2025-12-04 コメント投稿する ▼
砥板芳行元石垣市議が立憲民主党入党 高市首相台湾有事発言批判で政権対峙へ
砥板氏は高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁を大きな問題として挙げ、「米国の軍事戦略に追随し、日米一体化や住民避難計画を進める自民党政権と対峙していく」と強い決意を表明しました。 砥板氏は過去に国民民主党に所属していた経歴もありますが、今年の市長選出馬を機に離党し、無所属となっていました。 砥板氏が特に問題視するのは、政府が進める先島諸島の住民避難計画です。
元石垣市議の砥板芳行氏が立憲入党 高市首相の台湾有事発言を批判「米軍追随政権と対峙」
前石垣市議で8月の石垣市長選に出馬した砥板芳行氏(56歳)が立憲民主党に入党したことが12月3日分かりました。砥板氏は高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁を大きな問題として挙げ、「米国の軍事戦略に追随し、日米一体化や住民避難計画を進める自民党政権と対峙していく」と強い決意を表明しました。
「やっぱり自民党政権はダメだ」
「住民避難計画なんて戦争を前提にしている」
「砥板さんの判断は正しい」
「高市さんの発言で島民の生活が脅かされている」
「立憲で頑張ってほしい」
石垣市長選敗北後の政界復帰
砥板氏は8月17日投開票の石垣市長選において、自民・公明推薦の中山義隆前市長に1799票差で敗北していました。砥板氏は過去に国民民主党に所属していた経歴もありますが、今年の市長選出馬を機に離党し、無所属となっていました。
2018年の石垣市議会議員選挙では自民党公認候補として出馬していた砥板氏ですが、政治的立場を大きく転換することとなったのです。立憲入党を決意した理由について「自分の政策と今の自民党政権の流れとは相いれない。自民党政権と対峙するにはどうすればいいかという思いでやってきた」と説明しています。
先島諸島の住民避難計画に強い懸念
砥板氏が特に問題視するのは、政府が進める先島諸島の住民避難計画です。政府は「台湾有事」などを想定し、先島諸島の住民11万人と観光客ら1万人の計12万人を6日間で九州・山口の8県に避難させる計画を策定しています。
この計画は武力攻撃が予測される事態を想定し、宮古島市、石垣市、竹富町、与那国町、多良間村の5市町村が対象となっています。しかし、与那国町のアンケートでは47%もの人が高齢や家畜・ペット、在宅医療などを理由に避難を望んでいないという現実があります。
砥板氏は「先島諸島全住民の島外避難計画も、しっかりと政治が議論のテーブルに乗せる必要がある。離島振興も、台湾航路も含めた国の補助のあり方を議論していきたい」と政治活動のテーマを明確にしています。
立憲民主党沖縄県連の体制強化
立憲民主党沖縄県連の代表は屋良朝博衆議院議員(沖縄3区)が務めており、県内では屋良朝博衆院議員ら12人の県議、市議、町議が同党に所属しています。砥板氏の入党により、同党の県内組織がさらに強化されることになります。
砥板氏の立憲入党は、高市政権の安全保障政策に対する沖縄の強い反発を象徴しています。特に台湾有事を前提とした住民避難計画は、沖縄戦の悲劇を繰り返すことへの深刻な懸念を地元住民に抱かせているのです。
今後の政治活動への意欲
砥板氏は今後の具体的な政治活動については明言を避けましたが、支持者からは来年の市議選を含めた政界復帰を求める声が出ています。「最前線である先島諸島の声を伝えたい」との強い意欲を示しており、高市政権の軍事政策に対する地元からの批判の声を国政に届ける役割を担うことが期待されます。