自民党大会から連合・芳野友子会長を締め出し 夫婦別姓めぐり高市政権と深まる対立

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自民党大会から連合・芳野友子会長を締め出し 夫婦別姓めぐり高市政権と深まる対立

自民党が2026年4月12日に東京都内で開く党大会に、連合(日本労働組合総連合会)の芳野友子会長を招待していないことが分かりました。自民関係者が2026年3月26日に明らかにしたものです。芳野氏は高市早苗首相(自民党総裁)が石破政権下の2025年3月の党大会に連合会長として2005年以来20年ぶりに出席したばかりでした。しかし今回、自民の幹部は「政治情勢を踏まえ、招待を見送った」と説明しており、わずか1年での方針転換となります。

選択的夫婦別姓をめぐる根深い対立


今回の招待見送りの背景には、選択的夫婦別姓制度をめぐる芳野氏と高市政権の根本的な考え方の違いがあります。

芳野氏は2025年3月の党大会で来賓として登壇し、今国会での選択的夫婦別姓制度の創設を強く求めました。同年には連合が立憲民主党(立民)提出の導入法案の成立を各党に働きかける方針を決定し、芳野氏自身も玉木雄一郎・国民民主党代表らと相次いで会談するなど、積極的な活動を続けてきました。

一方、高市首相は選択的夫婦別姓制度に長年反対してきた保守派の代表格です。2026年2月には法相に対し、夫婦同姓の原則を維持しながら旧姓を住民票や免許証などに単記できる制度の検討を指示しました。自民党と連立を組む日本維新の会(維新)との連立合意書にも、旧姓使用の法制化法案を今通常国会に提出し成立を目指すと明記されています。

自民党保守系議員は2025年3月の党大会で芳野氏が選択的夫婦別姓の実現を呼びかけたことに強い反発を示しました。その後、自民党内の検討ワーキングチーム(WT)でも複数の議員が苦言を呈し、その内容を党執行部にも伝えると明かしています。

連立パートナーに維新・吉村代表を招待


今回の党大会では、連合の芳野氏を外す一方で、日本維新の会の吉村洋文代表らを来賓として迎えることが確認されています。自民は2026年3月26日に党大会運営委員会を党本部で開き、この方針を固めました。

高市・吉村両氏が共同で連立政権を運営している現状を踏まえれば、連立パートナーである維新を前面に立てる姿勢は政権の論理として理解できます。しかし逆に言えば、労働者を代表する立場のはずの連合会長を締め出し、政策面で歩調の合う連立相手を優遇するという構図が鮮明になりました。

「連合の会長を呼ばないなんて、労働者への敬意がなさすぎる。何のための政労使なのか」
「別姓に賛成意見を言っただけで招待取り消しって、それこそ言論弾圧じゃないの?自民は怖い」
「芳野会長が労働問題より夫婦別姓ばかり言うから呼ばれなくなったんでしょ。労組として優先順位おかしい」
「旧姓の通称使用の拡大で十分対応できると思う。別姓別姓と騒ぐより現実的な解決策を考えてほしい」
「自民と維新の連立、国民の声より政党の都合ばかり優先させてる気がして信用できない」

夫婦同姓か旧姓通称か、30年来の課題が再燃


選択的夫婦別姓をめぐる問題は、1996年に法制審議会(法相の諮問機関)が民法改正要綱で導入を答申して以来、30年以上にわたって解決されていません。

高市首相は2026年1月の党首討論会でも「旧姓の通称使用を認めることと、戸籍までファミリーネームをバラバラにするという夫婦別氏は全く別ものだ」と述べ、選択的別姓には距離を置く姿勢を鮮明にしています。2023年に婚姻した夫婦のうち約94.5パーセントが夫の姓を選択しており、改姓する妻側への負担は依然として大きい状況です。

高市政権が推し進める旧姓の通称使用拡大は、夫婦同姓の原則を守りながら社会生活での不便を軽減するという考え方です。しかし批判する側からは、通称使用はあくまで便宜的なものであり、年金・納税・医療といった公的手続きでは旧姓が使えない場面が多いとして「根本的な解決にはならない」という声も出ています。

今回の招待見送りは、夫婦別姓をめぐる政治的な対立が一段と深まったことを象徴する出来事です。高市政権と連合の間に横たわる溝は埋まる気配がなく、2026年夏の参院選に向けた各党の動向にも影響を与えそうです。

まとめ
  • 自民党は2026年4月12日の党大会に連合・芳野友子会長を招待しないことが判明
  • 2025年3月の党大会には20年ぶりに招待・出席していたが、わずか1年で方針転換
  • 背景には芳野氏が党大会で選択的夫婦別姓の実現を強く求め、保守系議員が反発したことがある
  • 高市政権は選択的夫婦別姓に反対し、旧姓通称使用の法制化を推進する立場
  • 今回の党大会では連立相手・維新の吉村洋文代表を来賓として招く方針を確認
  • 夫婦別姓問題は1996年の法制審答申から30年超、未解決のまま参院選の争点になる可能性

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2026-03-26 17:49:58(うみ)

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