日野紗里亜の活動・発言など

日野紗里亜の活動や発言・ニュース・SNSへの投稿です。ユーザー登録(無料)後、ログインすることで投稿することができます。

活動報告・発言

公約がついているタイトルは公約に関連する活動です。

教員の働き方改革:地域格差是正と女性教員確保が課題、日野紗里亜議員が国に財政支援を要求

2025-05-09 コメント: 0件

教員の働き方改革、国の財政支援と制度見直しが鍵に 教員の働き方改革が議論の焦点に上がった。衆議院文部科学委員会で日野紗里亜議員(国民民主党)は、公立義務教育学校教職員給与等特別措置法(給特法)の改正案について、教員の勤務実態調査の早急な実施、授業時間数の上限設定、地域間格差の是正に向けた財政支援を政府に求めた。 自治体間で進まぬ働き方改革 教員の働き方改革は地域ごとにばらつきが大きく、自治体ごとの対応に差が生じている。日野議員は、この自治体間格差が教育の質を左右していると指摘。進んでいる自治体は予算の確保やリーダーシップの発揮により、効率化が図られている一方で、取り組みが進まない自治体も少なくない。 「国は現場に任せるだけでなく、しっかりと財政措置を講じ、地域間の格差をなくすべきです」と日野議員は訴えた。また、教員の長時間労働の実態を明らかにするため、実態調査の早急な実施を求め、労働時間だけでなく、持ち帰り業務も含めた実態把握の必要性を強調した。 精神的負担の軽減へ、スクールカウンセラーの役割 教員の負担軽減に向け、日野議員はスクールカウンセラーやソーシャルワーカーの役割強化も訴えた。生徒の相談対応や問題行動への対処などで教員の負担が増す中、専門職の配置が不可欠だという。 「しかし、財政力のある自治体では十分な支援が受けられても、そうでない自治体は配置に苦慮している。国が支援し、配置を進めるべきです」と述べ、非常勤ではなく常勤としての配置を進め、現場との連携を強化する仕組みが必要だと指摘した。 教員採用試験で女性が減少、構造的問題を指摘 また、教員採用試験における女性受験者の減少にも言及。近年、民間企業での女性雇用が進む中、教員を目指す女性が減少している背景には、給特法の硬直的な労働環境があると指摘した。 「教員はやりがいのある仕事ですが、家庭との両立が難しい現状があります。働きやすい環境を整備しなければなりません」と日野議員は強調。制度の柔軟化と、女性が長く働き続けられる仕組みづくりが不可欠だと主張した。 今後の展望 今回の質疑で浮かび上がったのは、教員の働き方改革が地域ごとにばらつきがあること、スクールカウンセラーの役割が重要であること、そして女性教員の確保が課題であるという点だ。 日野議員は、「国が主導し、具体的な目標を設定して進捗を監視する仕組みが必要です」と締めくくった。教員の働きやすい環境づくりが、教育の質を高める鍵になる。

オススメ書籍

今さら聞けない! 政治のキホンが2時間で全部頭に入る

今さら聞けない! 政治のキホンが2時間で全部頭に入る

「正しい政策」がないならどうすべきか: 政策のための哲学

「正しい政策」がないならどうすべきか: 政策のための哲学

リベラルとは何か-17世紀の自由主義から現代日本まで

リベラルとは何か-17世紀の自由主義から現代日本まで

日本の政治を採点する―2007年参議院選の公約検証

日本の政治を採点する―2007年参議院選の公約検証

日野紗里亜

検索

政治家の名前検索、公約の検索が行えます。

ランキング

政治家や公約の各種ランキングを見ることができます。

ランダム評価

公約・政策がランダム表示され評価することができます。

選挙情報

今からの選挙・過去の選挙結果などが確認できます。

アンケート

当サイトで行っているアンケート・投票にご協力ください。

「先生の通信簿」は、議員や首長など政治家の公約・政策を「みんなで」まとめるサイトです。また、公約・政策に対しては、進捗度・達成度などを含めたご意見・評価を投稿することができます。

政治家や議員の方は、公約・政策を登録し有権者にアピールすることができます。また、日頃の活動報告も登録することができます。

選挙の際に各政治家の公約達成度や実行力など参考になれば幸いです。

※この情報は当サイトのユーザーによって書き込まれた内容になります。正確で詳しい情報は各政治家・政党のサイトなどでご確認ください。

X (Twitter)

標準偏差:20.78