高市早苗首相の夫・山本拓氏が初告白 ワーキングケアラー説と公邸介護の真相

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高市早苗首相の夫・山本拓氏が初告白 ワーキングケアラー説と公邸介護の真相

高市早苗首相(65)の夫で元農林水産副大臣の山本拓氏(73)が、月刊誌のロングインタビューに初めて応じ、自身の体調と「ワーキングケアラー」報道の真相を明かしました。山本氏は2025年2月の脳梗塞発症から回復中ですが、昨夏の転倒による尾てい骨骨折の影響も残ります。現在は公邸で歩行器を使いながら生活し、入浴は自力でこなせるといいます。高市首相が「ワンオペ介護」をしているとの報道に対し、山本氏は「高市に世話をかけることはない」と否定しました。公邸のバリアフリー改修報道も「ウソ」と断言。累計約20時間に及ぶ電話取材で明かされた公邸の実態は、これまでの報道とは大きく異なるものでした。

脳梗塞から転倒骨折へ…山本拓氏が語る療養の実態


山本拓氏は2025年2月に脳梗塞を発症し、約1ヶ月の入院ののちリハビリセンターで約1ヶ月を過ごしました。

本人によれば脳梗塞は「軽くて」、足首の部分的な麻痺は残ったものの「予想以上に復活は早かった」といいます。リハビリセンターを「卒業証書を貰って」退所するほどの回復ぶりを見せました。

しかし、より深刻な影響を残したのは2025年夏に起きた転倒事故でした。議員宿舎に戻り、歩行器を使って歩く練習をしていた最中にバランスを崩し、尾てい骨を骨折したのです。

入院こそしなかったものの、リハビリが一時中断を余儀なくされ、右足の筋肉が細くなるという深刻な影響を受けました。山本氏は「右足に筋肉をいかに付けるかが俺の今の仕事なんよ」と語り、現在もゆっくりとした回復に取り組んでいます。

2025年12月には首相公邸に転居しました。公邸の広い廊下を歩くことが日々のリハビリとなっており、「普通に生活することが、いいリハビリになるんや」と話します。上半身は「基本的に元気」で、手すりを使いながら一人でシャワーを浴びられる状態といいます。2026年3月の高市首相の訪米には、飛行機のタラップを降りることへの難しさを考慮し同行を見送りました。

「ワンオペ介護」の真相…ワーキングケアラー説を明確否定


2026年1月、高市首相が夫の介護を「ワンオペでしている」と周囲に漏らしているとの報道が相次ぎました。仕事をしながら家族の介護も担う「ワーキングケアラー」にあたる可能性があると指摘され、自民党(自由民主党・自民)幹部の間でも「総理は公邸に戻ると、夫の介護にかかりっきり」「入浴の介助までしている」との認識が広まっていたとされます。

しかし山本氏本人は、その実態を明確に否定しました。「自宅に戻った最初の頃だけは、シャワーを浴びる時は危ないので高市が手伝ってくれた」と認めつつも、現在は「高市に世話をかけることはないんや」と語りました。

入浴については現在も手すりを使いながら一人でこなせており、トイレも問題ない状態です。日常生活のほとんどを自力でこなせており、首相側に介護の大きな負担をかけているとの実態はないといいます。

「首相がワンオペ介護しながら国政を動かしてるって、それだけで尊敬するしかない」
「山本さん本人が自分でやれてるなら良かった。報道が少し大げさだった気がする」
「ワーキングケアラーの問題は深刻なのに、首相の話題だけ注目されるのが複雑な気分だ」
「公邸のバリアフリー改修がウソだったって、最初に報じたメディアの責任はどこにいったのか」
「離婚と再婚を経ながらも支え合う夫婦の姿に、何か大切なものを見た気がした」

公邸への転居に際して「バリアフリー対応に改修された」との報道もありましたが、山本氏はこれも「あれもウソや。新規入居にともなう定期改修がされただけで、俺のために特別な改修がされた事実は全くないのよ」と明確に否定しました。複数のメディアが伝えていた内容は実態と大きく食い違っていたことになります。

日本初「ファーストジェントルマン」として公邸で静かな日々


山本氏は2025年10月に高市氏が日本初の女性首相に選出されたことで、日本初の「ファーストジェントルマン」となりました。高市氏が2026年2月18日に衆参両院の本会議で第105代首相に正式指名されると、山本氏の立場は一層注目を集めるようになりました。

しかし本人はこうした立場を好まず、「俺はマスコミには出ない"ステルス旦那"や。こうした形の取材を受けるのはこれが最後」と明言しました。今回の取材はセキュリティの厳しい公邸に住む療養中の身という事情から、電話形式で合計11回、累計約20時間にわたって実施されました。

山本氏は1990年の衆院選で初当選し8期を務めた元自民党議員で、第1次安倍晋三内閣では農林水産副大臣を歴任しました。調理師免許を持つほどの料理好きとして知られ、かつては高市氏の食事を担当する「おしどり夫婦」として親しまれていました。

2017年には「政治的スタンスの違い」を理由に一度離婚しましたが、2021年の自民党総裁選で高市氏が立候補すると全面的に支援しました。その後、自身の衆院選落選を機に再び婚姻届を提出しました。戸籍姓は「じゃんけん」で決め、負けた山本氏が「高市」姓に改姓したというエピソードも広く知られています。

介護当事者が進める政策…離職防止へ国家資格を創設へ


高市首相自身も、仕事と介護を両立してきた経験をもとに、関連政策の強化を進めています。2026年4月22日に開かれた「日本成長戦略会議」では、家事支援サービスに関する新たな国家資格(技能検定)の創設を関係閣僚に指示しました。

高市首相は「育児や介護など家事の負担による離職、これをどうしても防止したい」と強調しています。2027年秋ごろを目標に第1回の国家資格試験を実施する計画で、税制措置を含む支援策の検討も求めています。

日本では現在、「ワーキングケアラー」は深刻な社会問題となっています。40代・50代の働き盛りが介護のために仕事を辞める「介護離職」が後を絶たず、介護職の人手不足も年々深刻さを増しています。高市首相は総務大臣在任中にも実母の介護を経験しており、介護の現実を身近に知る立場から政策を打ち出してきました。

高市首相自身も健康面での課題を抱えています。40代後半に免疫異常による関節リウマチを患い、現在は片足が人工関節という状態です。睡眠を削るほどの激務が続く中での健康管理は、周囲からも強い心配の声が上がっています。

山本氏が「最後」と位置付けた今回の初告白は、これまでのメディア報道と現実の乖離(かいり)を鮮明に浮き彫りにしました。国のトップが公私ともに重い荷を背負いながら政策を前進させる姿は、同じ困難を抱える多くの介護家族の目にどう映るのか、引き続き注目されます。

まとめ


  • 山本拓氏(73)は2025年2月に脳梗塞を発症し回復したが、昨夏の転倒による尾てい骨骨折の影響が現在も残っている。
  • 現在は公邸で歩行器を使いながら生活しており、入浴・トイレなど日常生活は自力でこなせる状態にある。
  • 高市早苗首相がワンオペ介護をしているとの報道について、山本氏本人が「高市に世話をかけることはない」と明確に否定した。
  • 公邸がバリアフリー改修されたとの複数の報道に対しても、山本氏は「定期改修があっただけ」と事実を否定した。
  • 山本氏は今回の取材を「最後」と位置付け、以後メディアには出ない「ステルス旦那」として公邸に静かにとどまる考えを示した。
  • 高市首相は2026年4月22日に介護離職防止を目的とした家事支援の国家資格創設を指示し、自らの当事者経験を政策に活かしている。
  • 日本社会に広がるワーキングケアラー問題は深刻であり、制度整備の加速が求められる状況にある。

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2026-05-09 09:29:02(植村)

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