2026-02-09 コメント投稿する ▼
高鳥修一氏が党内リベラル議員を警戒、保守団結の会で高市首相の基盤強化を表明
2026年2月8日投開票の衆院選で当選し国政に復帰した自民党の高鳥修一元内閣府副大臣氏は2月9日、自身のX上で党内における高市早苗首相氏への警戒感を示しました。高鳥氏は首相に近い保守系有志議員グループ「保守団結の会」の中心メンバーで、旧安倍派にも所属していました。 衆院選で自民党は戦後最多の316議席を獲得する歴史的大勝を果たしました。しかし高鳥氏はXで「自民党圧勝は有難いのだが、比例も含めてアンチ高市系のリベラル議員も沢山当選し、財政規律至上主義派も増えてしまいました」と投稿しました。 高鳥氏はさらに「保守団結の会を増強して高市総裁の党内基盤を強化するのが私の使命と心得て頑張ります」と強調し、首相の党内基盤強化に努める考えを表明しました。
比例10位から当選した村上誠一郎氏
今回の衆院選では、高市首相に批判的な村上誠一郎前総務相氏が注目を集めました。村上氏は比例代表四国ブロック名簿で10位に登載されましたが、自民党の圧勝により当選を果たしました。
四国ブロックの定数は6議席で、10位は通常であれば当選が極めて困難な位置です。村上氏は前回2024年の衆院選では単独1位に登載されていましたが、今回は重複立候補者9人の後ろとなる10位に据え置かれました。党執行部は村上氏からの優遇要請を認めませんでした。
しかし、四国の小選挙区で接戦の候補の当選確実が相次いだため、村上氏にも議席が回る形となりました。村上氏は当選後、「自民党が多数の議席を得たことは非常にうれしいし、ありがたいことだが、政策が正しいかどうかは別問題だと思う」と述べ、圧勝にチクリと発言しました。
村上氏は2022年に安倍晋三元首相を「国賊」と呼び、1年間の党役職停止処分を受けた経緯があります。石破茂内閣で総務相を務め、自民党内でリベラル派とされる議員の一人です。
「高市首相は保守路線を貫いてほしい。リベラル議員に負けるな」
「比例で10位なのに当選って、本当に圧勝だったんだな」
「村上さんは党内で貴重な存在。批判的な意見も必要だよ」
「党内基盤強化って、結局派閥政治じゃないか」
「アンチ高市系って言い方はどうなの。同じ自民党の仲間でしょ」
高市首相が会見で党内結束を呼びかけ
高市早苗首相氏は衆院選から一夜明けた2月9日の記者会見で、衆院選で掲げた食料品消費税ゼロや「責任ある積極財政」への転換などに取り組む考えを示しました。
首相は「国民の皆さまとお約束した政権公約を礎に、自民が結束することが大切だ」「党一丸となって歯を食いしばって、国民との約束を実現していく」と述べ、党内の反対派にクギを刺しました。
食料品消費税ゼロについては、野党にも参加を呼びかける国民会議で議論を進め、「少なくとも夏前には中間取りまとめを行いたい」との認識を示しました。財源については「特例公債の発行に頼ることはない」と明言し、補助金や租税特別措置の見直し、税外収入などにより確保する方針を表明しました。
「責任ある積極財政」に対する市場からの「放漫財政」批判を踏まえ、市場からの信認確保を重視する立場もアピールしました。円安圧力が続く為替市場の動向については「常に注視している」と指摘しました。
党内対立が政策実現のハードルに
衆院選で自民党が圧勝したことで、弱体化した野党より、むしろ自民党内の反対派の存在が政策実現のハードルとなる可能性が浮上しています。
食料品消費税ゼロや「責任ある積極財政」への転換などの政策には、党内に賛否両論があります。特に財政規律を重視する議員からは、大規模な財政出動に慎重な声が上がっています。
保守団結の会は2020年6月に設立された議員連盟で、皇室の尊厳と皇統の護持、靖国神社参拝、憲法改正、新自由主義的経済政策との決別などを政綱に掲げています。2022年7月時点で会員は衆参合わせて65名でした。
高鳥氏の発言は、党内に保守派とリベラル派、財政規律派と積極財政派の対立が存在することを示しています。高市首相が掲げる政策を実現するためには、党内の調整と結束が不可欠となります。
高市政権は今後、党内の反対派をいかに説得し、政策実現に向けた合意形成を図るかが問われることになります。衆院選の圧勝は追い風となりますが、党内対立の火種は残されたままです。
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