2025-03-03 コメント投稿する ▼
維新・飯田哲史氏、年収の壁「160万円」案に反対 「複雑な税制より給付を」

『こんな複雑な新たな壁を作るような税制改正は我が党の根本政策と相いれない。このやり方で手取を増やすというなら、よほど給付を行った方が良い。賛成はあり得ない。』
■年収の壁「160万円」案とは
政府は、パートやアルバイトなどの非正規労働者が社会保険料の負担を避けるために労働時間を制限する「年収の壁」問題に対応するため、新たに年収160万円の壁を設ける税制改正を検討しています。しかし、この新たな壁の導入により、労働者が年収を調整する動きがさらに複雑化し、労働意欲や雇用の流動性に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。
■飯田氏の主張の背景
飯田氏は、この新たな年収の壁の導入が、維新の会の基本政策と相反すると指摘しています。彼は、複雑な税制改正よりも、直接的な給付によって手取りを増やす方が効果的であると主張しています。また、複雑な税制は労働者の就労調整を促し、結果的に経済全体への悪影響をもたらす可能性があると懸念しています。
■自公連立政権との対立点
自民党と公明党は、年収の壁を178万円に引き上げる方針を確認し、その条件として維新の会に賛同を求めています。しかし、飯田氏の発言から、維新の会はこの提案に対しても慎重な姿勢を示しており、直接的な給付策の方が効果的であるとの立場を取っています。
- 飯田哲史氏は、政府が検討中の年収の壁「160万円」案に強く反対しています。
- 彼は、複雑な税制改正よりも直接的な給付による手取り増加を主張しています。
- 自公連立政権が提案する年収178万円への引き上げ案についても、維新の会は慎重な姿勢を示しています。