安住淳の活動・発言など

安住淳の活動や発言・ニュース・SNSへの投稿です。ユーザー登録(無料)後、ログインすることで投稿することができます。

活動報告・発言

公約がついているタイトルは公約に関連する活動です。

立民安住幹事長が高市首相に厳しい注文「総理として一貫した答弁を」

2025-11-11
0件
0
0

立憲民主党の安住淳幹事長が2025年11月11日の記者会見で、高市早苗内閣に対する厳しい姿勢を鮮明にした。台湾有事を巡る高市首相の「存立危機事態」発言について「不用意な発言」と強く批判し、「内閣総理大臣としてきちっとした答弁をしっかり求めていく」と追及を継続する方針を表明した。高支持率が続く高市政権に対しても、支持率の高低に関わらず政権チェック機能を果たしていく考えを示している。 台湾有事発言を「不用意」と批判 安住幹事長は、高市首相が衆議院予算委員会で台湾有事について「戦艦を使って武力行使があれば存立危機事態になる」と答弁したことを厳しく批判した。「不用意な発言」と断じた上で、歴代総理が台湾有事と存立危機事態の関連について明言を避けてきた経緯に触れ、「これはイコール当該国にとっては、我々がその戦争に参戦をする可能性が極めて高い判断だ」と指摘した。 安住氏は存立危機事態の認定について、「どういうケースの場合はそうなるかというのは、その時と状況によるということで、明確な指針は作るべきではないということでやってきた」と従来の政府方針を説明。「一国の総理ですから、この問題の重要性、存立危機というのはどういうものであるかということについては、十分その重さを感じた上で対応してもらいたい」と注文をつけた。 対外的な影響についても懸念を示し、「一政治家としての高市さんのおっしゃっていることと、内閣総理大臣として言っていることは違っていい」と述べた上で、「この国を危機的な状況に落とし入れたりしないためにも、そういうことに対しては非常に注意をして、役所が今までやってきたラインを踏み出すというのが大変なことにつながる」と警告した。 >「総理の発言は重すぎる、もっと慎重になってほしい」 >「台湾問題で軽々しく発言するのは危険すぎる」 >「戦争に巻き込まれるような発言はやめてほしい」 >「総理の一言で国際関係が悪化するのが怖い」 >「もっと外交的な配慮をした答弁をお願いします」 「政治家高市」と「総理高市」の違い要求 安住幹事長は高市内閣に対峙する基本姿勢について、「小泉政権下でもそうでしたけれども、やるべきことはちゃんとしっかりやっていきたい」と述べ、支持率の高低にかかわらず政権への追及を続ける考えを明確にした。 特に答弁の一貫性について強い懸念を表明。「安全保障を含めて不安定な答弁もかなりある」と指摘し、「一政治家としての高市さんと内閣総理大臣としての高市総理は、やはりちょっと違うべきだ」と述べて、総理としての自覚を促した。 高市首相がプライマリーバランス(PB)黒字化の単年度目標を数年単位でバランスを確認する方向に見直すことを検討すると答弁した件についても、「その後の答弁で今年のプライマリーバランスはしっかり守っていくとおっしゃったりして、どちらが正しいのかよくわからない」と批判。「ちゃんと内閣総理大臣として一貫性を持った答弁をなさらないと、国会の審議が右往左往してしまう可能性がある」と苦言を呈した。 政府経済対策に「評価できない」 政府が検討している経済対策についても厳しい評価を下した。「評価できない。まだ何も出てきてないので」と述べた上で、大企業の投資促進のための新たな税制特例検討について問われると、「日本で何十年も戦前からあるちゃんとした企業や消費者は、そんなこと政府に言われなくたって投資すべきところにはちゃんと投資をしたりしている」と指摘した。 さらに「投資先がないぐらい逆に言うと日本国内は行き詰まっている可能性もある」と述べ、税制優遇だけでは投資が進まない現状に懸念を示した。 政府内で検討されている「おこめ券」構想については、「もらえばありがたいと思う方がいらっしゃると思うけど、それより2万円の給付の方がいいと思います」と明言。「商品券だ、お米券だと金券に近いものを配ろうという考えは、私はどうかと思っています」と否定的な見解を示した。 立憲民主党独自の経済対策については「インフレ対策、物価高対策を急ぐ案を出したい」「それはお米券とかそういう話じゃなくて、もっと大規模にやらないとまずいのではないかという提言をしていきたい」と述べ、より包括的な対策の必要性を強調した。 安住幹事長の一連の発言は、高市政権に対する立憲民主党の基本的なスタンスを鮮明にしたものと言える。高支持率に惑わされることなく、政権の問題点を厳しく追及していく姿勢を示すとともに、特に安全保障分野での発言の軽率さに警鐘を鳴らす内容となっている。

立民・安住淳幹事長が高市首相の日米外交と積極財政を批判、インフレ下の政策姿勢に危機感

2025-10-29
0件
0
0

「米国のサービスは普通」立民・安住氏が冷静評価、高市首相の日米外交とインフレ対策を批判 ファーストコンタクトとして「普通の対応」、過度な報道に異議 立憲民主党の安住淳幹事長は2025年10月29日のラジオ日本の番組で、高市早苗首相とトランプ米大統領による初会談など一連の対米外交について、「ファーストコンタクトだからあんなものではないか」と述べました。首脳会談での米側の手厚いもてなしを特に評価しない姿勢を示し、過度な報道に対する異議を唱えています。 安住氏は、「石破茂前首相もワシントンで大変なもてなしを受けた。誰が首相でも、米国にとって日本は、地政学的に中国と対峙したときに最前線の盾になる国だから、むげになんてしない」と述べました。地政学的観点から、米国が日本に対して過度に冷遇することはあり得ないとの認識を示しています。 トランプ大統領は大統領専用ヘリコプター「マリーンワン」に高市首相と同乗して米海軍横須賀基地を訪れ、原子力空母ジョージ・ワシントン上で演説を行いました。東京・元赤坂の迎賓館では、北朝鮮による拉致被害者家族と面会するなど、丁寧な対応が示されました。 >「初の首脳会談だからにぎやかな対応は当たり前では。日米同盟が大事なのは確かだけど」 >「石破さんもそれなりのもてなしを受けてたんですね。その情報があれば、今回の報道ぶりも落ち着いた見方ができたのに」 >「米国は日本を大事にしてくれるに決まってる。地政学的に中国と対峙する盾だから。だから特別扱いとも限らない」 >「政治評論家の言い方だと、高市さんの対応が何か特別に良かったみたいに聞こえたけど、普通なんだ」 >「ノーベル平和賞推薦のくだりはどうなんだろう。そこまでするのか」 ノーベル平和賞推薦は「リップサービスか本気か分からない」 首相がトランプ氏をノーベル平和賞に推薦する意向を伝えるといった日本側の対応に関して、安住氏は慎重な見方を示しました。「どこまでリップサービスでどこまで本気か分からないから、いまはコメントしない」と述べるにとどめ、首相の対米外交手法に対する疑問を暗に示唆しています。 会談の場面では、高市首相がトランプ氏のタイ・カンボジア停戦や中東での外交成果を「かつてない歴史的偉業」と評価し、その平和と安定へのコミットを「高く評価する」と明言。この評価とノーベル平和賞推薦の意向伝達は、首相の強い米国への傾斜を示す動きと考えられます。 高市色を出すべき、安倍後継者姿勢に懸念 首相の政権運営に当たる姿勢については、安住氏は別な角度から批判を展開しました。「安倍さんを模倣して、安倍さんで盛り上がっていた時代の世論をひきつけようと意識している。高市色が出ているわけではなく『安倍さんの後継者よ』みたいな雰囲気で一生懸命やっていたが、高市色を出した方がよい」と語りました。 高市首相の政治姿勢が、故安倍晋三元首相の「レガシー(遺産)」に依存し過ぎているとの懸念を示唆する発言です。首相は初会談でも「安倍元首相からはよくトランプ氏のダイナミックな外交について話を聞いていた」と述べるなど、安倍氏との関係性を強調する手法を採用しています。独立した政治指導者としてのキャラクターを確立することの必要性を、安住氏は指摘しているとみられます。 「責任ある積極財政」は言葉遊びと厳しく批判 財務相経験者の安住氏は、首相が掲げる「責任ある積極財政」については、極めて厳しい見方を披露しました。「分からない。責任ある積極財政とは緊縮財政のことかな、と思う。思い切って国債を出して、必要な政策をやるということだと思うが、それは『責任ある』でなく『無責任』だ」と述べています。 安住氏の論理によれば、責任ある政策とは「コントロールしながら国債を発行していくこと」であり、その「コントロール」の概念こそが「積極財政」と矛盾するという立場です。「言葉遊びだ」という評価は、首相の政策表現を本質的に誤解していると指摘する強い批判となっています。 インフレ下での積極財政は危険、「ワンテンポもツーテンポも遅れている」 さらに安住氏は、マクロ経済の現状認識を重ねての批判を展開しました。「悪いインフレに走り出しているときに、積極財政をしたら長期金利が上がり、円安が進み、インフレが助長される。世界中でインフレモードに入ったところで積極財政をしているところはどこにもない。むしろ締めてインフレを抑えないと国民生活はもっと酷くなる」と述べています。 この発言は、現在の世界的インフレ状況において、各国の中央銀行が金利引き上げと通貨引き締めを進めている流れと矛盾する政策志向を、高市政権が取ろうとしていることへの強い警告です。安住氏は「ワンテンポもツーテンポも遅れている感覚が怖い」と危機感を示し、政権の経済政策における時間感覚の問題を指摘しています。 インフレの悪化による長期金利上昇は、政府債務の利払い費を急増させ、財政状況を一層悪化させる悪循環を招く可能性があります。防衛費増額と積極財政の同時展開が、こうした経済的リスクを高める懸念が、安住氏の批判の根底にあるとみられます。 政策の時間軸に重大な疑問、国民生活への影響を懸念 安住氏の一連の批判から見えるのは、高市首相の政経判断が、現在の経済環境に対応していないのではないかという懸念です。特に、インフレ進行の最中での積極財政は、一時的な景気刺激効果をもたらす可能性がある一方で、金利上昇と円安による長期的な国民生活への悪影響を招く可能性があります。 立民内からは、政権の経済政策に対する根本的な方向性の相違がうかがえます。安住氏は減税優先という立場を示しながらも、その実施タイミングと規模について、慎重かつ現実的な判断を求めているとみられます。

立憲民主党野田佳彦代表に投票決定、安住淳幹事長「力及ばず」野党統一候補断念

2025-10-20
0件
0
0

野党統一候補を模索した立憲民主党は、2025年10月21日の首相指名選挙で野田佳彦代表に投票することを決定しました。立憲民主党の安住淳幹事長氏は「力及ばず」と無念さを表明しています。日本維新の会が自民党との連立政権樹立に合意したことで、野党候補の一本化は断念に至りました。立憲民主党側は政権交代のために野田氏にこだわらない姿勢を示していましたが、公明党の連立離脱後も野党各党との政策調整が進まず、政権交代の夢は潰えることとなりました。今回の記事では、立憲民主党が野党統一候補の擁立に失敗した経緯と、安住淳幹事長氏が語った今後の野党連携への展望について取り上げます。 立憲民主党は野党統一候補を擁立すべく、公明党が自民党との連立政権から離脱したことを好機と捉え、全精力を注いできました。2025年10月10日に公明党の斉藤鉄夫代表氏が企業献金規制強化で自民党との溝が埋まらず連立離脱を決断したことで、自民党は衆院で過半数を失い、野党に政権交代のチャンスが訪れました。立憲民主党側は、野田佳彦代表氏への投票にこだわらず、国民民主党の玉木雄一郎代表氏への一本化も視野に入れながら、日本維新の会、国民民主党との3党協力を模索しました。 しかし、エネルギー政策や安全保障など基本政策の違いが大きな壁となり、野党間の協議は難航しました。国民民主党の玉木雄一郎代表氏は、基本政策の一致が不可欠だと主張し、立憲民主党との連携に慎重な姿勢を崩しませんでした。維新も立憲民主党と国民民主党がまとまることを前提条件としており、3党協議は事実上行き詰まりました。 さらに決定打となったのが、2025年10月20日に日本維新の会の吉村洋文代表氏が自民党の高市早苗総裁氏と連立政権樹立で合意したことです。維新は議員定数削減や副首都構想など12項目の政策実現を条件に、自民党との連立政権樹立に踏み切りました。吉村代表氏は「共に日本を前に進めていきましょう」と高市総裁氏に伝え、20日午後6時に連立合意文書への署名を行うことを発表しました。維新の離脱により、野党3党による統一候補擁立の道は完全に閉ざされました。 野党統一候補の断念へ 立憲民主党は2025年10月20日、党本部で執行役員会を開き、21日の首相指名選挙で野田佳彦代表氏に投票することを正式決定しました。安住淳幹事長氏は役員会後に記者団に対し、「首相指名選挙で政権交代を果たせないか全精力を費やしたが、残念ながら力及ばずだ」と語り、無念さをにじませました。 立憲民主党としては野田氏以外の候補も含めて野党統一候補の擁立を追求してきましたが、基本政策での対立や各党の思惑の違いから合意に至ることができませんでした。安住幹事長氏は連日、日本維新の会や国民民主党、れいわ新選組、共産党などとの協議を重ね、玉木雄一郎氏も有力候補として名前を挙げるなど柔軟な姿勢を示していました。 >「政権交代のチャンスだったのに本当に残念です」 >「維新が自民と組むなんて裏切りじゃないですか」 >「野党がバラバラすぎて呆れる。これじゃ自民に勝てないよ」 >「立憲も国民も政策が違いすぎるから仕方ないのかな」 >「結局数合わせしか考えてないのが見え見えで信用できない」 しかし、維新が自民党との連立合意に踏み切ったことで、野党候補一本化の可能性は完全に消滅しました。立憲民主党内では、公明党の連立離脱という千載一遇のチャンスを生かせなかったことへの失望感が広がっています。特に安住幹事長氏は国民民主党の玉木代表氏に対して「政策実現の話ばっかり持ち上げてワイドショー出してんでしょ玉木くん」と苦言を呈するなど、野党協力が進まなかったことへのいら立ちをあらわにしていました。 中道勢力の結集を目指す 安住淳幹事長氏は、今回の首相指名選挙での敗北を認めつつも、今後の野党連携への意欲を示しました。公明党が自民党との連立政権から離脱して野党側に回ったことを挙げ、「動きは第2ラウンドに持ち越す。中道勢力の結集を中心に、野党側に回った各党と精力的な話し合いを進めていきたい」と述べました。 立憲民主党としては、公明党、国民民主党、れいわ新選組など野党側に回った政党との連携を深め、次の機会を狙う構えです。ただし、エネルギー政策や安全保障など基本政策での対立は根深く、野党の足並みをそろえるのは容易ではありません。維新が自民党との連立政権に参加したことで、野党勢力はさらに弱体化しており、立憲民主党にとって厳しい政権運営が続くことになりそうです。 一方で、自民党と維新による連立政権は、公明党を失った自民党が過半数を確保するための苦肉の策とも言えます。企業献金規制の問題で公明党との溝が埋まらず連立解消に至った経緯を考えると、維新との連立も政策の違いから不安定な政権運営を強いられる可能性があります。立憲民主党は、自民・維新連立政権の不安定さを突きながら、野党の結束を図っていく方針です。 今回の首相指名選挙で野党統一候補の擁立に失敗したことは、立憲民主党にとって大きな痛手となりました。しかし、安住幹事長氏が述べたように、公明党が野党側に回ったことで政界の勢力図は大きく変化しており、今後の国会運営や次の選挙に向けて野党連携を再構築する余地は残されています。立憲民主党が中道勢力の結集を実現できるかどうかが、今後の政局を左右する鍵となります。

杉村太蔵氏が安住淳幹事長を批判、野田佳彦代表に感じ悪いと断言し苦笑させる

2025-10-16
0件
0
1

2025年10月16日、立憲民主党(立憲民主)の野田佳彦代表氏がフジテレビ系の朝の情報番組にリモート出演し、同党の安住淳幹事長氏の言動について指摘を受ける場面がありました。元衆議院議員で実業家の杉村太蔵氏が「感じ悪い!ってみんな言ってます」と断言したことに、野田氏は苦笑しながら応じる形となりました。野党間の協議が本格化する中、安住氏の強気な姿勢が他党からの反発を招いている実態が浮き彫りになっています。 杉村氏が安住氏の態度を問題視 番組では、前日の2025年10月15日に行われた自民党の高市早苗総裁氏と日本維新の会(維新)の吉村洋文代表氏による党首会談を特集していました。この会談で吉村氏は、政策協議がまとまれば首相指名選挙で高市氏に投票する考えを示しており、野田氏は維新の態度は確定したものではないとして、野党統一候補擁立をあきらめない姿勢を見せていました。 その議論の最後に、杉村氏が野田氏に対して「最後、野田さん、部下の安住さん。もう少しお行儀良くされた方がいいんじゃないですかね」と声のトーンを上げて質問しました。杉村氏は「玉木!とか藤田君!とか、あんなに威張っちゃったら、交渉にならなくないですか」と、安住氏が国民民主党(国民民主)の玉木雄一郎代表氏を呼び捨てにし、維新の藤田文武共同代表氏を「君」付けで呼んでいることを問題視しました。 >「安住さんの態度って本当に横柄に見える」 >「野党同士で協力するのに上から目線はまずいでしょ」 >「あの話し方じゃ国民民主も維新も嫌になるよね」 >「立憲民主は与党になりたいのか野党のまま批判してたいのかわからない」 >「政治家の態度って有権者もよく見てるから気をつけた方がいい」 野田氏は苦笑、杉村氏は「感じ悪い」と断言 杉村氏はさらに「もうちょっと安住さんにマイルドに、相手を持ち上げるとかやらないと、感じ悪くないですか」と畳みかけました。スタジオに笑いが漏れる中、画面越しの野田氏も苦笑しながら「相手がどう受け止めるかだと思うんですけど。昔から、ま、そういう関係の」と答えようとしましたが、杉村氏はさえぎるように「だから感じ悪い!ってみんな言ってますよ。ものすごく感じ悪いって」と断言しました。 野田氏が言葉に詰まると、杉村氏は「安住さんによろしく言って下さい、もうちょっとこうしないと」と、相手を持ち上げるポーズをしながら主張しました。番組司会の谷原章介氏から安住氏が訴える野党の「数合わせ」の必要性を問われると、野田氏は「やらないといけないと思ってます、引き算ばかり考えているんじゃなく、どうやって足し算できるかということを考えないと意味がないと思ってます」と強調しました。 安住氏の強気な発言が波紋 安住氏は2025年10月14日の記者会見で、玉木氏を「玉木」と呼び捨てにする場面がありました。公党の記者会見で他党の代表を呼び捨てにするのは異例です。安住氏は一度「あ」と間を置いた上で「玉木代表はたぶん、今、いろいろお考えになっておられるだろうから」とややたどたどしい敬語で言い直していました。 また同じ会見で、維新の藤田氏についても「藤田君も出てくると言っているんだから」と「君」付けで呼んでいました。安住氏は衆院当選10回のベテランで、藤田氏は当選3回、玉木氏は当選6回と、いずれも安住氏より当選回数が少ないものの、公党の代表や共同代表という立場への配慮が欠けているとの批判が出ていました。 野党統一候補めぐる安住氏の本音 安住氏は野党統一候補の擁立に向けて積極的に動いており、2025年10月14日の会見では「自民党を上回るには48人の賛同者が必要なので、執念で、本当に政権を替えるというのだったら死に物狂いで、どんなお考えであってもこの48人の票を集めるしかない」と述べていました。また「場合によっては野田を降ろしてでもやらせてくださいと言っているんですよ」と、野田氏すら降ろす覚悟があることを示唆していました。 玉木氏が安全保障やエネルギー政策での基本政策の一致を求めていることについては「理念は大事だが、きれい事でごまかしているうちは本当ではない」と苦言を呈していました。こうした安住氏の強気な姿勢は、数合わせを優先するあまり他党への配慮を欠いているとの指摘を招いています。 当事者からも「行儀が悪い」との声 実は2025年10月15日の野党3党首会談でも、安住氏の態度が話題になっていました。玉木氏は翌16日の番組出演で、会談の雰囲気について「立憲の安住幹事長の態度が悪いっていうのは3人とも一致して」と明かしています。玉木氏は「ごめんごめん、『態度』じゃなくて『行儀』が悪いと。これで会の冒頭で一致しまして」と訂正しながら、野田氏も含めた3党首が安住氏の行儀の悪さで意見が一致したことを証言しました。 安住氏自身も2025年10月15日に自身のメルマガで「そうだ、今日から玉木くんを弟のように可愛がろうと思う」と投稿しており、その後の番組出演で「これは本人に言ったことをそのまま」と説明していました。しかし、このような上から目線の発言が、野党連携の障害になっているとの批判も出ています。 今回の杉村氏の指摘は、多くの国民が感じている安住氏の態度への違和感を代弁したものと言えるでしょう。野党統一候補の擁立に向けた協議が続く中、立憲民主のキーパーソンである安住氏の言動が、今後の野党連携の成否を左右する可能性があります。

立憲・安住幹事長が覚悟の発言 48票を死に物狂いで集める、野田降ろしも辞さず

2025-10-14
0件
0
1

立憲民主党の安住淳幹事長氏が2025年10月14日の記者会見で、政権交代への強い決意を示しました。48票を死に物狂いで集めるしかないと語り、野党統一候補擁立に向けた現実的な姿勢を鮮明にしました。自民党を上回るために必要な議席獲得へ、野田佳彦代表氏を降ろすことも辞さない覚悟を表明し、数の論理を前面に押し出しています。 立憲民主党は衆院で148議席を持ち、自民党の196議席との差は48議席です。過半数の233議席を確保するには、日本維新の会の35議席、国民民主党の27議席、公明党の24議席などとの連携が不可欠となっています。安住幹事長氏は14日の常任幹事会で首相指名選挙への対応について代表一任を取り付けました。 数の論理を隠さない現実路線 安住幹事長氏は会見で、連立は数合わせだとの批判について、この世界では当たり前。きれいごとでごまかしているうちは本物ではないと指摘しました。政権を本気で変えるなら、48票を死に物狂いで、どんなお考えであってもこの48人の票を集めるしかないと強調し、本気で私どもは勝ちにいっていると述べました。 国民民主党の玉木雄一郎代表氏が理念・政策の一致を求めていることについて、当事者に聞いてほしいと述べるにとどめました。一方で、私達のほうがはるかに本気だから、場合によっては野田を降ろしてでもやらせてくださいと言っているんですよと語り、野田代表氏への投票にこだわらない姿勢を改めて示しました。 立憲民主党内からは首相指名は玉木雄一郎でいい。配慮する姿勢を見せるべきだとの声も漏れています。ただし、結党時からのリベラル系支持層が離れるとの懸念も根強く、実現性は低いとの指摘もあります。 >野田代表を降ろしてでも政権交代を実現する 安保・エネルギーは現実対応で運営 安全保障とエネルギーについて、安住幹事長氏はわれわれはぜんぜん逃げないと述べ、公明党との政策は近いとの認識を示しました。平和安全法制については現行法をいきなり変えることは物理的にできない。政権を引き受けた瞬間から現実対応で運営すると語りました。 原発についても将来ゼロを目指す考えは持つが、現実の運転を直ちに否定しないと述べました。これらのテーマが政権運営の障害になることはなく、基本政策が違う違う、と言うのは別の理由だとの見方を重ねて示しました。 >政権を取れば現実的な対応をする。理想だけでは国は動かせない 国民民主党は原子力発電や安全保障政策の隔たりを理由に協力は難しいとの考えを示しています。玉木代表氏は首相を務める覚悟があると明言した上で、立憲民主党にこうした基本政策を修正し機関決定するように求めています。 安住幹事長氏は15日のテレビ出演で、玉木代表氏について政策実現の話ばっかり持ち上げてワイドショーとか出してんでしょ玉木くん。でも忘れちゃダメだよ。政治とカネの問題は解決していないと苦言を呈しました。 公明党との連携に意欲 公明党とのやり取りについて、安住幹事長氏は水面下の話は一切言えないとしつつ、野党の立場でお互い連携していきたいと強調しました。公明党の与党時代の知見は参考になるとして、大きな戦力に加わっていただいたと評価しました。 公明党は自民党との連立離脱を表明し、首相指名選挙では高市早苗総裁氏の名前を書かず、選挙でも協力しない方針です。立憲民主党は公明党を野党陣営に取り込むことで、過半数獲得の可能性を探っています。 >公明党との連携で政権交代の可能性が出てきた 野田代表氏は10日の記者会見で、自身以外への投票で野党がまとまる策にも前向きな姿勢をみせました。矜持と覚悟だけでは物事は動かない。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれということもあり得ると説明し、柔軟な姿勢を示しています。 3党党首会談を提案 安住幹事長氏は維新側とはまず党首会談を、野田代表氏、藤田文武共同代表氏、玉木代表氏の3人で余人を交えずに行うことで合意していると説明しました。14日に行われた3党幹事長会談では、国民民主党にも同様の方向で一致を呼びかける考えを示しました。 野田代表氏は12日、横浜市で記者団の質問に答え、日本維新の会、国民民主党に党首会談を打診するよう安住幹事長氏に指示したと明らかにしました。早ければ14日にも話し合いたいと意欲を示していました。 しかし、維新は自民党との連立協議を優先する動きを見せ、国民民主党も立憲民主党との基本政策の違いを理由に慎重な姿勢を崩していません。野党統一候補の擁立は難航しており、自民党の高市総裁氏が首相に選出される公算が大きくなっています。 安住幹事長氏の発言は、立憲民主党が本気で政権交代を目指していることを示すものです。ただし、野党各党の足並みはそろっておらず、48票の獲得は容易ではありません。21日に召集される臨時国会での首相指名選挙に向けて、野党間の調整が最終局面を迎えています。

立憲安住淳幹事長「数合わせは当たり前」発言に批判 政策統一なき野党

2025-10-14
0件
0
305

2025年10月14日、立憲民主党の安住淳幹事長は記者会見で、首相指名選挙での野党候補一本化をめぐり、国民民主党の玉木雄一郎代表に対して強い苦言を呈しました。安全保障やエネルギーなど基本政策の一致を理由に難色を示す国民民主党の姿勢について、「きれい事でごまかしているうちは本当ではない」と厳しく批判しました。しかし、政策の一致なしに連立政権を維持できるのかという根本的な疑問が浮上しています。 数合わせ優先の危うい発想 安住氏は会見で、「自民党も立民も数合わせをやっている。そんなこと、この世界にいたら当たり前だ」と述べ、政治の現実として数の論理を強調しました。理念は大事だとしながらも、きれい事で本質を隠すべきではないという姿勢を示しています。 さらに国民民主党への同調を求めている玉木氏に対して、「まどろっこしいことは言わず、党首同士で話したらいい」と直接対話を促しました。安住氏は、立民は自民党を上回るために死に物狂いで票を集めていると強調し、「場合によっては野田佳彦代表を降ろしてでもと言っている私たちの方がはるかに本気だ」とまで訴えました。 しかし、この発言は立憲民主党が政権奪取のためなら政策の違いを無視してでも数を集めようとする姿勢を露呈したものと言えます。政権交代への焦りが、現実的な政権運営の視点を欠いた主張につながっているのではないでしょうか。 政策統一なしに政権維持は不可能 立憲民主党は2025年10月8日から、国民民主党や日本維新の会に対して、首相指名選挙での野党候補一本化を呼びかけてきました。野田佳彦代表は、自らの代表職にこだわらず玉木氏を首相候補とする可能性まで示唆しています。 ところが、この提案には重大な問題があります。国民民主党と立憲民主党は、原子力発電政策で真っ向から対立しています。立民は原発ゼロを掲げる一方、国民民主党は原発活用を主張しています。安全保障政策でも、立民が安全保障関連法に違憲部分があれば廃止すると主張しているのに対し、国民民主党は現行の安保法制を維持する立場です。 >「政策バラバラで政権取ってどうするの」 >「数合わせだけで国民が納得すると思ってるのか」 >「玉木さんの言う通り、安保は譲れないでしょ」 >「立憲は政権欲しいだけで理念がないのがバレた」 >「こんな野党に政権任せられないわ」 玉木氏は2025年10月13日未明、自身のSNSに長文を投稿し、「安全保障政策は国民の生命や財産に直結する国の基本政策です。交渉して譲ったり譲られたりする問題ではない」と明言しています。これは極めて正論であり、エネルギー政策や安保政策といった国家の根幹にかかわる問題で妥協することは、国民に対する無責任な態度と言わざるを得ません。 現実離れした立憲民主党の主張 野田氏は2025年10月12日、国民民主党に対して「のりしろを持ってきてほしい」と歩み寄りを求めました。しかし、これに対して玉木氏が「あまりにも高いところから物を言い過ぎじゃないか」という批判を受けたという報道もあります。 実際には逆ではないでしょうか。立憲民主党こそが、政策の違いを棚上げにして数だけ集めれば政権が取れるという、あまりにも現実離れした発想に立っています。仮に首相指名選挙で野党候補が勝利したとしても、その後の政権運営で基本政策をめぐる対立が表面化すれば、政権は早期に崩壊する可能性が高いと言えます。 国民民主党の榛葉賀津也幹事長は、立民との会談後に「憲法、安全保障などで決定的に考えが異なる」と指摘し、「打算と数合わせで一緒に行動することは考えていない」と明言しています。この慎重な姿勢こそが、責任ある政党の態度と言えるでしょう。 参院選で示された民意は減税 2025年7月に実施された参院選では、国民民主党が減税政策を前面に打ち出し、支持を拡大しました。これは国民が給付金ではなく減税を求めているという明確な民意の表れです。ところが立憲民主党は、この民意に十分に応えているとは言えません。 政権交代を目指すのであれば、まず立憲民主党自身が国民民主党の政策に歩み寄り、原発政策や安保政策での立場を明確に修正すべきではないでしょうか。数合わせを当たり前と開き直る前に、国民が求める政策を実現できる体制を整えることこそが、野党第一党としての責任です。 2025年10月15日には野田氏、藤田文武維新共同代表、玉木氏による党首会談が予定されていますが、立憲民主党が現実的な政策調整に応じない限り、野党候補の一本化は困難と見られます。政権交代への近道はなく、地道な政策協議こそが求められています。

安住淳氏「高市早苗総裁の軌道修正を注視」 スローガン政治に懸念、裏金再登用も批判

2025-10-06
0件
0
0

高市早苗新総裁に安住淳氏「軌道修正を注視」 自民党の新総裁に高市早苗氏が就任したことを受け、立憲民主党の安住淳幹事長は10月6日、国会内で記者団に対応しました。女性として初めて自民党総裁となった高市氏の誕生に一定の評価を示しつつも、「これまでの言動からどう軌道修正していくのかを注視している」と冷静な姿勢を見せました。 安住氏は「女性初の総裁で、自民党なりにこの危機的な状況の中での選択肢だろう」とした上で、「お互い切磋琢磨して日本の政治を前に進めていきたい」と語りました。しかし同時に、「これまでの発言や行動を見ていると、社会の分断を招きかねないような言動が非常に気になる」と指摘し、高市氏の政治スタンスに対する警戒感をにじませました。 “発言の軌道修正”に注目 野党の視線は冷静かつ厳しく 高市氏はこれまで、憲法改正、スパイ防止法制定、経済安全保障の強化など、保守的な政策を前面に掲げてきました。その一方で、ジェンダー政策や多様性に関する発言をめぐり、社会的な議論を呼んだ経緯もあります。 安住氏は「仮に総理になった時に、そのままなのか、それとも軌道修正して普通の自民党総裁に戻るのか」と述べ、高市氏がどの方向に舵を切るのかを見極める考えを示しました。 > 「発言の重みが増す立場になった以上、慎重な姿勢を期待したい」 > 「保守色を出すのは構わないが、社会の分断を深めるようでは困る」 > 「女性リーダーの誕生は歓迎するが、思想的には極端すぎる印象もある」 > 「与党が変わっても、国民生活に直結する政策を続けてほしい」 > 「政治は理念より結果。新総裁には現実的な政策遂行力を求めたい」 SNSでもこうした声が多く見られ、国民の関心は「改革の実効性」と「政治姿勢の柔軟さ」に集まっています。高市政権がスタートする前から、社会的な期待と警戒が入り混じる空気が広がっています。 経済政策への懸念 “スローガン政治”脱却を要求 安住氏はまた、ガソリン税暫定税率の廃止や給付付き税額控除など、現政権が協議していた経済政策の扱いについても言及しました。 「高市総裁になって引き継がれるのか、ちゃぶ台返しになるのかは見てみないと分からない。(高市氏は)主要野党の掲げていることは全部やると言っているが、全部やるなら財源はどうするのか。きちんと示してもらわないといけない」と述べ、財源論を伴わない政策スローガンを厳しく批判しました。 立憲民主党内では、所得格差是正や中間層支援を柱とする政策を掲げており、安住氏は「これからはスローガン政治ではなく、リアルな提案を」と注文をつけました。 経済評論家の間でも、「高市氏が掲げる“成長と分配の両立”は理想的だが、財政規律との整合性をどう取るかが最大の課題」との見方が出ています。与野党の協議が実質的な政策論争に進むかどうかが、今後の国会運営の焦点になりそうです。 “裏金議員”の復権を懸念 自民の刷新は本物か 安住氏はさらに、「裏金議員を再登用するようでは、自民党が生まれ変わるどころか、昔の政治の悪い部分が戻ってくる」と強い言葉で警鐘を鳴らしました。 自民党では、派閥の政治資金不記載問題をめぐって多くの議員が処分を受けましたが、その中から新執行部に起用される動きもあり、野党側は厳しく監視しています。 安住氏は「われわれはそれを黙っていない」と述べ、国会での追及姿勢を明確にしました。自民党内では「再登用は経験重視」との声もある一方、国民の不信感は依然として根強いままです。 与党としての信頼回復が問われる中で、安住氏の発言は「女性初の総裁就任」という祝意の裏に、政権運営への厳しい現実認識を突きつけた形となりました。 “祝福と警戒”が交錯する船出 高市総裁就任は、自民党にとって世代交代と刷新の象徴とされていますが、安住氏の発言は「刷新とは何か」を改めて問うものでした。社会の分断を懸念する声、財源なき公約への疑問、そして古い政治体質の復活への警戒——。 新体制の出発点に立つ高市氏が、これらの課題にどう向き合うかが、政権の持続力を左右します。野党との健全な緊張関係を保ちながら、政治が「言葉より結果」を示せるかどうか。国民の視線はすでに厳しく注がれています。

安住淳「臨時国会は変更も」発言 野党は手続き論より政策を語れ

2025-10-05
0件
0
0

安住淳幹事長「臨時国会は変更も」発言 日程論より政策論を語るべきだ 立憲民主党の安住淳幹事長は2025年10月5日放送のBSテレ東番組で、15日を軸に調整が進んでいる臨時国会の召集時期について「変わる可能性がある」と発言した。自民党幹部から「日程を含め、ちょっと待ってほしい」と電話があったと説明し、開会日がずれ込む可能性を示唆した。 臨時国会では、新たな内閣による首相指名選挙や経済対策を巡る議論が予定されている。安住氏の発言は、今後の国会運営をめぐる各党間の駆け引きに影響を与える可能性がある。 「自民の体質と連立は難しい」発言に波紋 番組では、自民党の高市早苗総裁(以下、高市氏)と他党との連立の可能性についても質問があった。安住氏は「高市氏が派閥パーティー収入不記載事件に関係した議員の要職起用に意欲を見せている」と批判し、「そういう体質の党とお付き合いするのは難しい。国会でも相当もめると思う」と強い言葉で述べた。 しかし、この発言に対しては「内容よりもレッテル張りに終始している」との声も上がっている。連立の是非を論じる前に、どの政策を重視するかを明確にすべきだという指摘だ。 国民の関心は“いつ開くか”より“何を決めるか” 臨時国会の召集が数日ずれるかどうかより、国民にとって重要なのは、景気対策や社会保障などの実質的な議論がどう進むかである。物価上昇が続き、家計の負担が重くなる中、政治が日程調整ばかりを論じていては信頼は得られない。 > 「また日程の話か、政策の話が聞きたい」 > 「国会を開く前に、何を審議するかを示してほしい」 > 「野党も批判だけでなく、提案を出すべき」 > 「国民は手続き論よりも結果を見ている」 > 「政治家が言葉で競う時代はもう終わっている」 SNSではこうした声が目立つ。臨時国会の開会日が多少ずれても、国民生活にはほとんど影響がない。重要なのは、その国会で何を決め、どんな成果を出すかである。 揚げ足取りの政治が信頼を損ねる 野党が政権をけん制すること自体は健全な機能だが、言葉尻を捉えて批判する姿勢が続けば、建設的な議論が進まない。安住氏のような幹部が発言のたびに「対決ありき」の姿勢を見せてしまえば、政策論争の場が感情的な応酬に変わってしまう。 国会は言葉の競技場ではない。必要なのは、国民の暮らしを守るための現実的な議論だ。手続き論や批判合戦では、政治そのものが空転するだけである。野党には、批判のための批判を超えて、具体的な代案を提示する責任がある。 国民が求めているのは、“いつ開くか”ではなく、“開いて何をするか”という答えだ。安住氏の発言がその焦点をぼかすようでは、政治への信頼回復は遠のく。

安住淳幹事長「高市政権が保守色を強めれば対決姿勢」

2025-10-04
0件
0
0

野党側の視線 自民党で高市早苗(たかいち さなえ)氏が新総裁に選出されたことを受け、立憲民主党の安住淳幹事長は4日、今後の政局に対する見方を示しました。安住氏は「保守色をかなり強めてくれば対決姿勢になる。一方で現実路線に戻れば十分話し合いはできる」と述べ、高市政権の初動次第で野党の対応を変える考えを明らかにしました。 安住氏は宮城県出身で衆院宮城4区選出のベテラン議員です。地域に根差した活動を続けており、立民県連の代表も務めています。今回の発言では、「誰が総裁であろうと、うちの県連に特別な関係があるわけではない」と冷静に距離を置く姿勢も見せました。 「保守色」への警戒と分析 安住氏が注目したのは、高市新総裁が掲げる保守的路線です。高市氏は、憲法改正、皇位の男系継承堅持、スパイ防止法の制定などに強い意欲を見せています。これらは保守層の支持を得る半面、野党との協調を難しくする要因ともなります。 安住氏は「保守色が強まれば対立構図が明確になる」と指摘しつつ、「現実路線に戻れば協議の余地はある」と含みを持たせました。立民としては、政策論争を重視する構えを見せつつ、あくまで高市政権の姿勢を見極める段階にあります。 この柔軟な姿勢は、単なる批判型野党から「政策型野党」への転換を印象づけるものであり、今後の国会対応にも影響を与えそうです。 野党間の温度差 高市総裁の誕生に対して、他の野党からも様々な反応が出ています。日本維新の会は「方向性を見極めたい」と慎重姿勢を見せ、国民民主党は「対話の余地を残す」としています。 一方で、共産党は「戦前回帰の政治だ」と強く批判しました。安住氏の発言はこうした強硬論とは一線を画し、あくまで現実的な対応を探るものといえます。 立民内部でも、高市氏が「ワークライフバランスを捨てる」と発言したことに懸念の声が上がっていますが、安住氏はその発言の意図を「覚悟の表明」と捉えた上で、過度に攻撃的な姿勢を取らない方針を示したとみられます。 > 「対立よりも議論を求めたい」 > 「高市さんの覚悟には敬意を持つ」 > 「保守路線が極端にならないか注視」 > 「立民は批判だけでなく提案も」 > 「健全な緊張関係を築くべきだ」 今後の国会構図 高市総裁の就任で、自民党は保守色を明確にしました。安住氏の言葉は、その路線が「対決」か「協調」かを分ける分水嶺になることを示唆しています。 立民にとっても、高市政権が保守寄り政策を進めるほど支持層の再結集を図りやすい面があります。つまり、政治的には「対決」が必ずしも不利ではありません。 しかし、安住氏はあくまで政策本位の姿勢を強調しています。「現実路線なら話し合いはできる」という発言は、国会での合意形成を視野に入れたものであり、野党としての成熟を意識した言葉といえます。 高市氏が掲げる憲法改正、安全保障強化、減税などの政策に対し、立民がどの立場で臨むかは、次期国会の最大の焦点となります。

給付付き税額控除の立案責任と継承を訴える安住淳の戦略

2025-09-25
0件
0
0

安住淳の戦略と立憲案の核心 立憲民主党の安住淳=幹事長(第何期かを挿入すべきだが、現時点で“幹事長”の肩書で記述)は、給付付き税額控除を「低中所得者向け対応のファイナルアンサー」と位置づけています。 彼は与野党協議の中心に立ち、自民・公明との制度設計交渉を先導する姿勢を鮮明にしました。会談後には、新体制となる自民新総裁にも制度継承を強く要請しています。 立憲プロジェクトチーム案では、まず市民に一律4万円給付を行い、そこから所得に応じて最終的な給付額を調整する手法を柱としています。 安住幹事長は「給付付き税額控除」と減税・給付を組み合わせる制度で、国民の暮らしの安心を支える政策転換を図る意欲を示しており、自民・公明との協議路線を通じてこれを実現軸に据えようとしています。 交渉のポイントと安住発言の意味合い 安住幹事長の発言は、ただ政策を掲げるだけでなく、交渉力・影響力を党内外に示す戦略の表れと見られます。自民・公明との3党協議では、協力を引き出すための立ち位置調整と、制度の“中身”を巡る綱引きが発生します。 主な論点は次のとおりです。 (1) 財源確保: 給付+控除併用は国家財政に負荷をかける可能性があるため、安住側は制度実現を見据えた安定財源確保を重視する必要がある。 (2) 給付・控除の方式設計: 一律給付と所得調整のバランスをどう取るか。安住案の「4万円給付+所得調整」はその一案だが、自公側との調整で修正圧力がかかる可能性がある。 (3) 制度持続性と継承性: 交代後(新総裁・将来の政権交代後も)制度が維持されるか。安住が継承を強く求めるのは、この懸念を先回りする狙いと考えられる。 (4) 制度運用と詐欺・重複防止: 所得把握や給付判定の精度をどう担保するか。安住側としては、透明性と実効性を重視する主張を交渉カードとするだろう。 安住幹事長は9月16日の記者会見で、自民総裁選についても触れ、「決まったら好敵手になれるように切磋琢磨したい」と述べ、自党立て直しと対峙姿勢の表明を示しました。([立憲民主党][3]) リスクと勝負どころ:安住の挑戦軸 安住を主軸に据えるリスクと見せ場は以下です。 1. 政策が実現できなければ支持回復につながらない 給付付き税額控除が実現できなければ、彼の政策主導を掲げた戦略は批判対象になります。 2. 妥協余地とのせめぎ合い 自公側との妥協案で立憲案の核心部分が削られれば、支持基盤からの反発を招く可能性があります。 3. 制度運用能力が問われる 所得把握や給付実務の複雑性を制御できなければ、批判にさらされやすくなります。 4. 継承性の保証 制度が新総裁や将来政権で見捨てられない担保をどう設けるか。安住が継承を訴えた背景にはこの強い懸念があります。 5. 献金改革との同時運営 与野党間で見解が分かれる企業・団体献金見直しも同時に議論されており、政治資金透明化をめぐる駆け引きが全体の足を引っ張る可能性があります。 安住幹事長の役割は、単に政策を掲げるだけでなく、その実効化と政治力との折り合いをどうコントロールするかが焦点です。

安住淳が自民総裁選を「つまらない」と批判 臨時国会召集を改めて要求

2025-09-22
1件
1
193

安住淳氏、自民総裁選に「つまらない」と苦言 立憲民主党(立民)の安住淳=幹事長は2025年9月22日、国会内で記者団の取材に応じ、自民党総裁選(10月4日投開票)について「みんな同じような主張をしている感じで、ちょっとつまらない。国の将来を語ってほしい」と批判しました。総裁選が国民に開かれた論戦になっていないとの見方を示し、単なる党内権力争いで終わらせるべきではないと訴えました。 安住氏は、候補者が横並びのスローガンを並べているだけでは有権者の信頼を得られないと指摘しました。立民は長く「政策の具体性」「国会での説明責任」を重視してきましたが、その姿勢から見ても自民総裁選の議論は十分ではないという認識です。さらに、「国の将来を語るのが総裁選であるべきだ」と繰り返し強調しました。 政治空白の長期化に警鐘 安住氏はまた、参院選後の国会運営についても苦言を呈しました。自民党は比較第一党であるにもかかわらず、臨時国会を3カ月も開かず、政治空白を放置したと批判しました。「比較第一党として大きな責任がある」と述べ、与党としての責務を果たしていないと断じました。 この「3カ月の空白」は、国民生活に直結する課題の遅れを意味します。物価高騰や賃金停滞、安全保障政策の見直しなど多くの課題が先送りされてきました。安住氏は「国会を開かなければ議論は始まらない。総裁選よりもまず臨時国会を召集するのが筋だ」と訴えました。 臨時国会召集の憲法的根拠 立民はかねてから臨時国会の早期召集を要求してきました。憲法53条は「いずれかの議院の総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は臨時国会を召集しなければならない」と定めています。野党はすでに召集を要求しており、安住氏の発言は憲法上の規定を踏まえたものです。 臨時国会が開かれないことで、補正予算の編成や緊急の物価対策、外交案件の承認などが先送りされています。安住氏は「国民に向き合う姿勢を示すなら、すぐにでも臨時国会を開くべきだ」と主張しました。 国民の信頼を取り戻す議論を 安住氏の批判の根底には、政治不信の深刻化があります。政治資金の不透明さや政策決定過程の閉鎖性が問題視される中、総裁選の論点が国民生活に直結する形で示されなければ、信頼回復にはつながりません。 立民は物価対策、社会保障の持続可能性、外交の安定性を優先課題として掲げています。安住氏は「総裁選で将来像を示さないのであれば、与党としての責任を果たしていないことになる」と指摘し、国民の期待に応える形での論戦を求めました。 > 「総裁選が形式的でつまらない」 > 「国の将来を語る本格論戦を見たい」 > 「国会を3カ月も開かないのは無責任だ」 > 「早期の臨時国会召集が必要だ」 > 「国民に対して説明責任を果たすべきだ」 総裁選後の政局と野党の視点 安住氏の発言には、総裁選後の政局を見据えた意図もあります。自民党の新総裁が首相に就任すれば、組閣や政策決定が動き出します。その前に国会を召集させることで、野党は政権への追及の機会を確保できます。 また、早期の衆院解散・総選挙の可能性も取り沙汰されています。与党内の多数派形成が不安定であれば、政権基盤は脆弱になります。立民としては「国民の生活を直視する政党」との対比を強調し、次期総選挙をにらんで存在感を高めたい狙いがあります。 安住氏は最後に「総裁選は自民党内の権力交代でしかない。真に必要なのは国民生活を守る議論だ」と強調しました。

立憲民主党、幹事長に安住淳氏起用へ 野田代表が刷新人事で党再生狙う

2025-09-10
0件
0
0

立憲民主党、幹事長に安住淳氏起用へ 立憲民主党の新しい党役員人事をめぐり、野田佳彦代表が安住淳衆議院議員を幹事長に起用する意向を固めたことが10日、関係者の話で明らかになった。安住氏は現在、衆院予算委員長を務めており、与野党双方に幅広い人脈を持つことから、党運営の要である幹事長としての手腕が期待される。党は11日に両院議員総会を開き、正式に新役員人事を決定する見通しだ。 > 「安住氏なら与野党調整もうまくやれるのでは」 > 「代表が野田氏になって人事も刷新、立憲が変わるか注目」 安住淳氏の経歴と評価 安住氏は宮城県出身で、財務大臣などを歴任したベテラン議員。政権与党時代の経験を踏まえ、予算や財政に関する知識が豊富であることに加え、与野党の幅広い議員とパイプを築いてきた。今回の幹事長起用は、野田代表が「経験と調整力を重視した人事」との評価が出ている。 立憲民主党は支持率の停滞が続くなかで、政権交代可能な野党第一党としての存在感を高める必要がある。安住氏の起用は、党内外に安定感を与える狙いがあるとみられる。 > 「野党共闘をまとめる役割に期待したい」 > 「財務相経験があるのは大きな強み」 野田代表の人事刷新と狙い 野田代表は執行部の大幅入れ替えを掲げており、世代交代と刷新感をアピールする狙いがある。立憲民主党は次期衆院選を見据え、与党・自由民主党(自民党)との対決姿勢を鮮明にしつつも、国民民主党(国民)や日本維新の会との政策協議も視野に入れている。 安住氏は与党側との折衝経験が豊富で、かつ野党間の調整にも関与してきた実績があり、こうした局面でのリーダーシップに期待がかかる。 > 「刷新とベテランのバランスを取った人事だ」 > 「人事で立憲がどこまで再生できるかが問われる」 立憲民主党再生への試金石 支持率低迷が続く立憲民主党にとって、今回の人事は党の再生に向けた試金石となる。安住氏が幹事長に就任すれば、選挙戦略の立案、党内融和、与野党交渉など幅広い課題を担うことになる。 野田代表が掲げる「実務型の党運営」を体現できるかどうかは、立憲の信頼回復に直結する。安住氏の調整力と経験が試される局面となる。

立民・安住淳氏「自民は数のためなら連立も辞さない」参院選後の政界再編を警戒

2025-06-30
0件
0
0

安住淳氏が語る「自民党の原理」 参院選後の連立再編をにらむ政界の力学とは 参院選の先に見据える“連立再編” 「どんなことをしても多数を持ちに行くのが自民党の原理だ」 立憲民主党の安住淳・衆院予算委員長は6月30日、共同通信加盟社の論説研究会での講演で、参院選後の政界再編を念頭にこう言い放った。 自民党が政権を維持するためには、過去に前例のある“意外な連立”も厭わないという歴史観を示した上で、「自社さ連立政権」――すなわち社会党・自民・さきがけの異色トリオによる政権誕生を例に挙げた。首相に就いたのは、当時の社会党委員長・村山富市氏だった。 今回の参院選後、自民党が過半数を維持できなかった場合には、過去のような「連立の奇策」に出る可能性があるという。野党の立場から見れば、まさに「いつでも連立拡大に踏み切れる用意がある」という、自民の柔軟かつしたたかな政権戦術に警戒を強める発言だ。 > 「自民は“数がすべて”の党。どことでも手を組む」 > 「数合わせでも、政権維持が最優先」 > 「歴史を見ても、自民の本質はそこ」 > 「村山政権を知らない世代には衝撃かも」 > 「今回もどんな連立が組まれるか分からない」 「石破政権」次第で動く可能性も 安住氏はまた、仮に自民党が石破茂氏を首相に据えても、状況によっては連立枠組みの再編が動き出すと示唆した。とはいえ、現時点で維新や国民民主が即座に連立に加わるとは考えていないとし、「石破政権が伸び悩んだときに“この人なら組める”という人が現れたら、初めて動く」と予測する。 政界は水もの。今の支持率や発言よりも、選挙結果が次の展開を左右するという現実がある。参院選後、仮に与党が過半数を割ったとすれば、「政権延命のための連立再編」は現実の選択肢として浮上することになる。 維新・国民には「陳情野党」の烙印 一方、安住氏は野党側の動きについても触れた。自民党との政策協議を進めてきた日本維新の会や国民民主党を「陳情野党」と断じた。つまり、自民に政策を“お願い”するスタンスは、本来の野党の在り方から逸脱しているとの批判だ。 この言葉には、「野党としての矜持を失っていないか」という警鐘が込められている。野党が小さな実績を積み重ねようとする姿勢は、結果として政権与党の延命に手を貸してしまった――という悔しさもにじんでいる。 > 「維新や国民はもはや野党じゃない」 > 「陳情野党って言い得て妙」 > 「自民にすり寄った時点で終わり」 > 「批判じゃなく交渉って、野党の意味がない」 > 「立民は“反対ばかり”と言われるが、筋は通ってる」 過半数の攻防が生む再編の火種 現在、自民党は過半数をなんとか維持しているが、参院選の結果次第で潮目が変わる可能性は十分ある。自民・公明の枠組みだけで過半数を下回った場合、維新や国民民主といった“連立の予備軍”が注目されることになる。 だが、そうした野党側にも、政権に近づくことへのリスクがある。支持者から「裏切り」と見なされる危険性だ。中途半端な連立入りは、自党の存在感を薄めるだけでなく、次の選挙で“中間派”としての信頼を失う恐れもある。 安住氏の講演は、そうした政界の本質をえぐり出したものだった。数の力を軸に動く自民党と、存在感を失う“交渉型野党”。この構図が変わらない限り、日本の政治は「自民一強」から脱することは難しい。

衆院予算委、13日開催へ 高額療養費制度凍結を巡る政府方針転換に伴い

2025-03-12
0件
0
0

衆議院の安住淳予算委員長(立憲民主党)と参議院の鶴保庸介予算委員長(自民党)は、2025年度予算案を巡る審議について、3月12日に国会内で会談を行いました。この会談で、衆院予算委員会を13日に開催することで合意が形成されました。 高額療養費制度の凍結とその影響 会議では、政府が高額療養費制度の自己負担上限額引き上げを全面的に凍結する方針を決めたことが背景にあります。安住氏はこの方針転換について、石破茂首相からの説明を求めており、その説明を受けた上で質疑を行う予定です。安住氏は「政策変更に至った経緯をしっかりと説明してほしい」と強調しています。 参院予算委員会との調整 参院予算委員会は13日に公聴会を開く予定であり、衆院予算委員会はその後に実施される見通しです。しかし、参院側からは「参院軽視だ」との懸念の声が上がっており、鶴保氏は衆院予算委員会を開催することについて、「前例に従わない形での開催は避けるべきだ」と条件をつけて容認する考えを示しました。

安住淳衆院予算委員長、平将明デジタル相が「超フェア」と高評価

2025-03-11
0件
0
0

令和7年度予算案の審議を巡り、安住淳衆院予算委員長(立憲民主党)の姿勢が注目を集めている。平将明デジタル相は、11日のYouTube番組「魚屋のおっチャンネル」に出演し、安住氏の委員長としての運営について「超フェア」と繰り返し、強い評価を示した。 ■平将明デジタル相の評価 - 公正な進行: 平氏は、安住氏が与党・野党を問わず公平に議事を進めたと強調。「あんなフェアな委員長はいない」とし、政府は安住氏に対して感謝とリスペクトの気持ちを持っているだろうと述べた。 - 効率的な議論: また、安住氏が議論を効率よく進行させた点にも言及。「首相が答えるべき質問には首相を、その他の質問は担当大臣や役所に答えさせるなど、議論が深まるように配慮していた」と評価した。 ■安住氏の具体的な取り組み - 時間管理の徹底: 安住氏は、持ち時間を超えた質問に対してはきちんと注意をし、議事の秩序を保った。また、野党議員のヤジにも冷静に対応し、全体の進行に支障をきたさないように心掛けていた。 - 適材適所の答弁指名: 安住氏は、議論を無駄にしないように、適切な答弁者を選んで指名。これにより、会議の進行がスムーズになり、議論の質も向上したと言える。 ■平氏の委員長経験との比較 - 時間管理の厳格さ: 自身が委員長を務めた際には、野党に甘く対応していたことがあり、安住氏の時間管理の厳しさに驚きがあったと平氏は述べた。「安住さんは、与党だろうが野党だろうが関係なく、時間を守らせる」と語り、その厳しさを称賛した。 - 公平な議事進行: また、安住氏は、与党・野党に関係なく公平に議事を進める姿勢が際立っていた。平氏は、「安住さんは本当に公平で、ダメなことはダメ、いいことはいいと言い切った。そんな姿勢は素晴らしい」と絶賛した。 平氏は最後に、周囲に「まさか最後までこんなにフェアだとは思わなかった」と漏らし、安住氏の姿勢に感心していることを改めて強調した。

参考人招致巡る対立で予算委員会開会遅延 安住委員長が自民党批判

2025-02-19
0件
0
0

衆院予算委員会の開会遅れる 衆議院の予算委員会は、19日午前9時から石破茂総理らが出席し、集中審議が行われる予定でしたが、参考人招致を巡る与野党の対立により、開会が遅れています。 参考人招致を巡る与野党の対立 今回の焦点は、自民党の安倍派の元会計責任者の参考人招致です。この人物は、政治資金パーティーに関する問題での証言が求められており、これを巡って衆院予算委員会で参考人招致が決定されました。 しかし、元会計責任者は招致に応じない意向を示しており、招致自体が都内のホテルで非公開で行われる見込みです。 与野党の協議決裂 予算委員会に先立って行われた理事会では、開催方法や聴取方法を巡って与野党の協議が行われましたが、結局折り合いがつかず、予算委員会の開会が遅れる事態となっています。 安住予算委員長の反発 安住淳予算委員長(立憲民主党)は、自民党側の対応に強い不満を示しています。 特に、自民党が日時や公表場所を一切マスコミに明らかにしないよう求めたり、質問内容に対して事前の配慮を求めたりしたことについて、質問権にまで干渉してきたと指摘しています。 「議決で決めたことに対して、質問内容や公表するかどうかまで口を挟むのは許せない」と語り、強く反発しています。 予算案審議への影響 予算委員会の開会が遅れたことで、2025年度予算案の審議が始まる時期にも影響が出る可能性があります。与野党の対立が続く中、国会の運営が滞ることへの懸念が高まっています。

安住委員長、松本淳一郎氏の聴取を非公開で実施 共産党が反発

2025-02-18
0件
0
0

旧安倍派会計責任者への聴取が非公開で実施へ 2月18日、衆議院予算委員会の理事会が開かれ、自民党の裏金事件を巡る旧安倍派会計責任者・松本淳一郎氏の聴取が2月20日に東京都内のホテルで非公開で行われることが決まりました。この聴取には、安住淳衆院予算委員長を含む、自民党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の各党の理事5名のみが出席し、オブザーバーである日本共産党、れいわ新選組、公明党の参加は認められませんでした。 共産党が強く反発 この決定に対し、日本共産党は強く反発し、全会派参加の聴取を求めました。共産党の田村貴昭議員は、「参考人招致を決議した予算委員会に参加しない理由はない」とし、「裏金事件を追及してきた共産党を意図的に排除するのは納得できない」と強調しました。共産党は、このような対応では真相の解明に繋がらず、国民の理解も得られないとして、聴取の公開と全会派参加を改めて要求しています。 松本氏の聴取の経緯 松本氏は1月30日の衆院予算委員会で参考人招致されることが決まった人物で、野党の賛成によってその場で議決されました。その後、与野党間で聴取の進行方法について調整が行われ、最終的には理事会派のみによる非公開聴取が決まった形です。 今後の対応 共産党は、松本氏の聴取を公開で行い、全会派が参加するべきだと主張しており、真相究明に向けた議論が続いています。今後、与党と野党の間でどのような調整が行われるのか、注目が集まっています。

安住委員長、橋本氏の要求に反論 自衛官出席問題で衆院予算委員会での一幕

2025-02-05
0件
0
0

2025年2月5日の衆議院予算委員会で、国民民主党の橋本幹彦氏が現役自衛官(「制服組」)の国会答弁出席を求めた際、立憲民主党の安住淳委員長から厳しい注意を受ける一幕がありました。 ■橋本氏の発言と安住委員長の反論 橋本氏は、事前に複数の制服組幹部の予算委出席を求めましたが、戦後一度も答弁に立った例がないとして、同委理事会で認められなかったと述べました。 これに対し、安住委員長は、国民民主党も合意した上で決まったことだと指摘し、「先の大戦のことも踏まえて、文民統制の観点からそうしてきたわけで、偏った考えで判断していない」と反論しました。 ■文民統制の重要性と委員長の強い姿勢 橋本氏が「制服組を国会に呼べない法的根拠はない」と主張すると、安住委員長は審議を一時中断し、「文民統制の重みをわきまえて国会はやってきた。行き過ぎたひぼう中傷は看過できない。戦後長いルールの中で重く積み上げてきたもので、防衛省の組織として責任を持ってここで答弁をしていることを否定するようなことは許されない」と強く一喝しました。 この発言を受け、橋本氏はそれ以上この問題を取り上げることはありませんでした。 ■安住淳委員長の経歴 安住淳氏は1962年1月17日生まれの日本の政治家で、立憲民主党に所属する衆議院議員(10期)です。 これまでに衆議院予算委員長、財務大臣(第15代)、政府税制調査会長(第11代)、衆議院安全保障委員長、民主党選挙対策委員長、民主党国会対策委員長(第15代)、民主党幹事長代行(第2代)、民進党国会対策委員長(初代)、民進党代表代行(第2代)、旧立憲民主党国会対策委員長(第2代)、立憲民主党国会対策委員長(初代・第3代)などを歴任しています。 宮城県牡鹿郡牡鹿町(現・石巻市)生まれで、現在は立憲民主党宮城県連代表を務めています。

パーティー収入の記載で陳謝

2024-10-29
0件
0
14

立憲民主党の安住淳国対委員長は昨年4月に開催した政治資金パーティーの収入を総務省に届ける際に30万円分を支払った団体の書類を誤って抜かしていたことについて陳謝した。「私の責任だ。申し訳ない」と国会内で記者団に述べた。

オススメ書籍

日本の政策はなぜ機能しないのか? EBPMの導入と課題

日本の政策はなぜ機能しないのか? EBPMの導入と課題

「正しい政策」がないならどうすべきか: 政策のための哲学

「正しい政策」がないならどうすべきか: 政策のための哲学

EBPM[エビデンス(証拠・根拠)に基づく政策立案]とは何か 令和の新たな政策形成

EBPM[エビデンス(証拠・根拠)に基づく政策立案]とは何か 令和の新たな政策形成

日本の政治を採点する―2007年参議院選の公約検証

日本の政治を採点する―2007年参議院選の公約検証

安住淳

検索

政治家の名前検索、公約の検索が行えます。

ランキング

政治家や公約の各種ランキングを見ることができます。

ランダム評価

公約・政策がランダム表示され評価することができます。

選挙情報

今からの選挙・過去の選挙結果などが確認できます。

アンケート

当サイトで行っているアンケート・投票にご協力ください。

「先生の通信簿」は、議員や首長など政治家の公約・政策を「みんなで」まとめるサイトです。また、公約・政策に対しては、進捗度・達成度などを含めたご意見・評価を投稿することができます。

政治家や議員の方は、公約・政策を登録し有権者にアピールすることができます。また、日頃の活動報告も登録することができます。

選挙の際に各政治家の公約達成度や実行力など参考になれば幸いです。

※この情報は当サイトのユーザーによって書き込まれた内容になります。正確で詳しい情報は各政治家・政党のサイトなどでご確認ください。

X (Twitter)

標準偏差:21.26