2025-04-17 コメント投稿する ▼
維新・前原氏「与党は“使い捨て”か」 不信任案への賛成も視野に
今年度予算について、維新は3月末に賛成票を投じた。その背景について前原氏は「教育無償化や社会保険料の引き下げを3党で協議するという約束があった」と説明。「あくまで“協力”であって、われわれは与党入りしたわけではない」とも強調した。
しかし、ここに来て与党の姿勢に変化が見えるという。「予算成立までは丁寧だったが、今は明らかに対応が雑になった」と語り、特に企業・団体献金の廃止をめぐる動きに触れた。維新が立憲民主党などと共に前向きな議論を進めていることに対して、自民党の一部から「そんな対応をするなら、今後は実のある協議には応じない」との圧力があったという。
前原氏は、「こちらは真剣に政策を前に進めたいと思っている。それを“お仕置き”的に扱うのは筋違いだ」と不快感をにじませた。
さらに、今後の対応については「選挙も見据えているし、国会終盤でどうなるかは分からない。もし不信任案が出た場合、賛成に回る可能性もある」と言及。与党が維新を“使い捨て”のように扱うならば、政局が一気に動く可能性も出てきた。
- 維新は「教育無償化・社会保険料改革」の協議を条件に予算案に賛成した
- 前原氏「与党入りしたわけではない」と強調
- 自公の対応に変化、「予算成立までは丁寧だったが今は“塩対応”」
- 企業・団体献金廃止で立憲と連携 → 自民党側から“実のある協議はしない”と牽制
- 不信任案が出た場合、賛成の可能性を示唆