高市政権の憲法観と外交姿勢に共産・山添氏が鋭い異論「立憲主義への暴論」「米国従属外交」

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高市政権の憲法観と外交姿勢に共産・山添氏が鋭い異論「立憲主義への暴論」「米国従属外交」

山添氏は、高市総理が憲法を「国を作り上げる理想の姿」と繰り返し述べていることについて、「憲法は権力を縛るもの」という立憲主義の根幹を揺るがす「暴論」だと断じました。 総理の「理想の姿」という表現は、この憲法の本質を理解していない、あるいは意図的に矮小化しようとしているのではないかと山添氏は批判しました。

日本共産党の山添拓政策委員長は、国会での質疑や党大会での発言を通じて、高市早苗総理大臣が進める憲法改正の議論や、政府の外交・安全保障政策に対し、強い懸念と批判を表明しました。山添氏は、高市総理が憲法を「国を作り上げる理想の姿」と繰り返し述べていることについて、「憲法は権力を縛るもの」という立憲主義の根幹を揺るがす「暴論」だと断じました。

総理の憲法観、立憲主義に反すると指摘


高市総理は、施政方針演説などで、どのような国を目指すのかを示すものとして憲法を位置づける考えを度々示しています。しかし、憲法尊重擁護の義務を負う立場にある総理がこのような発言を繰り返すことに対し、山添氏は強い疑問を呈しました。立憲主義においては、憲法は国家権力を制限し、国民の権利を守るための根本規範です。総理の「理想の姿」という表現は、この憲法の本質を理解していない、あるいは意図的に矮小化しようとしているのではないかと山添氏は批判しました。

さらに、山添氏は高市総理が「(憲法改正の)発議のめどが立った状態で来年の党大会を迎えたい」と発言したことにも触れ、権力者が期限を切って改憲を迫る姿勢は極めて不適切だと指摘しました。憲法改正は、国民的な議論を尽くし、慎重に進められるべき課題であり、政権側の都合で進められるべきではないという立場を明確にした形です。

ホルムズ海峡派遣巡る維新との応酬


山添氏はまた、日本維新の会の馬場伸幸前代表が憲法審査会で行った「憲法9条のおかげで(日米首脳会談で)自衛隊派遣を断れる、というのは戯言(たわごと)」との発言にも反論しました。馬場氏は、自衛隊の海外派遣における憲法9条の制約を軽視するような見解を示しましたが、山添氏は現在の国際情勢を踏まえ、そのような安易な議論に警鐘を鳴らしました。

特に、山添氏はトランプ米大統領が停戦合意を破ってホルムズ海峡の「逆封鎖」を主張するなど、中東情勢が緊迫化している現状を指摘しました。このような状況下で、仮に憲法9条の解釈を変更するなどして自衛隊を派遣したとしても、事態を打開できるとは到底考えられない、という見解を示しました。むしろ、軍事的な対応をエスカレートさせる危険性をはらむとの認識を示唆したと言えるでしょう。

「米国従属外交」からの脱却を提言


山添氏は、ホルムズ海峡情勢を巡る一部の主張や、それを前提とした外交姿勢について、「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルド(・トランプ氏)だけ」といった「恥ずべき米国従属外交」だと痛烈に批判しました。このような、特定の国への過度な依存に基づく外交ではなく、日本が主体的に、かつ伝統的な友好関係も生かしながら、平和的な解決を目指すべきだと主張しました。

具体的には、イランとの関係を重視し、戦争終結に向けた外交交渉を最優先すべきだと訴えました。軍事力に頼るのではなく、粘り強い対話を通じて緊張緩和を図ることが、地域および国際社会の安定に不可欠であるとの認識を示したものです。これは、憲法9条の理念にも通じる、平和を希求する声と言えるでしょう。

平和構築へ、対話と外交の重要性


山添氏の今回の発言は、高市政権が進める憲法改正の方向性や、安全保障政策における「米国との連携強化」を重視する姿勢に対し、リベラルな立場から異議を唱えるものです。憲法の本質である権力抑制機能の重要性、そして国際社会における軍事力ではなく外交努力こそが平和と安定をもたらすという信念が根底にあります。

今後、憲法改正を巡る議論はさらに活発化することが予想されます。その中で、山添氏のような、憲法の基本原則や平和主義の観点から政権の動きをチェックし、警鐘を鳴らす声はますます重要になるでしょう。国民的な議論を深め、平和で民主的な社会を築いていくためには、多様な意見に耳を傾け、慎重な判断が求められます。

まとめ


  • 共産党の山添拓政策委員長は、高市総理の「憲法は理想の姿」との見解を「立憲主義への暴論」と批判。
  • 総理による憲法改正発議の期限設定も「論外」と断じた。
  • 日本維新の会の馬場伸幸前代表による「9条のおかげで断れるは戯言」との発言を「戯言」と切り捨て。
  • ホルムズ海峡情勢を巡り、憲法に反して自衛隊を派遣しても事態打開はできないと指摘。
  • 「米国従属外交」を批判し、イランとの関係を生かした外交交渉による戦争終結を提言。

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2026-04-15 17:23:38(さかもと)

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