2025-05-16 コメント投稿する ▼
年金改革法案に懸念、若者の年金3割減にブレーキを 山井和則議員が修正案を強調
年金改革法案、若者の年金3割減に危機感
年金改革関連法案が閣議決定され、国会に提出された。しかし、この法案がそのまま成立すれば、現役世代や若者の年金受給額が将来的に最大3割減少する可能性が指摘されている。この動きに対し、立憲民主党は修正案を準備し、与野党の協議を目指している。
立憲民主党の長妻昭代表代行は、将来の年金額分布の推計を示しながら「就職氷河期世代が特に影響を受ける。この世代はちょうど穴のように凹んでおり、そのままでは老後が不安だ」と警鐘を鳴らした。長妻氏はまた、「年金は『あんパンのあん』。しかし、政府の案はそのあんが抜けた状態だ。我々はあんをしっかり入れた修正案で議論したい」と訴えた。
山井和則議員「若者の年金を守る修正案」
立憲民主党の「次の内閣」ネクスト厚労大臣を務める山井和則衆院議員は、修正案の重要性を強調。山井氏は「厚生年金と基礎年金の調整期間を揃えることで、50歳以下の全世代が年金額の引き上げを実感できるようにする」と説明した。
また、「厚生年金を流用する」との批判についても、「それは誤解だ。事実とは異なる」と明確に否定。さらに、「もしこのまま政府案が成立すれば、将来的に基礎年金の3割減は避けられない。私たちの修正案で、この3割減にブレーキをかけたい」と力を込めた。
修正案、与野党協議へ
立憲民主党は20日の本会議で法案が審議入りすることを確認。修正案もほぼ固まりつつあり、与野党協議に持ち込みたい考えだ。衆院厚労委員会筆頭理事の井坂信彦議員は「与党にも修正案を示し、協議に入りたい」と話した。
この修正案は、厚生年金の積立金を活用し、基礎年金を補強する内容となっている。特に現役世代や就職氷河期世代を支援し、老後の生活を安定させることを目指している。
ネットの反応
SNS上では、この年金改革法案への関心が急速に高まっている。以下はネットユーザーの声だ:
「若者の年金3割減とか、あり得ない。修正案で何とかしてほしい」
「就職氷河期世代はずっと苦労してきた。ここで年金まで減らされたら救いがない」
「厚生年金の積立金を使うのは当然。将来のためだ」
「立憲民主党の修正案が成立すれば、少しは安心できるかも」
「国会でしっかり議論してほしい。若者の未来がかかっている」
年金制度の将来に対する不安が広がる中、立憲民主党の修正案がどのように受け入れられるか、今後の国会審議が注目される。