リニア中央新幹線、静岡の水問題で前進 鈴木知事「大きな山は越えた」も課題なお山積み

1 件のGood
0 件のBad

リニア中央新幹線、静岡の水問題で前進 鈴木知事「大きな山は越えた」も課題なお山積み

リニア静岡工区、水資源問題で対話終了 鈴木知事「大きな山を越えた」


リニア中央新幹線の静岡工区を巡る長年の懸案、水資源問題が一区切りを迎えた。静岡県の鈴木康友知事は6月10日の定例会見で、JR東海との間で続けてきた水問題に関する協議が終了したことに言及し、「一番大きな争点だった水の問題が対話を終えたことで、リニアの議論は大きな節目を迎えた」との認識を示した。

「最大のハードル」越え、前進へ


リニア工事では、トンネル掘削による大井川の水量減少が最大の懸念とされ、地元自治体や市民から強い反発を受けてきた。これに対し、JR東海は水の全量戻しを約束し、県との対話を進めてきた。鈴木知事は「水問題という大きな山は越えた。これからは工程短縮に向け、できるだけ努力したい」と語り、建設再開への道筋を探る姿勢を見せた。

残された課題:生態系と「要対策土」


ただし、すべてが解決したわけではない。南アルプスの生態系に対する代償措置、発生土処理を含めた環境対策、そして自然由来の重金属を含む「要対策土」の扱いといった新たな課題が残されている。

特に「要対策土」については、県の条例で盛り土による使用が原則禁止されている中、JR東海はあくまで盛り土処理を計画。これに対し鈴木知事は、「条例に基づき、専門部会でしっかり検討・対応していただきたい」と述べ、引き続き県の科学的見解に委ねる姿勢を強調した。

国と県、JRの調整加速なるか


リニア中央新幹線の開業は2041年を目指しているが、静岡工区の工事停滞は全体スケジュールに影響を及ぼしてきた。今回の発言で静岡県側が前向きな姿勢を打ち出したことにより、国土交通省やJR東海はさらなる調整を加速させる可能性がある。

SNSの声


「鈴木知事がようやく“前向き”になった。大きな一歩」
「水問題クリアは歓迎。でも重金属含んだ盛り土は不安」
「次の論点は南アルプスの自然破壊、そっちもちゃんとやって」
「静岡がんばれ。リニアは急ぎすぎてはいけない」
「対話は終わったが、納得したわけじゃない。引き続き監視が必要」

コメント投稿する

2025-06-11 11:51:54(植村)

1 件のGood
0 件のBad

上記の鈴木康友の活動をどう思いますか?

コメント投稿

コメントを投稿することができます。管理者の確認後公開されます。誹謗中傷・公序良俗に反する投稿は削除されます。

※サイト運営スタッフにより内容が確認後公開されます。24時間以内に確認されます。

関連する活動報告

GOOD/BAD評価

人気のある活動報告

7日間でコメント投稿数が多かった活動報告

関連書籍

市長は社長だ 浜松市が1314億円の借金を返せた理由

市長は社長だ 浜松市が1314億円の借金を返せた理由

鈴木康友

新着記事

検索

政治家の名前検索、公約の検索が行えます。

ランキング

政治家や公約の各種ランキングを見ることができます。

ランダム評価

公約・政策がランダム表示され評価することができます。

選挙情報

今からの選挙・過去の選挙結果などが確認できます。

アンケート

当サイトで行っているアンケート・投票にご協力ください。

「先生の通信簿」は、議員や首長など政治家の公約・政策を「みんなで」まとめるサイトです。また、公約・政策に対しては、進捗度・達成度などを含めたご意見・評価を投稿することができます。

政治家や議員の方は、公約・政策を登録し有権者にアピールすることができます。また、日頃の活動報告も登録することができます。

選挙の際に各政治家の公約達成度や実行力など参考になれば幸いです。

※この情報は当サイトのユーザーによって書き込まれた内容になります。正確で詳しい情報は各政治家・政党のサイトなどでご確認ください。

X (Twitter)

標準偏差:20.84