2025-04-04 コメント投稿する ▼
公約大阪万博、開幕へ試運転開始 海外パビリオンは予定の半数
来場者はパビリオンに入館できるが、問題は海外パビリオンの建設状況だ。当初、各国が自前で建てるタイプAのパビリオンは42棟が予定されていたが、3月末時点からさらに3棟減り、テストランに間に合ったのはわずか21棟。開幕までにどこまで仕上がるのか、不安が残るスタートとなった。
SNSでの発信に期待 熱気を高めたい狙いも
テストランでは、来場者にSNSで会場の様子を発信してもらい、万博への関心を高めることも狙っている。会場では公式キャラクター「ミャクミャク」の像を前に写真を撮る人が目立ち、雰囲気は上々。東ゲートが開いた午前9時、最初の来場者たちが次々と手荷物検査を通り、足早に各パビリオンへと向かった。
大阪府茨木市から来場した桑原佳代さん(63)は「オーストラリアに住んでいる娘の話も聞いていたので、現地の文化や食べ物に触れるのが楽しみです」と笑顔で話した。
国内パビリオンは順調 飲食や物販も営業開始
国内企業や自治体によるパビリオンは全27棟が無事に参加。飲食店や公式グッズを扱うストアも営業を開始し、開幕本番さながらの雰囲気だ。運営面では、会場内の動線や案内表示、混雑緩和の方法など、実際の来場者の動きを見ながら改善点を洗い出している。
応募は35万人超 関心の高さうかがえる
テストランの参加募集には約35万人もの応募が殺到。最終的に抽選で約4万人が当選した。大阪府の公式発表によると、応募件数は12万件を超え、府民の関心の高さがうかがえる。
開幕まであと1週間 残された時間でどこまで整備できるか
開幕は4月13日。残り1週間で、特に遅れている海外パビリオンの完成がどこまで進むかが焦点だ。主催する万博協会は「できる限り多くの国のパビリオンを開幕に間に合わせたい」としているが、関係者の間では「間に合わないのでは」との声も漏れている。
- 4月4日から6日まで、万博開幕前の予行演習「テストラン」が実施されている
- 関係者や抽選で選ばれた府民9万人を無料招待し、実際の運営を検証
- 各国自前建設の「タイプA」パビリオンは42棟中21棟と、予定の半数にとどまる
- 国内パビリオン27棟はすべて参加し、飲食やグッズ販売も本格稼働
- テストランの応募者は35万人超、関心の高さが際立つ
- 開幕は4月13日、残る1週間で整備や課題改善が急務
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値35.8、達成率は0%と評価されています。