2025-04-04 コメント投稿する ▼
公約55年ぶりの再会 大阪万博に“新たな月の石”登場
今回展示される標本は、当時とは別のもの。アポロ17号のクルーが持ち帰ったこの石は、なんと約37億年前のものとされ、地球上の大半の岩石よりもはるかに古い。
在日米国大使館は「月の石は、宇宙探査を通じて長年築かれてきた日米の協力関係を象徴するもの。日本の皆さんへの感謝を込めて展示したい」とコメントしている。
月の石、再び日本へ
月の石は、過去に一度だけ日本で公開された。それが1970年の大阪万博だ。アポロ12号が持ち帰った900グラム超の標本が展示され、会場には長蛇の列ができた。多くの日本人にとって、それは“宇宙への憧れ”と“アメリカの先進技術”を目の当たりにする特別な機会だった。
そして今回、展示されるのはそれとは別の新たな標本。1972年のアポロ17号、NASA最後の有人月面ミッションで採取されたものだ。展示される石は、火山活動によってできたとされる玄武岩で、当時の月の環境や地質活動を今に伝えてくれる。
米国パビリオンは“宇宙”がテーマ
大阪・関西万博の米国パビリオンは、宇宙開発をテーマにした展示が中心だ。館内には「月の石」のほか、宇宙ロケットや宇宙望遠鏡の模型などが並ぶ。米国がリードしてきた宇宙探査の歴史と技術の歩みを、来場者は間近に感じることができる。
米国は現在もアルテミス計画を通じて、再び人類を月に送る準備を進めており、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)との連携も強化されている。今回の展示は、そうした未来の協力の礎にもなる。
注目集まるシンボル展示
「月の石」というワードには、今も多くの人の心をときめかせる力がある。科学的な価値はもちろん、歴史的、象徴的な意味合いも大きい。
展示が発表されると、ネット上では「また見られるなんて嬉しい」「前回は生まれてなかったから今度こそ見たい」といった声が上がった。開幕まで残りわずか。万博を訪れる多くの人にとって、この展示が一つの目玉になるのは間違いなさそうだ。
- 2025年大阪・関西万博の米国パビリオンで「月の石」が展示される
- 展示されるのはアポロ17号が1972年に採取した118グラムの玄武岩
- 約37億年前の岩石で、1970年の大阪万博での展示とは別の標本
- 宇宙開発における日米のパートナーシップの象徴として紹介
- 館内では宇宙ロケットや望遠鏡の模型なども併せて展示される
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値35.8、達成率は0%と評価されています。