2025-05-26 コメント: 1件 ▼
吉野敏明氏「必ず訴えてください」橋下徹氏との名誉毀損騒動で真っ向応戦
ハニートラップ動画騒動で吉野氏が挑発的応酬
政治団体「日本誠真会」の吉野敏明代表が、元大阪市長・橋下徹氏から名誉毀損で訴えられる可能性について、自身のX(旧Twitter)で挑発的な投稿を行い、注目を集めている。
「激怒しているのは国民です。名誉毀損は事実でも訴えられますよ、橋下さん。必ず私を訴えて下さいね。事実は貴方が訴える裁判で明らかにしましょう。国民が味方です。」
吉野氏がこう述べた背景には、自身が街頭演説で橋下氏の「ハニートラップ疑惑」に言及した動画がSNSで500万回以上再生され、本人もその拡散を後押ししたことがある。橋下氏はこれに反応し、「面倒くせえけど名誉毀損で訴えるわ」と投稿。名指しの批判に法的措置を講じる意向を示していた。
訴訟を歓迎する姿勢、「真実を裁判で」と強気の構え
橋下氏からの法的対応の可能性に対して、吉野氏は逃げることなく、むしろ訴訟を通じて真実を明らかにすべきだとする強気の姿勢を示した。
「必ず私を訴えて下さいね。事実は貴方が訴える裁判で明らかにしましょう。」
また、吉野氏は別の投稿で橋下氏に対し「やっていないことを証明してください」とも呼びかけており、全面対決を辞さない構えだ。
元参政党代表から保守系新党へ
吉野敏明氏は元参政党共同代表で、2023年の大阪府知事選に出馬し11万票を獲得。その後、新たに「日本誠真会」を立ち上げ、自身のYouTubeやSNSを駆使しながら保守層を中心に支持を広げている人物である。
SNSでは鋭い発言で知られ、今回のような論争でも一歩も引かない姿勢を貫いている。橋下氏との対立も、単なるネット上の口論にとどまらず、政治思想や表現の自由をめぐる議論へと広がりを見せている。
ネット上の反応は賛否両論
この一件に対し、SNS上ではさまざまな声が飛び交っている。
「吉野さん、ここまで言い切るなら裁判で白黒つけてほしい。」
「どちらが正しいかは別にして、動画の影響力が大きすぎる。」
「政治家が個人攻撃で話題を集めるのは本質的じゃない。」
「吉野氏は保守層の支持を得ているけど、やりすぎにも見える。」
「裁判になったら証拠が全て。口先だけじゃないことを期待する。」
SNS時代の言論と責任、司法の場へ
吉野氏が強調する「国民が味方です」という言葉の裏には、自らの発言に対する強い自信と、世論を味方にした戦いを展開する意志がにじむ。だが一方で、SNS上の情報拡散は容易に人権侵害や名誉毀損へと発展する可能性もある。
この対立が法廷に持ち込まれることで、政治家の発言の自由と責任の在り方が再確認される機会となるかもしれない。SNS時代における「言葉の重み」が今、試されている。