2026-02-09 コメント投稿する ▼
中道・泉健太氏、深夜に「執行部」批判か京都3区接戦制すも「寝られない」
立憲民主党元代表で中道改革連合の泉健太氏が9日未明、自身のX(旧ツイッター)で「寝られない。『執行部』とは、仲間を伸ばし、国家国民に貢献するために存在するものだろ」と投稿し、党の執行部を批判しているようにも見える内容をつづりました。京都3区から出馬した泉氏は開票後、他候補とギリギリの接戦状態が続き、8日午後9時22分ごろには「本当に辛い。辛いよ…。」と異例の悲痛な投稿をしていました。日付が変わって各メディアが泉氏の当確を報じましたが、深夜の投稿は執行部への不満を示唆するものとなりました。
深夜に「執行部」批判とも取れる投稿
立憲民主党元代表で中道改革連合の泉健太氏が9日未明、自身のX(旧ツイッター)を更新しました。党の執行部を批判しているようにも見える投稿をつづりました。
泉氏は9日午前3時過ぎの更新で「寝られない」と率直に書き出し、「『執行部』とは、仲間を伸ばし、国家国民に貢献するために存在するものだろ」と党執行部に対する思いをつづりました。
中道改革連合は公示前の172議席から49議席へと壊滅的な敗北を喫しました。野田佳彦共同代表は辞任の意向を示し、安住淳共同幹事長も辞任の意向を野田氏に伝えました。泉氏の投稿は、こうした執行部の責任を問う内容とも受け取れます。
京都3区で接戦、「本当に辛い」と悲痛な投稿
泉氏は衆院選に京都3区から出馬しました。開票後、他の候補者とギリギリの接戦状態が続き、各メディアの速報では8日に当選確実が出ませんでした。
中道改革連合が大敗ムードだったこともあってか、8日午後9時22分ごろにはXに「本当に辛い。辛いよ…。」と異例の悲痛な投稿をし、話題になりました。
立憲民主党の元代表という重要なポジションにあった泉氏が、SNSで感情をあらわにすることは異例です。接戦の緊張感と、党全体の惨敗という状況が、泉氏を追い詰めたと考えられます。
「泉さん、深夜に執行部批判って、よっぽど溜まってたんだな」
「本当に辛いって投稿、見てるこっちも辛くなった」
「接戦で当選したのに、喜べない状況だったのか」
「執行部への不満、立憲出身者はみんな持ってたのでは」
「公明優遇で立憲出身者が冷遇された不満が爆発したか」
日付変わって当確も喜べず
日が変わって各メディアが競り勝った泉氏の当確を報じました。しかし、泉氏の深夜の投稿からは、当選の喜びよりも党の惨敗と執行部への不満が前面に出ていることが伺えます。
京都3区では接戦を制して当選を果たしましたが、全国的には中道改革連合が壊滅的な敗北を喫しました。小沢一郎氏、枝野幸男氏、岡田克也氏ら重鎮が相次いで落選し、党の存続も危うい状況です。
泉氏は立憲民主党の元代表として、党の再建に尽力してきました。しかし、公明党との合流を急いだ執行部の判断に、不満を持っていた可能性があります。
立憲出身者の不満が噴出
中道改革連合では、公明系候補28人が全員比例代表の名簿上位で処遇されました。一方、立憲民主党出身者の多くは比例下位に登載され、小選挙区で敗北しても比例復活が困難な状況でした。
枝野幸男氏、山井和則氏など、立憲民主党出身のベテラン議員が次々と比例復活できずに落選しました。この公明優遇の方針に、立憲民主党出身者の不満がくすぶっていました。
泉氏の「仲間を伸ばし」という言葉は、こうした立憲民主党出身者への冷遇を念頭に置いている可能性があります。執行部が公明党との合流を優先し、立憲民主党出身者を軽視したという不満が表れています。
立憲民主党元代表としての葛藤
泉健太氏は2021年11月から2023年12月まで立憲民主党の代表を務めました。党の顔として、野党第一党をまとめる役割を担ってきました。
しかし、2024年の衆院選で立憲民主党は大敗し、泉氏は代表を辞任しました。その後、立憲民主党と公明党が合流して中道改革連合が結成されましたが、泉氏は執行部には入りませんでした。
元代表として党の行く末を案じる立場にありながら、執行部の判断に影響を与えることができなかった葛藤が、深夜の投稿につながった可能性があります。
公示5日前の合流に疑問
中道改革連合は公示5日前の1月22日、立憲民主党と公明党により結成されました。短期決戦で新党名を支持層に十分浸透させることができず、壊滅的な敗北を喫しました。
公示直前の新党結成という慌ただしさに、泉氏を含む多くの議員が疑問を持っていた可能性があります。十分な議論を経ずに合流を急いだ執行部の判断が、惨敗につながったとの批判があります。
泉氏の「国家国民に貢献するために存在する」という言葉は、執行部が党の利益や選挙戦術を優先し、国民のための政治を忘れていたという批判とも受け取れます。
SNSでの感情吐露が話題に
泉氏の「本当に辛い。辛いよ…。」という投稿は、政治家としては異例の感情の吐露でした。通常、政治家は選挙戦中や開票中に弱音を吐くことは避けますが、泉氏はSNSで率直な感情を表現しました。
この投稿は大きな話題となり、多くの人がリツイートやコメントをしました。共感する声がある一方で、政治家としての姿勢を問う声もありました。
深夜の執行部批判とも取れる投稿も、泉氏の率直な性格を表しています。しかし、党内の亀裂を公にすることは、中道改革連合の再建をさらに困難にする可能性があります。
党の再建は困難に
野田佳彦共同代表の辞任、安住淳共同幹事長の辞任により、中道改革連合は執行部刷新を迫られます。しかし、泉氏のような立憲民主党出身者の不満が噴出する中、党の再建は困難を極めそうです。
立憲民主党と公明党の合流という枠組み自体が問われることになりそうです。再び分裂して、それぞれの政党に戻る可能性もあります。
泉氏の深夜の投稿は、中道改革連合の内部矛盾を象徴するものとなりました。党の存続も危うい中、どのように再建を進めるかが問われています。