実的な立場を示した
- 古謝氏へはすでに自民党・国民民主党も推薦を決定。公明党沖縄県本部も近く態度表明の予定
- 7月に正式な政策合意書を締結し、古謝・神谷両氏が共同記者会見を予定
- 知事選は現職・玉城デニー氏と古謝氏の事実上の一騎打ちとなる見通し
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