2025-08-05 コメント投稿する ▼
百田尚樹議員「文句あるんかい!」 本会議中の居眠り疑惑に堂々反論、橋下徹氏も応酬
百田尚樹議員、本会議中の「居眠り疑惑」に堂々反論
作家で参院議員の百田尚樹氏が5日、自身のSNSで国会本会議中の「居眠り疑惑」に対し、「文句あるんかい!」と開き直りとも取れる反論を投稿した。百田氏は議場で目を閉じていた場面を指摘されたことについて否定はせず、「長すぎる議事と集計、これで眠くならない奴がいたら教えてほしい」と訴えた。さらに「当然、終わったら目を開けて話を聞いている」とし、重要な場面では起きていたと強調した。
百田氏は昨年の参院選で初当選。鋭い発言と歯に衣着せぬ物言いで注目される一方、国会内外での言動が賛否を呼んできた。今回の発言も、議会の在り方や議員の職務姿勢を巡る議論に火を付けた。
「文句あるんかい!」の真意
百田氏は投稿で、国会の長時間審議が非効率的であると問題提起した形だ。「眠くならない国会運営にこそ問題がある」とも読み取れる発言に、ネットでは賛否が入り混じった。
「言いたいことはわかるが、開き直るのは違う」
「正直な人だと思う」
「眠くなる答弁や運営を改革すべき」
「議員は居眠りではなく改善案を示すべき」
「この発信力は良くも悪くも目立つ」
橋下徹氏からの痛烈カウンター
この百田氏の投稿を引用し、元大阪府知事の橋下徹氏が即座に反応。「文句あるわい!!だったら給料や政党交付金を返さんかい!税金やぞ」と批判し、「眠くならん国会に改革するのが国会議員やろ。それが嫌なら民間に戻れ!」と突き放した。両者は以前から政治スタンスや発言を巡って対立しており、今回もその“因縁”が表面化した形だ。
長時間審議と議員の資質を問う声
国会では形式的な質疑や長時間の審議が常態化し、議員の集中力が持続しづらいという指摘は以前からある。百田氏の発言は、この構造的問題を背景にしている可能性もあるが、国民の目線では「居眠りする議員」に対する不信感が先立つ。今後、議会改革と議員の責任意識をどう両立させるかが問われそうだ。