2025-02-20 コメント投稿する ▼
維新・前原氏、国民民主・榛葉氏に面談を提案 年収103万円の壁引き上げを巡る対立
維新・前原氏が国民民主・榛葉氏に対話を呼び掛け
2025年2月20日、日本維新の会の前原誠司共同代表は記者会見で、国民民主党の榛葉賀津也幹事長が「年収103万円の壁」の引き上げを巡り、自民党と高校授業料無償化の協議を進める維新をけん制する発言を受け、「私は昭和の人間だ。
記者会見やX(旧ツイッター)での発信ではなく、面談を申し入れていただければ喜んでお会いする」とコメント。さらに、「共闘も確認できるのではないか」と語り、直接対話を提案した。
榛葉氏の懸念と前原氏の提案
榛葉氏は前日の19日の会見で、自民党が維新との協議を優先して進めていることを受け、「もし中途半端な案で自民と妥結するのであれば、103万円の壁引き上げを骨抜きにし、邪魔をした責任は維新にもある」と強く反発していた。
この発言に対し、前原氏はあくまで対話を通じて解決策を見いだすべきだとし、面談を呼び掛けた形だ。
年収103万円の壁引き上げを巡る意見対立
一方、榛葉氏は1月23日のインタビューで、年収103万円の壁の引き上げについて「満額回答を求めて交渉していく」と語り、引き上げ幅に理屈がなければ納得できないとの強い姿勢を示していた。
また、同インタビューでは最低賃金の引き上げを根拠に、年収103万円の壁を178万円に引き上げるべきだと主張し、「123万円で十分だと言っている政治家や官僚は、自分が1年間123万円で生活してみればいい」と訴えた。