2025-07-04 コメント投稿する ▼
中谷めぐ氏「普通の母親が政治を語る理由」 生活現場から訴える“リアルな政治” 参院選千葉
「政治家が何を言ってるか、分からない」主婦の叫び
参院選が公示され、千葉選挙区に参政党から立候補した中谷めぐ氏(43)が、JR西千葉駅前で街頭演説を行った。ネイリストとして働きながら14歳と15歳の子を育てる現役の母親でもある中谷氏は、約10分間にわたり、自身の生活体験をベースに、働く母親たちが抱えるリアルな課題を切々と語った。
「私、中谷めぐは普通の主婦です。政治家の街頭演説を聞いても、何を言ってるのか分からないことが多い。だけど、毎月の税金や社会保険料はちゃんと取られてる。おかしいと思いませんか?」
こう訴える中谷氏の言葉に、多くの通行人が足を止めた。母親として、生活者としての言葉が、そのまま政策提言になっていた。
「言葉が刺さる。まさに自分のこと」
「こういう人にこそ政治をやってほしい」
「共働きが当たり前って、誰が決めたの?」
「主婦の視点が欠けていた日本の政治に風穴を」
「共感しかない。選挙に行こうって思った」
「延長保育3倍」に見る今の日本 働く母の現実と政治のズレ
演説では、延長保育の利用状況が10年前の1クラスから現在は3クラスに増えている事実を紹介。「これは“便利になった”んじゃない。働かないと家計が回らない家庭が増えたということ」と指摘した。
さらに「本当は子どもとゆっくり過ごしたい。だけどそれが“贅沢”になってしまった」と話し、現行制度の矛盾を鋭く突いた。こども家庭庁が創設されても、「周囲のママ友で“恩恵を感じている”という人はいない」と述べ、政策と現場の乖離を強く問題視した。
「消費税を減らす」「手取りを増やす」 誰もがわかる言葉で経済を語る
中谷氏は、政治が国民を豊かにするための采配ができていないと指摘し、「まずは消費税の段階的廃止を」と力を込めた。「働きたくないと思っている母親が、無理して働かなくていい社会にしたい。そのためには“手取りを増やす”政治をやる」と話した。
また、「減税」と並び、「お金の使い道を説明しない政府」に対する疑問も投げかけた。「われわれが毎月納めている税金が、どこにどう使われているのか、まったく見えてこない。これは国民への説明責任の欠如です」と断じた。
「消費税ゼロとか夢みたいだけど、主婦が言うと説得力ある」
「政治家より、この人の方が現実見てる」
「手取りを増やすって、当たり前の要求じゃない?」
「家計が限界。こういう声を代弁してくれるのがありがたい」
「いまの政治、ほんとに誰のためにあるのか考えさせられた」
外国人受け入れと治安問題 生活現場からの警鐘
中谷氏は、外国人受け入れについても言及。「我孫子市でも急に外国人が増えた。労働力として助かっているのは事実。でも文化やルールの違いでトラブルも増えている」と語った。
14歳の娘がいる中谷氏は、「女の子が安心して夜出歩ける街であってほしい。治安や生活の安心、安全が後回しにされていないか」と訴え、「行き過ぎた外国人受け入れには、しっかりと規制を設けるべき」と主張した。
「政治を信じられない」からこそ始めた活動
「政治家の言葉を信じられなくなった」と語る中谷氏は、「だからこそ、普通の主婦が立ち上がった」と明言。参政党の活動についても、「どこからも献金を受けず、全国の仲間が自分のお金と時間を使って活動している。誰かに命令されてやっているわけではない」と説明し、「子どもや孫に安心して暮らせる日本を残したい」と訴えた。
政党が信じられず、候補者も信じられない。そんな声が日本中で聞かれるようになった中、普通の母親が“政治の当事者”としてマイクを握る姿は、多くの共感を呼び起こしている。
「なかやめぐ」ひらがな5文字の挑戦
「選挙なんて無駄」「誰がやっても一緒」とあきらめていた人たちに、「1票が日本を変える」と語りかける中谷氏。SNSでも「中高生にでも分かる言葉で政治を発信したい」と言い切る。
「私は主婦ですが、だからこそ、いまの政治に物申す」と語るその声は、どこか懐かしくも、同時に新しい。