田川市長が不倫認めるもセクハラ否定 女性職員は「同意は強要された」と反論、法的措置へ

2025-05-05 コメント投稿する

田川市長が不倫認めるもセクハラ否定 女性職員は「同意は強要された」と反論、法的措置へ

田川市長、不倫は認めるもセクハラは否定 法的措置に言及


福岡県田川市の村上卓哉市長(54)が、女性職員との不倫関係を認めたものの、セクハラ行為については真っ向から否定し、法的措置に踏み切る構えを見せている。市長は第三者委員会による調査にも協力する方針を明らかにしたが、市議会では市長への不信任案が2度提出されるなど、混乱が続いている。

市長「不倫関係だったことは事実」


発端は今年2月。市長が東京出張に同行していた女性職員との間に、不倫関係があったことを認め、記者会見で謝罪した。

「世間一般で言うところの“不倫関係”ということになるのでしょうね」


と、市長はあいまいな表現で認めたものの、記者団からの追及には明確な説明を避けた。

女性職員は「強いられた関係」と反論


一方で、女性職員は市長の説明に強く異を唱えている。

「合意があったとされているが、上司と部下という立場の違いから、拒否できない空気があった」
と訴え、市長の行為は明確なセクハラにあたると主張している。証言によれば、2年前から繰り返し会食に誘われ、カラオケや個室での身体的接触を受けたという。

「結婚はできないが、将来一緒に過ごしたい」といった発言もあったとされ、女性側の心情的な苦痛は大きい。

市長は全面否定「セクハラの事実は一切ない」


5月2日、村上市長は声明文を公表。

「セクハラに該当するような行為を行った事実は一切ございません」


と、強い口調で否定した。さらに、「法的措置も含めて名誉を守るために必要な対応を進める」として、女性側に対し訴訟も視野に入れている様子だ。ただし、声明には具体的な反論の根拠や提訴の相手についての記載はなく、市民からは「説明不足」との声も上がっている。

不信任案は2度否決も、厳しい目続く


田川市議会では3月と4月に市長への不信任決議案が提出されたが、いずれも否決。市長は辞職を否定し、「第三者委員会を設置し、事実関係を徹底的に明らかにする」と述べている。しかし、不倫を認めながらも職員との信頼関係を損ねたことに対する市民の不満は根強い。


* 村上市長が女性職員との不倫関係を認めて謝罪
* 女性職員は「強要された関係だった」とし、セクハラ被害を主張
* 市長はセクハラを完全否定し、法的措置を示唆
* 市議会での不信任決議案は2度否決
* 市長は第三者委員会の調査に全面協力の姿勢

この問題は、市長という立場にある人物の倫理性が問われる深刻な事案だ。公務員としての信頼回復はもちろん、今後の調査と法的判断によって、事実が明らかになることが求められる。

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2025-05-05 10:09:48(植村)

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