2025-06-27 コメント投稿する ▼
井上さとし氏が比例代表で平和と命守る訴え 被爆2世として核廃絶を訴える
参院選2025比例代表 井上さとし氏が平和と命守る訴え
核廃絶・消費税減税・医療制度の再構築を掲げ、京都から全国へ
被爆2世の思い訴え 「沈黙する政府こそ変える」
2025年参院選に向けた日本共産党の比例代表候補である井上さとし参院議員が6月27日、京都府北部を皮切りに府内を縦断するキャラバン街頭演説に立ち、市民に向けて「平和といのちを守る政治への転換」を力強く呼びかけた。井上氏は、参院選での全国5議席の確保を目指す党の中核候補であり、比例での支持拡大を訴えている。
井上氏は、アメリカのトランプ前大統領がイランの核施設への攻撃を検討する過程で「広島と長崎への原爆投下」を正当化する発言を行ったことを厳しく批判。「被爆国である日本政府が、これに何も抗議しないというのは、歴史に対する背信行為だ」と訴えた。
井上氏は自身が被爆2世であることを明かした上で、「核兵器の非人道性を最も知っているこの国で、沈黙を貫く政権をこれ以上続けさせるわけにはいかない」と、国民の声による転換を呼びかけた。
「井上さんの“沈黙する政府”という言葉、重すぎる」
「本当に核兵器なくしたいなら、まず声をあげるべき」
「こんな時にも忖度ばかりの政権、もううんざり」
「被爆2世の議員が語る言葉には、嘘がない」
「誰が平和の旗を下ろさずにいるか、ちゃんと見てる」
「患者いじめ政策は許さない」医療と命の現場から訴え
井上氏は演説の中で、政府・与党が推進する病床削減政策や「OTC類似薬(一般市販薬)を保険適用から外す方針」を「命の線引き」として強く非難した。「これは単なる医療制度の改革ではない。生活に余裕のある人は薬を買えるが、困窮している家庭や高齢者は治療を断念するしかない。まさに患者いじめだ」と語った。
さらに、「小児の医療費助成制度から外れる薬も出てくる。将来ある子どもたちの命と健康を削ってまで、財政優先の政治をやるべきではない」と主張。「人間の命に値段をつけるような政治にNOを突きつけよう」と呼びかけた。
「井上さんの“命に値段をつけるな”っていう言葉、突き刺さった」
「このままじゃお金がないと薬ももらえない社会になる」
「“効率”って言葉で命を削る政治、おかしい」
「薬の保険外しなんて実感ない人が決めてるんだよね」
「患者いじめって、本当にそう。苦しんでる人がさらに追い詰められる」
消費税減税と財源の論理的訴え 大企業・富裕層への課税強化を
演説では消費税減税の必要性にも触れた井上氏。「物価高騰の中で、まず手をつけるべきは消費税。最も逆進性が高く、庶民を苦しめる税制だ」と主張した。加えて、「大企業や富裕層への優遇税制の見直しを行えば、恒久的な財源確保は十分に可能だ」と語った。
法人税減税を続けることの経済効果について、「賃上げにも設備投資にも結びついていないという政府内部の評価もある。もはや見直す時期だ」と指摘。消費者・労働者目線の税制改革が求められていると述べた。
「消費税減税っていうけど、財源の話までちゃんと話してるの井上さんくらい」
「大企業優遇をやめれば、庶民の税金もっと下げられるはず」
「“負担は弱いところへ”って構造を断ち切ってほしい」
「消費税って生活必需品にもかかるのが本当にきつい」
「公平な税制って、こんなに遠い話じゃないはず」
平和と暮らしの両立 井上氏の選挙戦が意味するもの
比例代表での戦いにおいて、井上さとし氏のような「平和・命・公平」の3本柱を掲げる候補者の存在は、与野党対立の枠を超えて大きな意味を持つ。医療制度の見直しや核廃絶、税制改革など、いずれも“現場から声を聞く政治”の姿勢が求められる中、井上氏の演説は一貫していた。
井上氏は、「核兵器禁止条約への参加を日本が表明する日が来るように、命と暮らしを守る声を届けたい」と語り、最後まで府民の声に耳を傾け続けた。
倉林明子氏(参院京都区)とのコンビで挑む京都縦断キャラバンは、京都府内だけでなく、全国に向けた共産党比例候補の象徴的な戦いとして注目されている。