2026-02-02 コメント投稿する ▼
繁本護、京都3区で再起かけた戦い 参院選落選から衆院選へ
しかし2026年1月10日、自民党京都府連は繁本氏を京都3区の公認候補予定者に内定しました。 2017年の衆院選では京都2区から立候補し、小選挙区では前原誠司氏に敗れたものの比例近畿ブロックで初当選を果たしました。 2023年5月、繁本氏は京都2区支部長を辞任し、参院選比例代表への転身を表明しました。
繁本護氏、逆境から挑む京都3区再起の戦い
2026年1月27日に公示された衆院選京都3区には5人が立候補し、2月8日の投開票に向けて12日間の激しい選挙戦が繰り広げられています。元財務政務官の繁本護氏が、元代表の泉健太氏らと議席を争う構図となっています。
元衆院議員で自由民主党の繁本護氏は53歳です。2025年7月の参院選比例代表で約4万5千票を獲得したものの31人中26位で落選という苦杯をなめました。しかし2026年1月10日、自民党京都府連は繁本氏を京都3区の公認候補予定者に内定しました。この選挙区は過去に京都2区で活動していた繁本氏にとって新たな挑戦の場です。
繁本氏は1972年12月26日生まれで兵庫県出身です。神戸大学工学部土木工学科を卒業し、同大学院修了後の1997年に運輸省に入省しました。2003年にはイリノイ工科大学でMBAを取得するなど、官僚としてのキャリアを積みました。国土交通省で北海道開発局港湾事務所長や釧路市港湾空港部長、国際調整官などを歴任した後、2010年に政界入りを決意しました。
「こんなに苦しいなんて聞いてない。でも繁本さん頑張ってほしい」
2017年の衆院選では京都2区から立候補し、小選挙区では前原誠司氏に敗れたものの比例近畿ブロックで初当選を果たしました。2021年10月には第1次岸田内閣で財務大臣政務官に就任し、国の財政や経済政策の最前線で実務経験を積みました。しかし同年の衆院選では京都2区で次点に終わり、比例復活もかなわず議席を失いました。
「元官僚なら経済政策はしっかりしてるはず」
連敗からの再起を懸ける決意
2023年5月、繁本氏は京都2区支部長を辞任し、参院選比例代表への転身を表明しました。しかし2025年7月の参院選では自民党が12議席を確保したものの、繁本氏の得票は当選ラインに届きませんでした。衆院・参院と連続して落選を経験した繁本氏にとって、今回の京都3区での戦いは政治家としての正念場です。
繁本氏は今回の選挙で、生産性向上や成長投資を通じて働く人の所得が継続的に増える「強い経済」の実現を掲げています。若者や共働き世代に向けた子育て支援策の強化にも力を入れる方針で、財務政務官としての経験を活かした経済政策を前面に打ち出しています。
「自民党に入れたけど裏切られた気分。でも他に選択肢ないし」
一方、繁本氏の最大のライバルとなるのが、中道改革連合の泉健太氏です。泉氏は元立憲民主党代表として51歳で、京都3区では2003年の初当選以来、強固な地盤を築いてきました。今回は9選を目指す戦いとなります。泉氏は立憲民主党を離れ、公明党との新党「中道改革連合」に参加しました。自民党一強を打破する二大勢力化を目指すという理念に共鳴したためです。
5人が激突する混戦模様
京都3区には他にも、日本維新の会の木村元紀氏、日本共産党の西山頌秀氏、参政党の樋口智氏が立候補しています。木村氏は47歳の公認会計士で、議員定数削減などの政治改革を訴えています。西山氏は39歳の元府議で、消費税減税の早期実現やインボイス制度の廃止を掲げています。樋口氏は55歳で、参政党の神谷宗幣氏の影響を受けて政治参加を決意しました。
「物価高がきつすぎる。減税してくれる人に入れる」
今回の衆院選では、物価高対策や消費税減税の是非が大きな争点となっています。自民党と日本維新の会による連立政権の是非も問われる選挙です。繁本氏は自民党候補として、数十年に渡る自民党政権の経済政策に対する批判の声と向き合わなければなりません。
繁本氏の選挙活動を支えるのは、自宅では1歳児の父としておむつ替えに奮闘する姿です。最近始めたキックボクシングで6キロの減量に成功し、体力面での準備も万全です。趣味のドローン撮影の腕前は空撮もお手のものといいます。父の名前が「京三」であることから、「京都3区の子だ」と笑う繁本氏には、尊敬する安倍晋三元首相のように「負けても負けてもへこたれない」不屈の精神が宿っています。
2月8日の投開票で、繁本氏は連敗からの再起を果たせるのか。京都3区の有権者の判断が注目されます。