2025-08-02 コメント投稿する ▼
神谷宗幣代表「参政党は差別に断固反対」正当な主張が妨害される異常事態に警鐘
参政党への妨害に「看過するな」 神谷宗幣氏が記者会見で訴え
参政党の神谷宗幣代表が8月1日、記者会見で選挙期間中の妨害行為や一部メディアの報道姿勢に対し、毅然とした態度で異議を表明した。
神谷氏はまず、参政党が掲げる「日本人ファースト」が誤って「排外主義」や「外国人差別」と批判されている現状について、「われわれは排外主義を否定し、外国人差別も断じて許さない立場を明確にしている」と強調。「差別に反対するからこそ、街頭でも繰り返し説明してきた。だが、事実を無視して騒ぎ立てる人たちに演説が妨害され、党員が危険を感じる場面すらあった」と語った。
同党のボランティア党員が妨害者に詰め寄られたり、警察に保護を要請する事態が発生する中、神谷氏は「これは半ば暴力に近い」と表現。「政治的な主張があっても、他者の言論を封じる行為は、民主主義の根幹を揺るがす」と訴えた。
「外国人差別ではない」――誤解を招く印象操作に苦言
「日本人ファースト」というフレーズについて、神谷氏は「自国民の安全や生活を優先するという当たり前の政策理念。各国が自国民を優先するのは普通の話であり、差別ではない」と語る。外国人排斥を意図したものではなく、むしろ法の下の平等を重視する政策であるにも関わらず、「意図的に差別的だと決めつけられ、事実を無視した批判が繰り返されている」と憤った。
記者会見では、東京15区補選で問題視された「つばさの党」の妨害事件を例に挙げ、「われわれも非常に似た状況を経験した」としながら、「正当な政治活動が妨げられたのに、マスコミはまともに取り上げなかった」と報道機関の責任を指摘した。
さらに、「中立であるべきメディアが、妨害行為をあたかも正当な抗議のように扱うことは極めて問題。事実に基づかない印象操作がまかり通れば、健全な民主主義は崩壊する」と語気を強めた。
知る権利を守れ 「候補者の声を聞く自由は国民のもの」
神谷氏が繰り返し強調したのは「聴衆の知る権利」だ。「我々が主張を発するのは、支持者のためだけではない。賛否に関係なく、国民が候補者の意見を直接聞いて、自ら判断する権利がある。それを妨げる自由は誰にもない」と述べた。
この発言は、街頭演説を妨害された多くの場面において、参政党の支持者だけでなく、一般の通行人や聴衆も混乱や不快感を抱いたという事実に裏打ちされている。神谷氏は、「演説の場は民主主義の原点だ。どんな思想の政党であれ、発言の自由は守られなければならない」と語り、有権者の権利を守るためにこそ、あらゆる妨害を排し、公平な選挙環境を整えるべきだと訴えた。
「戦争に反対」平和的な国家ビジョンと責任ある防衛観
神谷氏は会見で「われわれは戦争に反対している。絶対に戦争を起こしてはいけないという思いで、抑止力を高めて平和を維持する」との立場も明確にした。防衛力の強化と戦争回避は矛盾するものではなく、現実的な国際情勢を見据えた責任ある対応であるとの認識を示している。
平和を願いながらも、無防備であることがむしろ戦争のリスクを高めるという視点は、多くの国民にとって理解しやすいものだ。こうしたバランス感覚こそ、極端な思想やイデオロギーに偏らずに国の未来を考える政治に必要とされている。
有権者の声
「神谷さんの『日本人ファースト』は当たり前の話。差別じゃなくて責任感だと思う」
「参政党の街宣を見に行ったけど、妨害が本当に怖かった。警察が来てやっと落ち着いた」
「メディアが妨害を正義みたいに報じてたのはショック。真実が見えにくくなってる」
「外国人差別を否定してるのに、どうして偏見で見られるのか不思議だ」
「『聞く自由』も民主主義。神谷さんの言ってることは筋が通ってると思う」