2026-08-07 コメント投稿する ▼
参政党・神谷宗幣代表が福岡県議選に30人擁立表明 金銭授受「慣習化」を厳しく批判
参政党の神谷宗幣代表は2026年8月7日、福岡市で記者会見を開き、来春の統一地方選で行われる福岡県議会議員選挙(福岡県議選)に30人程度の公認候補を擁立する方針を表明しました。正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑が相次いで明らかになっている福岡県議会について「不透明な金のやり取りが非常に多く、慣習化していて誰も異を唱えなかった」と強く批判し、「新しい選択肢を作っていきたい」と語りました。
参政党が来春の福岡県議選に30人擁立へ 「県議入れ替え大作戦」を宣言
参政党の神谷宗幣代表は2026年8月7日、福岡市で記者会見を開き、来春の統一地方選で行われる福岡県議選に30人程度の公認候補を擁立する方針を発表しました。
党福岡県連はこの日、県議選に向けた公認候補2人を発表し、神谷代表は「10人ほどは候補者が確保できている」と述べました。
参政党はこれまで当選を狙える選挙区に擁立を絞る戦略をとっていましたが、金銭授受疑惑の渦中にある蔵内勇夫議長の選挙区や、過去の正副議長経験者の選挙区への重点擁立へと方針を転換しました。
来春の統一地方選では県議選をはじめ市区町村議選を含む県内の全議員選挙で計60人の擁立を目指すとし、神谷代表はこの取り組みを「県議入れ替え大作戦」と称して地方政治の刷新を力強く訴えました。
参政党が本気で福岡県議会を変えようとしている。神谷さんの動きは本物だと思う。この挑戦をぜひ成功させてほしい
正副議長ポストに複数の「慣例500万円」証言 疑惑の全容
福岡県議会では、正副議長のポストをめぐる金銭授受疑惑が次々と浮上しています。元議長の吉松源昭県議が自民党(自民)県議団幹部に約2000万円を支払ったと主張し、複数の元副議長も就任前に現金を手渡したと証言しています。
自民の江藤秀之元副議長は「慣例として500万円を茶封筒に入れて手渡した」と証言。別会派の元副議長も就任前に蔵内議長に同額を渡したとしており、ゴルフ代や懇親会費を含めた総額は620万円にのぼるとしています。
副議長のポストを買うために茶封筒で500万円を手渡す。これが慣例とは、いったい何十年前から続いている話なのか。あきれてものが言えない
NHKが現職の福岡県議全員を対象にアンケートを行った結果、金銭のやり取りについて「うわさを聞いたことがある」と回答した議員が半数近くに上りました。自民県議団40人のうち約19人が第三者委員会の設置などを求める異例の事態となっており、蔵内議長をトップとしてきた「一枚岩」の体制が大きく揺らいでいます。
神谷代表「慣習化した不透明な金は許されない」 透明性と第三者委を公約に掲げる
神谷代表は「不透明な金のやり取りが非常に多い。慣習化していて、誰も異を唱えなかった」と県議会の体質を強く批判しました。
今回示した公約には、徹底した情報公開と、第三者委員会に資料を開示することを約束する誓約書の提出を盛り込んでいます。
企業や団体からお金をもらえば、お金を出した人のための政治になる。参政党が掲げる透明性の政治こそ、国民が本来求めているものではないか
高市早苗首相も2026年7月27日の会見で「自民党福岡県連においてしっかり事実確認されることが重要」と述べており、問題は国政レベルの注目を集めています。
維新も改革公約を検討 「政治と金」の一掃が福岡県議会に問われる
日本維新の会(維新)の吉村洋文代表(大阪府知事)も、今回の問題を受けて来春の福岡県議選に向け、議員定数の削減や高額な支出が問題視されている海外視察の禁止などを公約として検討していることを明らかにしています。
議員定数削減も海外視察禁止も当然の話だ。既得権益を守り合うだけの県議会には、外から本気で変える力が必要だと思う
今回のような議員間での不透明な金の流れは、本来「国民のための政治」を担う議員の責務を大きく歪めるものです。企業・団体献金と同様に、ポスト獲得のための金銭の流れが政治の独立性を損なうことは、民主主義の根幹にかかわる問題といえます。
こういう古い政治の構造を変えなければ、県民のための地方政治など実現しない。神谷さんや他の改革派の動きが、本当の変化につながることを期待している
福岡県議選は来春の統一地方選(2027年春)で行われる予定で、参政党・維新がそれぞれ改革を旗印に候補者を擁立し、自民を中心とした現職議員と対決する構図となっています。
まとめ
・参政党の神谷宗幣代表は2026年8月7日の記者会見で、来春の福岡県議選に30人程度の候補者を擁立する方針を発表
・党福岡県連は2人の公認候補を発表し、蔵内勇夫議長や過去の正副議長経験者の選挙区への重点擁立を目指す
・来春の統一地方選では県内全議員選挙で計60人の擁立を目指す(「県議入れ替え大作戦」)
・福岡県議会では正副議長ポストをめぐる「慣例500万円」の金銭授受疑惑が複数の元議員の証言で浮上
・現職県議アンケートでは約半数が「うわさを聞いた」と回答しており、慣習化の疑いが強まっている
・参政党の公約は徹底した情報公開と第三者委員会への資料開示誓約書の提出
・維新・吉村代表も議員定数削減や海外視察禁止などの改革公約を検討中
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