2026-03-30 コメント投稿する ▼
フーシ派参戦でブレント原油115ドル突破 紅海封鎖リスクが拡大
イエメンの親イラン武装組織フーシ派が2026年3月28日、開戦(米国・イスラエルによるイラン攻撃)以来初となる軍事行動として、イスラエルに向けて弾道ミサイルを発射しました。これを受けて中東情勢の緊張が一段と高まり、2026年3月30日の国際原油価格は大幅に上昇しました。北海ブレント原油の5月先物は一時1バレル116.75ドルに達し(約1万7000円)、同日午前時点でも前営業日比2.2%上昇の115.09ドルを記録しています。米国の代表的な原油指標であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)も2.4%上昇の102.03ドルと、100ドルの大台を維持しています。
フーシ派が「初参戦」 紅海・バブ・エル・マンデブ海峡への拡散懸念
フーシ派は2026年3月27日に声明を出し、米国・イスラエルによるイラン攻撃が激化すれば軍事介入すると警告していました。翌28日未明には実際にイスラエル南部エイラト近辺の軍事施設に向けて弾道ミサイルを発射し、今後も「抵抗戦線に対する攻撃が止まるまで作戦を続ける」と表明しています。ミサイルはイスラエル側に迎撃され負傷者の情報はありませんでしたが、市場への影響は即座に現れました。
市場が最も警戒しているのは、フーシ派の参戦が紅海とアラビア海を結ぶ要衝バブ・エル・マンデブ海峡への影響に拡大する可能性です。この海峡は全世界の海上原油物流量の約10%が通過する核心的な航路であり、スエズ運河を通じて中東産の原油が欧州へ移動する主要ルートです。フーシ派は過去にもガザ地区での戦争を機に同海峡を通過する商船を複数回攻撃した前例があります。すでにホルムズ海峡が事実上封鎖されているところに、紅海までが混乱に巻き込まれれば、世界のエネルギー供給網はさらなる二重の打撃を受けることになります。
ブレント原油、月間最大上昇率を記録する勢い
原油価格の上昇は2026年2月末から続いており、米国・イスラエルによるイラン攻撃の開始直前にあたる2月27日にはブレント原油が1バレル72.48ドルだったのが、3月9日には110ドル台を突破しました。米国とイスラエルが3月27日にイランの核関連施設や製鉄所を空爆し、イランも湾岸地域で報復したことを受けて、同日にはブレント原油が4.2%、WTIが5.5%それぞれ急騰しており、上昇傾向が止まらない状況です。このままの勢いが続けば、ブレント原油は月間ベースで過去最大の上昇率を記録する見通しです。
「フーシ派まで参戦したら紅海も危なくなる。どこまで拡大するのか、日本経済への影響が心配」
「もともとホルムズが封鎖されていたのに、バブ・エル・マンデブ海峡まで混乱したら本当に詰む」
「日本のガソリン代がさらに上がる。政府は今すぐエネルギー税を下げてほしい」
「原油100ドル超えで株も売られてる。世界中の家計が直撃されているのに、戦争は止まらない」
「115ドルって言われても現実感がない。でもスーパーで毎週値段が上がっているのは実感している」
シェブロンCEOが警鐘 「先物価格にリスクが十分反映されていない」
シェブロンのマイク・ワース最高経営責任者(CEO)は最近のエネルギーカンファレンスで「ホルムズ海峡の封鎖による物理的な衝撃がグローバルシステム全般に拡散している」と述べ、「現在の原油先物価格には、こうしたリスクが十分に反映されていない」と警鐘を鳴らしました。米海兵隊員ら約3500人が中東地域に到着したとも報じられており、軍事的な緊張はさらにエスカレートしつつあります。
地政学的リスクの拡大は金融市場全体にも重くのしかかっており、ニューヨーク株式市場の主要3指数の先物はいずれも0.5〜0.6%下落し、弱含む展開となっています。エネルギーコストの高騰が続く中、政府には財政出動や給付金ではなく、エネルギー減税や調達多様化という実効性ある対策が急がれます。(換算基準日:2026年3月30日)
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まとめ
- フーシ派は2026年3月28日、開戦以来初のミサイルをイスラエルに発射し、正式参戦を表明した
- ブレント原油は3月30日に一時116.75ドルまで上昇し、月間最大上昇率を記録する勢い
- WTIも102.03ドルと100ドル台を維持し、27日からの上昇傾向が続いている
- 紅海とアラビア海を結ぶバブ・エル・マンデブ海峡(海上原油物流の約10%が通過)への緊張拡散が警戒されている
- シェブロンのワースCEOが「原油先物価格にリスクが十分反映されていない」と警告
- ニューヨーク株式市場の主要3指数先物も0.5〜0.6%下落し、リスク回避の動きが広がっている
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