2025-02-27 コメント投稿する ▼
【中小企業賃上げ促進へ】下請法改正案、価格転嫁の強化と取引環境の改善目指す
■下請法改正案の主なポイント
- 価格転嫁交渉の義務化:
コスト上昇時に価格転嫁交渉を行わず、発注者が一方的に価格を決定することを禁止する規定を新設。
- 用語の見直し:
「下請け」を「中小受託事業者」、「親事業者」を「委託事業者」と変更し、上下関係のない中立的な表現に改める。
- 運送取引の適用拡大:
荷主と運送事業者間の取引も下請法の対象とし、適用範囲を広げる。
■公明党の取り組み
- 提案と提言: 昨年3月の参院予算委員会で西田実仁参院会長(当時)が不当な取引価格の据え置き禁止と名称変更を提案し、同年5月の政府への提言でも下請法改正を求めていた。