2025-02-21 コメント投稿する ▼
【滋賀選挙区】日本維新の会、嘉田由紀子氏は比例代表へ
嘉田由紀子氏、比例代表へ転出 滋賀選挙区には岡屋京佑氏が立候補
今年の夏に行われる参議院選挙に向けて、日本維新の会は滋賀選挙区の現職である嘉田由紀子氏(74)が比例代表に立候補することを発表しました。嘉田氏は、これまで力を入れてきた共同親権の問題や民法改正について「まだやり残したことがある」と語り、これらの課題を引き続き全国規模で取り組みたいと意欲を示しました。地元滋賀を代表する存在として、さらに広い視野で活動をしたいという思いが強いようです。
一方、嘉田氏の後任として滋賀選挙区に立候補するのは、元中日新聞記者である岡屋京佑氏(32)です。岡屋氏は「急速に進む人口減少、そして現役世代の年金に対する不安に、政治は向き合ってこなかった」と指摘し、若い力を活かして政治を変えていきたいと力強く語りました。岡屋氏は横浜市出身で、東京大学を卒業後、中日新聞で滋賀県内の取材を担当。その後、衆議院議員の秘書としても経験を積み、地元に密着した活動をしてきました。
滋賀選挙区の立候補者は、すでに他の党からも出揃っています。自民党からは前守山市長の宮本和宏氏、立憲民主党からは滋賀県議会議員の佐口佳恵氏、国民民主党からは中小企業診断士の堀江明氏、共産党からは佐藤耕平氏がそれぞれ公認候補として名乗りを上げています。これからの選挙戦で、どの候補者が有権者の支持を得るか注目が集まります。
日本維新の会は、嘉田氏が比例代表に立候補し、岡屋氏が滋賀選挙区で選挙戦を戦うことに決まったことを受けて、選挙に向けての準備を本格化させています。