2026-04-04 コメント投稿する ▼
安野貴博党首が面接でPC打ち続け受験者困惑 チームみらいの秘書採用方式とは
チームみらいは2025年の参院選で安野氏が当選し、2026年の衆院選で11議席を獲得して国政政党として急拡大しました。 永田町関係者によると、既存の政党では「議員が自身のツテで探したり、事務所が求人サイトで募集したりするのが一般的」ですが、チームみらいは党が一括で採用し、執行部が各議員に秘書を割り当てるという企業や省庁に近い方式を採用しています。
チームみらいは2025年の参院選で安野氏が当選し、2026年の衆院選で11議席を獲得して国政政党として急拡大しました。新たな議員が11人加わったことで、党が直面している喫緊の課題の一つが議員秘書の確保です。永田町関係者によると、既存の政党では「議員が自身のツテで探したり、事務所が求人サイトで募集したりするのが一般的」ですが、チームみらいは党が一括で採用し、執行部が各議員に秘書を割り当てるという企業や省庁に近い方式を採用しています。
3回の面接、3回とも同じ質問
実際に秘書採用試験を受験した秘書経験者によると、面接は計3回行われたといいます。初回は議員との1対1、2回目は別の議員と安野党首の妻・黒岩里奈氏(35)との2対1で、いずれもオンライン形式でした。最終面接とみられる3回目のみ、安野党首と議員会館で1対1の対面形式で実施されたといいます。
異例だと感じた点について、受験者はこう振り返りました。「3回とも同じ質問をされたことです。『これまでどんな仕事をしていたか』『仕事上の実績はどんなものか』、そして『党への疑問はあるか』の三つでした」。秘書経験者として「秘書はあくまで黒子で、実績は議員に帰すもの」と説明すると「そうですか……」と残念そうな様子で、「国会質問用の資料を作ったことがある」と伝えると、安野氏は身を乗り出すように「いつですか?」と興味を持ったといいます。
「最終面接はAIエンジニアらしかった。PCをたたき続けていて、集中できているのか少し不安でした」
「秘書をどうまとめればいいか聞かれた。設立間もない政党だからノウハウが欲しかったのでは」
キーボード音が響いた最終面接のリアル
最終面接を担当した安野氏について、受験者は「AIエンジニアらしい印象だった」と語っています。面接中、安野氏はノートPCのキーボードを打ち続けており、「カチャカチャッ、ターンッと鳴り響く音で話に集中できず……。感じが悪いというのではありませんが、しっかり話を聞いてくれているのか、少し不安を感じた」と明かしました。
複数の別の受験者も、それぞれ印象的なやりとりを経験しています。「秘書と党職員の業務を両方お願いしたい」と言われ「それは越権行為ではないか」と答えたBさんは、いまだ採否の通知がないといいます。一方、「政策に関する問いに、不採用を覚悟で『全く分かりません』と答えたら採用通知が来た」というCさんも。正直さを評価する選考方針がうかがえます。
「越権行為と言ったのに採否連絡がない。どういう基準で決めているのか少し疑問です」
「政策が分からないと正直に言って受かるなら、素直な人を求めているのでは」
「議員・秘書・職員が一つのチーム」を目指す党の狙い
チームみらいの広報によると、「秘書も党の一員ですので、党が定めた基準を満たす方を幹部や議員と面談し、担当議員の意向を踏まえて採用しています」とのことです。「議員・秘書・職員が一つのチームの政党」を目指すという方針を掲げています。
在京の秘書は議員との距離が近く、永田町では「相性の良し悪しが大切」(現役秘書)とされています。個々の議員ではなく党が採用を一元管理するこの方式は、秘書が特定の議員に私的に囲い込まれるリスクを防ぐという利点がある一方で、個々の議員との相性のミスマッチが生まれる可能性も指摘されています。設立間もない政党ゆえの試行錯誤が見え隠れしますが、AIエンジニアがトップを務める新しい政党が、永田町の採用文化をどこまで変えられるかが問われています。
「党が一括採用は合理的だけど、議員との相性を本当に考えているのか気になる」
「安野さんらしい組織運営だと思う。政治の世界でも変えていってほしい」
チームみらいは2026年3月の段階で衆参合計12名の国会議員を擁しており、秘書の確保は急務です。ユニークな採用プロセスが政党としての新しい文化を育てるのか。それとも組織が大きくなるにつれて既存政党の慣習に近づいていくのか。永田町の注目が集まっています。
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まとめ
- チームみらいの秘書採用は党が一括採用し執行部が各議員に割り当てる「企業型」の方式
- 面接は計3回で、初回・2回目はオンライン、最終のみ議員会館での対面形式
- 3回とも「これまでどんな仕事をしたか」「仕事上の実績はどんなものか」「党への疑問はあるか」の3問が繰り返された
- 安野貴博党首が面接中もノートPCをたたき続けており、受験者が「しっかり聞いてくれているか不安」と感じた場面も
- 「政策が全く分からない」と正直に答えた受験者が採用されるなど、正直さを評価する傾向がうかがえる
- 党は「議員・秘書・職員が一つのチーム」を目指すと説明
- 衆院選で11人が当選し急拡大。秘書の確保は喫緊の課題となっている