2025-03-24 コメント: 5件 ▼
【大阪府ダンス動画制作費問題】吉村知事「1億2000万円はデマ、実際は約200万円」SNS投稿に削除・訂正求める
■ ダンス動画制作の経緯
大阪府は「健活10(ケンカツテン)」というキャッチコピーのもと、生活習慣の改善を通じて健康寿命の延伸を目指す健康推進活動を展開している。この活動の一環として、3月21日に吉村知事が出演するダンス動画をSNS上で公開した。動画では、大阪・関西万博のオフィシャルテーマソングであるコブクロの『この地球の続きを』に合わせてダンスを披露している。吉村知事は、ダンスが苦手ながらも若手職員からの参加要請を受け、恥を忍んで参加したと述べている。
■ 制作費に関するデマの拡散
しかし、この動画に関してSNS上で「制作費が1億2000万円かかった」という情報が拡散された。これに対し、吉村知事は3月24日の取材で、実際の制作費は約200万円であると明言し、「デマです」と強く否定した。さらに、投稿者に対して動画の削除と訂正を求め、「これ以上拡散すると部局に対する名誉棄損になる」と警告した。
■ 制作費の内訳と関係者のコメント
吉村知事は、拡散されている「1億2000万円」という数字は、「健活10」の活動全体の2カ年の総費用であり、ダンス動画単体の制作費とは異なると説明している。また、動画の制作に関しては、特定の政党からの資金援助は受けておらず、合同会社Qooが全ての制作費を負担していることが明らかになっている。
- 大阪府の健康推進活動として、吉村知事が出演するダンス動画が公開された。
- SNS上で制作費が「1億2000万円」とのデマが拡散された。
- 吉村知事は制作費は約200万円であると否定し、投稿者に削除と訂正を求めた。
- 実際の制作費は合同会社Qooが全額負担している。