2025-07-18 コメント投稿する ▼
神谷宗幣氏「立憲が伸びれば外国人参政権も」 参政党が日本の主権と価値観の防衛を訴え
神谷宗幣氏が危機感あらわ 「立憲が伸びれば外国人参政権」参政党が訴える保守の防衛線
「左派政権で日本が壊れる」神谷氏が岐阜で警鐘
7月20日投開票の参院選に向けて、参政党の神谷宗幣代表が18日、岐阜市で街頭演説を行い、立憲民主党を強くけん制した。神谷氏は、選挙戦終盤で与党に逆風が吹いている情勢を受け、「このままいくと立憲が伸びてしまう。そうなれば、自民党と連立を組んで増税し、外国人参政権を進める恐れがある」と訴え、保守層の危機感をあらわにした。
神谷氏は演説の中で、「今の政権も頼りないが、だからといって“立憲共産党”に入れたらもっと危険だ」と述べ、野党連携に警戒を強めた。その上で、「左翼が目指しているのは、移民政策の加速と外国人への参政権付与。日本人の権利を守るために、今この流れを止めなければいけない」と訴えた。
さらに、神谷氏は「選択的夫婦別姓やLGBT理解増進など、“リベラル政策”が一気に押し寄せてくる。日本の伝統や家族制度が破壊されてしまう」と危機感をあらわにし、集まった支持者の前で声を張り上げた。
「移民政策を拡大し、外国人に参政権を」神谷氏が野田氏に反論
同日、立憲民主党の野田佳彦代表は広島市で、「日本人と外国人を分けてはいけない。日本人と同様に遇すべきだ」と演説。これに対し神谷氏は「外国人と同様に扱うというなら、いずれ参政権も認めるということだ」と反論。「国民の代表を選ぶのは日本国籍を持つ者に限られるべきであり、外国人への参政権付与は主権の侵害だ」と断じた。
神谷氏はまた、「労働力不足を理由に移民を受け入れ、共生だの多様性だのと言う前に、日本人の生活を守る政治をすべきだ」と批判を強め、「外国人に生活保護を与えたり、選挙権を与えたりする前に、まず自国民の安全と利益を最優先に考えるべき」と訴えた。
神谷氏の主張に共感と賛否の声
神谷氏の演説はSNS上でも注目を集め、多くの反響が寄せられている。外国人参政権を含むリベラル政策への懸念が浮き彫りになる中、有権者の間でも賛否が分かれている。
「神谷さんの言う通り。外国人参政権なんて絶対に許してはいけない」
「多文化共生の名のもとに、日本人の権利が後回しにされている」
「立憲が与党になったら、本当に外国人優遇が進みそうで怖い」
「保守とか左翼とかより、生活が苦しい中で移民が優遇される構造をなんとかしてほしい」
「外国人と共生したい気持ちはあるが、選挙権は別の話」
外国人参政権は、長年にわたって政治の火種となってきたテーマであり、選挙戦の終盤で再び焦点に浮上してきた。神谷氏のように強硬に反対する声がある一方で、野田氏のように「多文化共生」を重視する立場もある。有権者にとって、単なる外国人政策の問題にとどまらず、「日本とは何か」を問う選択肢にもなっている。
日本のかたちを守るか、変えるか 分岐点に立つ参院選
神谷氏は最後に「この国の主権を守るかどうかの分かれ道が、今この選挙にある」と語った。自民党・公明党への不信が広がる中で、「立憲に政権を取らせてはならない」とする保守派の動きは強まりつつある。だが、支持を拡大するためには、単なる警鐘だけでなく、具体的な政策と現実的な展望も求められる段階に来ている。
参院選は、経済や社会保障だけでなく、日本の価値観と主権に関わる選択でもある。外国人の権利をどこまで認めるのか。その線引きが、今、国民に問われている。