2025-02-05 コメント投稿する ▼
安住委員長、橋本氏の要求に反論 自衛官出席問題で衆院予算委員会での一幕
■橋本氏の発言と安住委員長の反論
橋本氏は、事前に複数の制服組幹部の予算委出席を求めましたが、戦後一度も答弁に立った例がないとして、同委理事会で認められなかったと述べました。
これに対し、安住委員長は、国民民主党も合意した上で決まったことだと指摘し、「先の大戦のことも踏まえて、文民統制の観点からそうしてきたわけで、偏った考えで判断していない」と反論しました。
■文民統制の重要性と委員長の強い姿勢
橋本氏が「制服組を国会に呼べない法的根拠はない」と主張すると、安住委員長は審議を一時中断し、「文民統制の重みをわきまえて国会はやってきた。行き過ぎたひぼう中傷は看過できない。戦後長いルールの中で重く積み上げてきたもので、防衛省の組織として責任を持ってここで答弁をしていることを否定するようなことは許されない」と強く一喝しました。
この発言を受け、橋本氏はそれ以上この問題を取り上げることはありませんでした。
■安住淳委員長の経歴
安住淳氏は1962年1月17日生まれの日本の政治家で、立憲民主党に所属する衆議院議員(10期)です。
これまでに衆議院予算委員長、財務大臣(第15代)、政府税制調査会長(第11代)、衆議院安全保障委員長、民主党選挙対策委員長、民主党国会対策委員長(第15代)、民主党幹事長代行(第2代)、民進党国会対策委員長(初代)、民進党代表代行(第2代)、旧立憲民主党国会対策委員長(第2代)、立憲民主党国会対策委員長(初代・第3代)などを歴任しています。
宮城県牡鹿郡牡鹿町(現・石巻市)生まれで、現在は立憲民主党宮城県連代表を務めています。