2025-05-21 コメント投稿する ▼
れいわ新選組が千葉選挙区に主婦の新人候補を擁立 消費税廃止や子育て支援を訴え
れいわ新選組、千葉選挙区に主婦の新人を擁立
れいわ新選組は5月21日、次期参議院選挙に向けて千葉選挙区(改選数3)に主婦の山本なつみ氏(35)を公認候補として擁立すると発表した。記者会見を行った山本氏は、2人の幼い子どもを育てながら暮らす日々の苦労を語り、「政治が私たち子育て世代の現実を見ていない。生活は苦しく、減税も進まない」と強く訴えた。
彼女の立候補には、生活者の視点から声を届けたいという思いが込められている。山本氏は市原市の出身で、高校卒業後にゴルフ場などで勤務。特別な政治経験はないが、今年1月にれいわ新選組の政治塾に参加し、現状を変えたいという思いから候補者に名乗りを上げたという。
暮らし目線の政策提言
山本氏は訴えの中で、「消費税は家計を直撃している。まずは廃止して、家計を楽にしてほしい」と述べた。政策としては消費税の撤廃を軸に、子どもにかかる教育費の無償化や、子育て家庭への月額給付、介護従事者の待遇改善など、生活に密着した施策を掲げている。
また、母としての経験を通じて、保育や教育の現場に足りない支援、介護の担い手不足にも問題意識を持っており、現場の声を政策に反映させたいという考えだ。
れいわ新選組の主張と重なる理念
山本氏の政策や訴えは、れいわ新選組がこれまで打ち出してきた「消費税廃止」「福祉の充実」「教育・介護への公的支出強化」などと方向性を同じくしている。れいわの山本太郎代表も「政治を変えるには現場の声が必要」と訴えており、今回の擁立は「声なき人々の代弁者」としての役割を期待しているとみられる。
山本氏自身も「特別なキャリアがあるわけではないが、だからこそ普通の生活をしている人の目線を大事にしたい」と強調し、支持を広げたい考えだ。
広がる支持とSNSの反応
ネット上でも山本氏の擁立にはさまざまな声が寄せられている。
「生活の実感を持った人が出るのは良い流れ」
「減税を掲げる人にもっと国政に出てほしい」
「これからの日本は、子育てや介護の政策に力を入れるべき」
「主婦だからこそ、日々の不満をリアルに伝えてくれそう」
「政治塾に入ったばかりで大丈夫か?とは思うが応援したい」
有権者の期待と不安が交錯する中、彼女の一歩は「市民目線の政治」に光を当てるものになるか注目されている。