2025-02-05 コメント投稿する ▼
大阪府、府立高校に短期留学制度導入へ 2028年度までに全校で実施
制度の概要
対象校:全日制の府立高校148校
姉妹校提携:各校が英語圏の高校と姉妹校提携を結ぶ
留学人数:各校から約20人の生徒を選抜
留学期間:1週間から10日間
費用補助:1人あたり10万円を府が補助し、残りは自己負担
この取り組みは、全国初の試みである。
実施スケジュール
2025年度:既に姉妹校提携を持つ49校で先行実施
2027年度:全校での姉妹校提携を完了
2028年度:全府立高校での短期留学制度を本格実施
府は、全校での短期留学の導入が完了する2028年度以降、毎年約4.7億円の予算を見込んでいる。
制度導入の背景と目的
現在、府立高校のうち49校が海外姉妹校を持ち、そのうち半数程度が独自で短期留学を実施している。しかし、渡航費用の高騰などで研修の継続が困難な状況があった。
この制度導入により、全ての生徒に海外経験の機会を提供し、英語でコミュニケーションを取る意識を育成することを目指している。
吉村洋文知事は、「言語力が高くなくても英語で話すマインドを身につけることは、これからの社会を生きていく上で非常に重要だ」と述べている。