2025-04-30 コメント投稿する ▼
公約大阪万博の自動運転バスが壁に接触、エラー表示の謎と運行停止の背景
安全性に不安の声も…万博会場で自動運転バスが壁に接触 大阪メトロが原因調査
2025年4月28日、大阪・関西万博の会場で、自動運転バスがコンクリート壁に接触するトラブルが発生した。事故が起きたのは、夢洲(大阪市此花区)の会場と、舞洲のパーク・アンド・ライド駐車場を結ぶ路線上。運行を担当する大阪メトロによると、バスは回送中で乗客はおらず、けが人もいなかった。
運転士離席直後に…バスが勝手に動き出す
事故が起きたのは28日午後4時半ごろ。舞洲側の待機場で、運転士が自動運転から手動運転に切り替えて停車させた直後だった。運転士はその場で一連の操作を終え、バスを停止状態にしたつもりだったが、直後に車両が動き出し、約10メートル先の高さ50センチのコンクリート壁にぶつかった。
バスは時速7キロほどで走行していたとみられ、接触時の衝撃は大きくはなかったという。運転士は「手動モードに切り替えたところ、モニターにエラー表示が出た」と話している。大阪メトロは、操作上の問題だけでなく、車両システムの不具合の可能性も含め、原因を詳しく調べている。
全車両運行停止、安全確保を優先
このバスは大阪・関西万博に合わせて導入された電動の大型バスで、将来的には一定条件下で無人運転が可能な「レベル4」の実用化を目指している。だが、今回の事故を受け、大阪メトロは同型の5台すべての運行を29日から当面停止すると発表。会場内のシャトル輸送は、しばらく手動運転のバスで対応することになる。
万博を主催する日本国際博覧会協会は「大阪メトロからの調査結果を待って、今後の対応を判断したい」としている。
未来の技術に期待と不安が交錯
今回の事故は、「未来の交通手段」として期待されていた自動運転技術にとって、大きな痛手となった。運転士が離席した直後に車両が動き出すという事態に、ネット上でも不安の声が相次いでいる。
「自動運転って、未来感はあるけど、こんな事故があるとちょっと怖いな」
「万博の技術展示が安全面で裏目に出るのは残念」
「手動にしてもエラー出るって、もう何が正しいのかわからん」
「最先端技術よりも、まずは人命を守る仕組みを優先して」
「大阪メトロはちゃんと情報公開して、原因究明してほしい」
一方で、自動運転の導入が進む中での“つまずき”は想定内との声もある。関係者からは「こうしたトラブルを経て、技術も運用も成熟していくべき」との意見も出ている。
信頼の回復なるか 問われる対応力
自動運転バスは、人手不足対策や都市交通の効率化に向けて全国各地で実証実験が進んでいる。とりわけ大阪万博は、その技術力を世界に示す“ショーケース”とも言える舞台だ。
今回の事故を単なる「技術の問題」として済ませるのではなく、運用マニュアルの見直し、再発防止策の徹底など、総合的な対応が求められる。
万博の成功に向けて、訪れるすべての来場者が安心して乗れる輸送体制をどう築くか。大阪メトロと博覧会協会の手腕が問われている。
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値35.8、達成率は0%と評価されています。