2025-02-16 コメント投稿する ▼
「大阪・関西万博、67%が「行きたいとは思わない」 関心の低さが浮き彫りに
毎日新聞が15日と16日に実施した世論調査の結果、4月に開幕する大阪・関西万博について、来場意向を尋ねたところ、67%が「行きたいとは思わない」と回答し、「行きたいと思う」(16%)を大きく上回ったことがわかった。
■地域別の来場意向
調査では、衆院選の比例代表のブロック別に見ていくと、「行きたいと思う」と回答した割合が最も高かったのは近畿ブロックで28%、次いで四国ブロック27%、九州ブロック20%という結果になった。しかし、その他の8ブロックでは2割を切り、特に近畿ブロックでも「行きたいとは思わない」が50%を超えているという結果だった。
■政党支持者層の意見
大阪・関西万博を推進する日本維新の会の支持層に限っても、「行きたいとは思わない」との回答が39%と、逆に「行きたいと思う」(33%)よりも多い結果となった。これは、万博に対する関心が必ずしも支持政党と一致していないことを示している。
■迷っている人も多い
また、「行くかどうか迷っている」と答えた人も全体で16%に上り、万博への関心が高いわけではないが、まだ決めかねている層も少なくないことがわかる。この結果からも、万博のプロモーション活動をどう進めるかが、今後の課題となりそうだ。
これらの調査結果は、大阪・関西万博に対する関心が地域や支持政党によって大きく異なることを示唆しており、今後、効果的な広報活動が求められると言えるだろう。