2025-03-12 コメント投稿する ▼
籠島彰宏氏、花粉症対策としての林業復活を提案
現在の林業は、管理の手間やコストの高さ、伐採後に買い手がいない問題、さらに事故が多いなど、多くの困難を抱えています。特に、日本の森林は山間部に広がっているため、作業は非常に重労働です。また、森林の所有者は赤字が続き、経営が成り立たない状況に苦しんでいます。
これらの問題を解決するため、籠島氏は以下の具体的な提案をしています:
- 林業機械の開発:
急傾斜地でも使える林業機械を開発し、作業の効率化と安全性を高める。
- 林道の整備:
林道の整備を効率化し、物流や作業環境を改善する。
- 市場開拓:
木質バイオマス発電やバーク堆肥、バイオ炭などの導入を進めることで、新たな市場を開拓する。
- 建築材の需要拡大:
木材を利用した建材の需要を増やし、林業の収益を高める。
籠島氏はこれらの取り組みを実現するためには、技術開発やサプライチェーンの見直しが必要だと強調しています。「日本の国土の約7割は山林であり、自国の資源にもっと目を向けるべき」と述べ、日本の森林資源を活かすことの重要性を訴えています。