2025-02-10 コメント投稿する ▼
れいわ新選組、参院京都選挙区に西郷南海子氏を擁立
れいわ新選組、参院京都選挙区に西郷南海子氏を擁立
れいわ新選組は10日、2025年の参院選京都選挙区(改選2)に教育研究者の西郷南海子氏(37)を擁立すると発表した。京都府庁で行われた記者会見では、衆院議員の大石晃子共同代表(47)とともに、西郷氏が出馬の意義を強調した。
西郷南海子氏のプロフィールと経歴
西郷氏は京都大学大学院を修了後、日本学術振興会特別研究員(PD)として活動している。3人の子どもを持つシングルマザーで、脱原発デモや「安保関連法に反対するママの会」の発起人としても知られ、社会活動家としても注目されてきた。2019年の参院選では、共産党現職の倉林明子氏(64)を支援しており、選挙活動に積極的に関わった。
れいわの参院選京都選挙区での初出馬
れいわ新選組にとって、京都選挙区での候補者擁立は初めての試みだ。西郷氏は、出馬の意図について「私が100%個人で考えて応募フォームを押した」と説明し、れいわ側が驚いている様子を明かした。
他の候補者との競合
現在、京都選挙区では自民党現職の西田昌司氏(66)、共産党の倉林氏、日本維新の会から元関西テレビアナウンサーの新実彰平氏(35)、参政党から弁護士の安達悠司氏(42)が立候補を表明している。
革新票を巡る懸念に対する反論
記者から、れいわ新選組が立候補することで革新票が食い合い、共倒れとなる懸念が指摘された。西郷氏は「野党が『倉林さんだけでいいよね』となると、それは政権交代に近づかない」と反論し、倉林氏と共に国会に進むことを目指していると強調した。
維新との関係について
維新からは新実氏が立候補しているが、西郷氏は「維新を野党とみなすかは保留したい」とし、倉林氏だけでは1議席を自民党に奪われる危険があると述べ、野党としての候補者数の重要性を訴えた。