2025-03-11 コメント: 1件 ▼
国際園芸博覧会の建設費、97億円増で最大417億円に
■増加の主な要因
建設費の増加は以下の要因によるものとされている:
- 建設資材や人件費の高騰:
世界的な経済状況の影響で、建設資材や労働力のコストが上昇している。
- 物価高騰と異常気象への対応:
予想を上回る物価上昇や異常気象への対策として、予備費20億円が新たに計上された。
■費用削減の取り組み
博覧会協会では、以下の方法で費用削減に努めている:
- ステージ整備の中止:
大規模なステージの整備計画を中止し、関連費用を削減。
- 建物外装の簡素化:
来場者の視野に入らない建物の外装を簡素化し、34億円の削減を実現。
■費用負担の内訳
総建設費用は国、地方自治体、民間で均等に分担される予定であり、地方自治体分は神奈川県と横浜市が2対8の割合で負担する。今回の増額分において、横浜市の負担額は25.9億円となる。
■今後の展望
博覧会終了後の跡地については、公園や広域防災拠点として活用される計画がある。また、通信施設跡地には大型テーマパークを核とした複合集客施設の建設も予定されている。