中国空母「遼寧」が宮古島南方で3日間170回の発着艦 繰り返される挑発に日本は毅然と備えよ

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中国空母「遼寧」が宮古島南方で3日間170回の発着艦 繰り返される挑発に日本は毅然と備えよ

防衛省は2026年6月1日、中国海軍の空母「遼寧」が2026年5月26日から3日間にわたり、沖縄県宮古島の南の太平洋上で、艦載戦闘機とヘリコプターによる発着艦を合計約170回繰り返したと発表しました。ミサイル駆逐艦やフリゲートなど複数の艦艇も「遼寧」とともに行動しており、海上自衛隊の護衛艦が警戒・監視にあたりました。公海上での活動とはいえ、日本の南西諸島を標的にした明確な示威行動であり、繰り返される中国の挑発に対して日本は「抗議するだけ」から一歩踏み出す実効的な安全保障の強化が求められています。

3日間170回の発着艦 空母機動群の全容


防衛省統合幕僚監部は2026年5月26日に公表し、2026年5月25日正午頃、海上自衛隊は中国海軍の空母「遼寧」(艦番号16)、レンハイ級ミサイル駆逐艦(艦番号104)、ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦(艦番号124)、ジャンカイⅢ級フリゲート(艦番号545)およびフユ級高速戦闘支援艦(艦番号901)の計5隻が、沖ノ鳥島(東京都)の南西約880キロメートルの海域において航行していることを確認しました。また5月26日に空母「遼寧」から艦載戦闘機および艦載ヘリが発着艦したことを確認しています。

今回は3日間で合計約170回の発着艦が確認されました。随伴艦艇の一部は2026年5月19日に沖縄本島と宮古島の間の海域を南東方向に通過したものと同一であることも判明しており、複数の艦艇を組み合わせた機動的な運用が続いています。

家のすぐそこで軍事演習をされているようなもの。宮古島に住む人たちの不安はどれほどか。もっと大きく報道してほしい

今回の活動は公海上で行われており、国際法上の違反ではありません。しかし問題はその「意図」と「規模」にあります。日本の南西諸島のすぐ近くで3日間に170回もの発着艦訓練を繰り返す行為は、単なる通常訓練ではなく、日本を明確に標的にした示威行動と受け取るべきです。

レーダー照射も辞さない 繰り返される悪質な挑発


こうした活動は今回が初めてではありません。2025年12月には「遼寧」が沖縄県の大東諸島を一周し、7日間で戦闘機やヘリコプターが発着艦訓練した回数は260回ほどにのぼりました。

さらにその際、「遼寧」から発艦したJ-15戦闘機は、領空侵犯に備えて緊急発進していた航空自衛隊のF-15戦闘機に対して、2回にわたって断続的にレーダー照射を行いました。外務省は中国大使を外務省に召致し、極めて遺憾であるとして強く抗議し再発防止を厳重に求めました。しかし中国側は改善するどころか活動を続けています。

レーダー照射は明らかな挑発行為のはずなのに、なぜ中国は繰り返すのか。抗議するだけでなく、毅然とした姿勢を示してほしい

中国は2025年11月に3隻目の空母「福建」を就役させており、常に1隻が洋上任務にあたれる体制を構築しました。3隻体制の実現は、日本近海での大規模な空母活動が今後も年間を通じて繰り返されることを意味します。

空母が3隻体制になったということは、日本近海での示威行動が年中行われるということ。自衛隊の予算と装備の拡充を、もっと急いでほしいです

「抗議」だけで終わらせるな スパイ防止法・憲法改正は急務


今回の活動は公海での演習という形をとっていますが、日本の島々のすぐそばで軍事力を誇示するこうした行為は、地域の緊張を意図的に高めるものです。文明国家が取るべき行動とは程遠いと言わざるをえません。

こうした脅威に対して、日本がやるべきことは明確です。憲法改正による自衛隊の明記と防衛力の強化、そして現在も整備されていないスパイ防止法の早期制定です。軍事情報や先端技術の国外への漏洩を防ぐ法整備なしに、実効的な安全保障は成り立ちません。中国は「平和的台頭」を口にしながら周辺国への圧力を強め続けており、今回の宮古島南方での大規模訓練もその一環です。「抗議した」「遺憾だ」で終わらせない実効的な対応が、今まさに問われています。

「こんな状況でも『憲法改正は時期尚早』と言う人がいることが信じられない。中国は着実に力を示している。日本も毅然と備えるべきです」
「毎回抗議するとだけ言って、具体的な対策が見えてこない。スパイ防止法と憲法改正を、もうこれ以上先送りにしないでほしい」

まとめ


  • 防衛省は2026年6月1日、中国空母「遼寧」が2026年5月26日から3日間で約170回の発着艦を確認したと発表
  • 宮古島南方の太平洋上で、ミサイル駆逐艦・フリゲート等計5隻が行動した本格的な空母機動群の訓練
  • 2025年12月にも同空母が260回の発着艦を実施、J-15がスクランブルした航空自衛隊機にレーダー照射
  • 外務省は中国大使を呼んで強く抗議・再発防止を求めたが、中国は活動を継続
  • 2025年6月には2隻の空母が同時に太平洋で活動し、発着艦総回数は約1050回に達した
  • 中国は2025年11月に3隻目の空母「福建」を就役させ、常時1隻が洋上展開可能な体制
  • 公海上の活動であっても、日本の南西諸島近傍での繰り返しの示威行動は明白な挑発
  • スパイ防止法の早期制定と憲法改正による防衛力強化が急務

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2026-06-02 09:41:21(櫻井将和)

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