2025-03-11 コメント: 2件 ▼
福岡県知事選、服部氏が公開討論会を辞退 有権者から懸念の声
■公開討論会辞退の経緯
- 無所属新人で弁護士の吉田幸一郎氏(45)が2月26日、服部氏に対し公開討論会の開催を申し入れた。
- 服部氏側は、告示後に個人演説会を同じ場所で開くことで実現できないかと提案。両陣営で日程を調整していた。
- しかし、3月9日になって服部氏の陣営は「選挙期間中で日程が取れない」として、公開討論会への参加を辞退する意向を伝えた。
■両陣営の反応
- 服部氏の陣営は「日程の調整がつかなかった」と説明。
- 一方、吉田氏の陣営は「公開討論は知事選において重要な責任。引き続き開催を求める」としている。
■服部氏の以前の発言
服部氏は2月25日の記者会見で「有権者に政策や信条を伝える貴重な機会」と討論会の意義を認め、公務の調整がつけば前向きに参加する意向を示していた。しかし、結果として辞退を決めたことで「前言撤回ではないか」との声も出ている。
■他の立候補者
今回の知事選には、服部氏と吉田氏のほか、無所属の自営業・藤丸貴裕氏(48)、政治団体代表の新藤伸夫氏(76)が立候補している。
■県民の声
有権者の間では「討論会がないと政策の違いが分からない」「現職が討論を避けるのは残念」といった意見が出ている。一部の県民有志は、討論会の開催を求める署名活動を始めた。