2025-04-28 コメント投稿する ▼
公約大阪・関西万博「空飛ぶクルマ」破損トラブル発生 物体投げつけ説も浮上、再開めど立たず
大阪・関西万博「空飛ぶクルマ」にまさかのトラブル 再開見通せず
大阪・関西万博の目玉企画のひとつ、「空飛ぶクルマ」に思わぬトラブルが発生した。
機体がデモ飛行中に破損し、再開のめどが立たない状況となっている。SNSでは「物が投げつけられたのでは」との声も上がるなか、運営側は慎重に原因調査を進めている。
来場者が見守る中で起きた突然の破損
26日午後3時ごろ、大阪・関西万博会場で、米リフト・エアクラフト社製の「HEXA」がデモ飛行を披露していた。
観客に向かって操縦士が手を振った直後、大きな音とともにプロペラの一部が脱落。さらに別の部品も落下する様子が記録された。
機体はすぐさま高度を下げ、無事に緊急着陸。立ち入り禁止エリアでの飛行だったため、来場者にけがはなかった。
しかし、万博を象徴する存在だっただけに、会場は一時騒然となった。
「物が飛んできた」?SNSで憶測飛び交う
トラブル直後からSNSでは、飛行中の映像を巡って議論が広がった。
映像の中には、プロペラ脱落の直前、画面の左から右へ何かが飛び交うように見えるシーンもあり、「何者かが物を投げたのではないか」という声が続出している。
一方で、別角度の映像では外部からの物体は見えず、破損した部品が飛び散る様子だけが確認できた。
現時点で、第三者による妨害行為があったかどうかは不明だ。
専門家「金属疲労の可能性も否定できず」
慶応大学SDM研究所の中野冠さんは、「確かに石のようなものが飛んできたようにも見えるが、映像だけで断定するのは難しい」と指摘する。
さらに、「この機体は高頻度で運用されているため、金属疲労や構造上の不具合が出ていてもおかしくない」との見方も示した。
実際、「HEXA」は米国では商用化に向けた動きが進んでいる機体で、安全性には一定の評価がある。
とはいえ、万博という舞台で発生した今回の事故は、技術の信頼性に対する不安を呼び起こす結果となった。
博覧会協会「再開は未定」 丸紅も調査急ぐ
28日、博覧会協会の高科淳副事務総長は記者会見を開き、「再開時期についてはまだ何とも言えない」と説明。
運行を担う丸紅も、「全ての原因を徹底的に調査する」とコメントしている。
万博の目玉だった空飛ぶクルマの運休は、来場者の期待を大きく裏切る結果となりかねない。今後の運営に与える影響は小さくなく、運営側には早期の信頼回復が求められる。
- 「空飛ぶクルマ」が飛行中にプロペラ脱落、緊急着陸
- SNSで「物が飛んできた」説も浮上
- 金属疲労や機体不具合の可能性も
- 博覧会協会と丸紅が原因究明、再開は未定
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値35.8、達成率は0%と評価されています。