2025-09-03 コメント投稿する ▼
仙台市長選 松本剛氏「屋内遊び場の整備遅すぎる」 全区に無料拠点を提案
松本剛氏「屋内遊び場整備は遅すぎる」と現市政を批判
今年8月に行われた仙台市長選に立候補した松本剛氏が、自身のSNSで子育て支援策をめぐり現職・郡和子市長の対応を批判した。松本氏は「一期目から屋内遊び場の要望はあったはず。それを今になって整備するのは遅すぎる」と指摘し、「これで『子育てが楽しい街』と胸を張れるのか」と疑問を投げかけた。
松本氏は選挙戦でも「全区に無料の屋内拠点」を公約として掲げていたが、今回改めて「中心部に1カ所では郊外家庭に不公平。駐車場代の負担もあり、無料化が未定では意味がない」と訴えた。
「中心部だけでは子育て家庭の実情に合わない」
「無料化しなければ結局利用が限られる」
「郡市長は対応が遅すぎる」
「毎日使える遊び場を求める声は強い」
「市民の目線での子育て支援が必要」
松本氏の掲げる「全区に無料拠点」構想
松本氏は市長選で「全区に無料の屋内拠点」を整備する構想を訴えてきた。投稿では「必要なのは、身近で経済負担なく、毎日でも行ける遊び場」と強調し、地域ごとに子育て世帯が安心して利用できる場の確保を求めた。
少子化や共働き世帯の増加で、子どもの遊び場の確保や親の負担軽減は重要な政策課題となっている。松本氏は「身近さ」と「無料化」を両輪とすることで、利用しやすさと公平性を打ち出そうとしている。
郡市長の対応と市民の受け止め
現職の郡市長はこれまで中心部に屋内遊び場を整備する計画を進めてきたが、松本氏は「市全体の子育て支援策としては不十分」と強調する。市民の間でも「中心部にしかないのでは使えない」「交通費や駐車場代が負担になる」との声が根強い。
利用料金についても無料化が決まっていないため「誰でも気軽に利用できる環境には程遠い」との批判が出ている。松本氏の指摘は、子育て世代の生活感覚に寄り添ったものとして一定の共感を呼びそうだ。
仙台市長選 子育て支援策が争点に
仙台市長選では、子育て支援策が主要な争点の一つとなる見通しだ。松本氏の「全区に無料の屋内拠点」構想は、市民サービスの公平性や少子化対策を巡る議論に直結する。
一方で、財源の確保や施設の運営方法など、実現性を問う声も想定される。選挙戦では「子育てしやすい街づくり」を掲げる候補者同士の政策の具体性と実効性が厳しく問われることになる。