2025-03-03 コメント: 1件 ▼
外国免許切替制度の見直しへ向けた議論、三木圭恵氏が指摘
■三木圭恵氏の指摘
三木圭恵氏は、3月3日の衆院予算委員会で質疑を行い、「筆記試験(知識確認)が非常に簡単であり、外国人が住民票なしで、ホテルの住所を使って免許証を取得できる」と指摘した。
また、「外免切替で取得した免許証は、日本人が使う免許証と形状や材質が全く同じであり、日本の免許証の信頼度が低下する恐れがある」と強調した。
これに対し、坂井氏は調査を進め、改善に向けた検討を進める意向を示した。
■坂井国家公安委員長の見解
坂井氏は、外免切替制度について「学科試験は私が見ても簡易、安易なものである」と述べつつも、「技能試験はしっかりとした内容で、通過率は29%となっている」と説明した。
さらに、他国の外免切替制度の調査を行っており、15カ国以上に照会をかけていることを明かした。その結果を基に、制度と運用の両面からの改善を進める意向を示した。
■今後の展望と課題
外免切替制度を巡る議論は、今後も続く見込みだ。外国人ドライバーによる事故防止や日本の免許証の信頼性確保のため、制度の見直しが求められている。
坂井氏は「より改善していく視点から、他国の制度を参考にしながら検討する」と述べており、今後の改革に注目が集まる。