2025-05-21 コメント投稿する ▼
岩手県警の巡査部長が勤務中にスマホでゲーム400回 信頼揺るがす不祥事」
勤務中にスマホで400回超プレイ 岩手県警の巡査部長に訓戒処分
勤務時間中に私用のスマートフォンで繰り返しゲームをしていたとして、岩手県警は県内の警察署に勤務する40代の男性巡査部長に対し、本部長訓戒という内部処分を行った。ゲームは少なくとも400回以上プレイされていたとされ、同県警は2025年5月21日に事実を公表した。処分はすでに3月3日付で実施されている。
住民の目撃で発覚 長期間にわたり繰り返し
問題行動が発覚したのは、今年の元日に住民から「警察官が公用車内でゲームをしていた」との苦情が寄せられたことがきっかけだった。県警監察課の調査によれば、該当の巡査部長は2023年夏ごろから単独勤務時などに断続的にゲームを行っており、少なくとも400回以上確認されている。いずれも短時間だったとされるが、繰り返された行為は職務の放棄とみなされた。
本人は聴取に対し「少しくらいなら問題ないと思った」と発言し、自身の判断が甘かったことを認めたという。県警は今後、全職員に対して職務倫理に関する指導を強化する方針だ。
警察官としての自覚が問われる行為
公務員、それも治安維持を担う警察官にとって、職務中のスマートフォン使用は厳格に制限されている。特に私物の携帯電話を用いた私的行為は、職務専念義務に反するとされ、信頼を損なう行為として厳しく対処される。
今回の件は一時の気の緩みでは済まされない内容であり、岩手県警全体の姿勢が問われている。市民からの信頼を回復するには、再発防止策の徹底と組織的なチェック体制の見直しが求められる。
ネット上では批判殺到 警察の信頼性に波紋
SNSではこのニュースに対して多くのユーザーが反応し、厳しい意見が目立っている。
「税金で給料もらってゲーム三昧って、怒りしかない」
「400回以上って…1日1回やったとしても1年以上。自覚なさすぎ」
「スマホゲームで済んでよかった。これが情報漏洩ならもっと深刻だった」
「警察官の信用ガタ落ち。他のまじめな人がかわいそう」
「訓戒だけで済ませていいの?懲戒処分でもいいレベルでは」
一部では「たまたま見つかっただけで、他にも同じようなことしてる人いそう」という不安の声もあり、警察内部でのスマホ管理や勤務態度の実態が問われている。
・岩手県警の40代巡査部長が勤務中にスマホで400回以上ゲーム
・2023年夏から少しずつ繰り返していたとみられる
・元日に住民の目撃で発覚、3月に訓戒処分
・本人は「少しくらいなら」と軽視していたと説明
・県警は今後、職務倫理の再教育を強化する方針
この一件は、公務員の基本に立ち返る必要性をあらためて突きつけた。再発防止には処分だけでなく、日常的な意識改革が欠かせない。