2025-02-19 コメント投稿する ▼
参考人招致巡る対立で予算委員会開会遅延 安住委員長が自民党批判
衆院予算委員会の開会遅れる
衆議院の予算委員会は、19日午前9時から石破茂総理らが出席し、集中審議が行われる予定でしたが、参考人招致を巡る与野党の対立により、開会が遅れています。
参考人招致を巡る与野党の対立
今回の焦点は、自民党の安倍派の元会計責任者の参考人招致です。この人物は、政治資金パーティーに関する問題での証言が求められており、これを巡って衆院予算委員会で参考人招致が決定されました。
しかし、元会計責任者は招致に応じない意向を示しており、招致自体が都内のホテルで非公開で行われる見込みです。
与野党の協議決裂
予算委員会に先立って行われた理事会では、開催方法や聴取方法を巡って与野党の協議が行われましたが、結局折り合いがつかず、予算委員会の開会が遅れる事態となっています。
安住予算委員長の反発
安住淳予算委員長(立憲民主党)は、自民党側の対応に強い不満を示しています。
特に、自民党が日時や公表場所を一切マスコミに明らかにしないよう求めたり、質問内容に対して事前の配慮を求めたりしたことについて、質問権にまで干渉してきたと指摘しています。
「議決で決めたことに対して、質問内容や公表するかどうかまで口を挟むのは許せない」と語り、強く反発しています。
予算案審議への影響
予算委員会の開会が遅れたことで、2025年度予算案の審議が始まる時期にも影響が出る可能性があります。与野党の対立が続く中、国会の運営が滞ることへの懸念が高まっています。