2025-06-25 コメント投稿する ▼
懲戒免職の元警視が再び児童買春で逮捕 沖縄県警の不祥事に批判噴出「守る側が犯罪者」
またも児童買春で逮捕 沖縄県警元警視の再犯に衝撃
沖縄県警の元警視だった男(47)が、再び児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)と不同意性交の疑いで逮捕された。男は昨年、SNSを通じて知り合った10代の少女に金銭を渡し、性的行為に及んだとされる。しかも現場は、那覇市内の有料駐車場に止めた自車内だった。
県警は25日、少女の保護者からの相談を受けて捜査を開始。防犯カメラ映像の分析や少女への聞き取り調査を経て、男が犯行に関与した疑いが強まったとして逮捕に踏み切った。少女にけがはなかったが、心的影響は計り知れない。
驚くべきは、この男が2023年3月にも同様の児童買春事件で逮捕され、懲戒免職となっていたという事実だ。当時もSNSで接触した女子中学生に現金を支払い、性的関係を持ったとして略式起訴されている。つまり今回の逮捕は“再犯”であり、しかも過去の前歴を踏まえても、更生の兆しが全く見られなかったことになる。
「守る側が犯罪者に」元警察幹部の再犯に怒りと失望
この事件は単なる一個人の性犯罪にとどまらず、警察組織そのものへの信頼を揺るがす深刻な問題だ。警察官という立場で法を守る側にいた人間が、自らその立場を悪用し、弱い立場の未成年を食い物にするという構図は、国民の正義感を真っ向から裏切るものだ。
ネット上では怒りと失望が噴き上がっている。
「またかよ。元警視が再犯って、もはや警察の面汚し」
「1回目で終わらず再犯って、懲戒免職だけで済ませた前回の処分が甘すぎたんじゃないか」
「守る立場の人間が未成年に手を出すとか、終わってる」
「警察OBってだけで逮捕が遅れてたんじゃないのか?勘ぐってしまう」
「少女にけががなくても、精神的ダメージは一生残る。加害者はその重さを考えろ」
県警は、共犯とされる別の男性についても任意で捜査を進めており、今後さらに関係者の摘発が広がる可能性もある。また、今回の男が過去にも同様の手口を繰り返していた疑いもあることから、捜査は他の被害事案の有無も含めて継続されている。
組織としての責任 「再発防止」だけでは済まされない
前回の事件発覚後、県警は男を懲戒免職とし、「厳正に対処した」と説明していたが、それだけで終わらせていたことが、結果的に再犯を招いた形だ。組織内での倫理観の徹底、OBに対する監視体制、再発防止策の実効性など、あらゆる面での見直しが必要であることは明白だ。
「再発防止に努めます」「関係者に深くお詫び申し上げます」といった形式的なコメントでは、もはや世論の納得は得られない。警察内部でこうした性犯罪が起きること自体が、制度と意識のゆるみを象徴している。
加えて、今回の逮捕容疑には「不同意性交」も含まれており、単なる買春の枠を超えて、強制的な行為があった可能性も視野に入っている。強者が弱者を支配する構造を強化するような犯罪は、徹底的に糾弾されるべきだ。
公権力を悪用する者への社会的制裁こそ必要
一度は「正義を担う側」にいた者が、法を踏みにじる行為を犯す――その重さは一般の犯罪者よりも大きく受け止められるべきである。元警視であるという経歴を理由に、刑事責任や社会的責任が軽くなるようなことがあってはならない。
「元公務員だからもう関係ない」では済まされない。過去に公権力を持ち、一般人より強い権限を手にしていた者が、その信頼を裏切ったのだ。それが性犯罪であり、しかも再犯であれば、もはや情状酌量の余地はない。
県警は、当該人物だけでなく、過去の事件処理の妥当性、組織としての対応の適切さ、そして再発防止策の具体性まで含めて、丁寧な説明責任を果たすべきだ。でなければ、同様の事件は何度でも繰り返されるだろう。