2025-06-27 コメント投稿する ▼
参院選愛知選挙区・大西雅人氏が出馬「より良い未来をこじ開けよう」格差是正と庶民の声を代弁
参院選愛知選挙区・大西雅人氏「より良い未来をこじ開けよう」格差是正を訴え若き挑戦
2025年夏の参議院選挙、愛知県選挙区に立候補した大西雅人氏(29)は、「より良い未来をこじ開けよう」というスローガンのもと、格差是正と庶民の生活再建を真正面から訴えている。名古屋市立工業高校を卒業後、大学を中退しながらも社会の現場で働いてきた若者として、自らの体験と怒りを原動力に選挙戦に挑んでいる。
実質賃金は下がり続け、富裕層は膨張 格差が社会を壊す
大西氏が強く問題視しているのは、実質賃金が上がらないまま続く物価高と、ますます拡大する所得・資産格差だ。コメや光熱費をはじめ、あらゆる生活必需品が値上がりする中、「給料は据え置きなのに、支払いだけがどんどん増えていく」と語り、G7諸国の中でも重い税・社会保険料負担が庶民の生活を圧迫している現状を批判する。
その一方で、日本の富裕層は金融資産1億円以上の世帯が165万世帯にのぼり、その資産は拡大を続けている。大企業も過去最高益を更新する中、「社会のルールが歪められ、努力では超えられない壁ができてしまった」として、「このままでは社会そのものが持たない」と警鐘を鳴らす。
「富裕層優遇で庶民は重税と物価高。もう限界」
「給料も上がらないのに何でもかんでも値上げ。誰のための政治なんだ」
「若い人がこんなに真っ直ぐ“怒り”を語ってるのがいい」
「彼の言葉は実感がこもってる。生きた現場から出てきた声」
「大企業の内部留保じゃなくて、庶民の食卓を守ってほしい」
“ひと一人には大きな力がある”と訴える現場派の若者
大西氏は、愛知学院大学中退後、小売業の現場でアルバイトとして働きながら生活の厳しさを身をもって経験してきた。その中で痛感したのが、「政治が現場を見ていない」ということだった。誰の声も届かない政治を変えるには、現場から声を上げるしかない——そう考え、2024年には衆議院愛知6区から立候補(落選)し、今回が2度目の国政挑戦となる。
政治活動では「ひと一人には大きな力がある」と繰り返し訴える。選挙カーよりも街頭での対話、SNSでの発信よりも実際の出会いを重視する姿勢は、政治を「遠いもの」ではなく「変えられるもの」として伝えるための工夫だ。
“格差を正す”ための政策をこの選挙で
今回の選挙戦で大西氏は、「大企業・富裕層優先の政治から、大多数の庶民が報われる政治へと転換する」ことを最大の争点に位置付けている。とりわけ、所得再分配のあり方、消費税の見直し、最低賃金の引き上げ、教育や住宅支援の充実といった具体的な政策を挙げており、これらが社会を支える“土台の再構築”だと力説する。
高齢化、少子化、地域衰退といった問題も、経済格差の固定化が背景にあるとする大西氏は、「この参院選を、格差を終わらせる歴史的な選挙にしよう」と呼びかけている。
“生活者の目線”で語れる政治家が必要だ
大西雅人氏の強みは、難しい理屈や理念ではなく、「生活者の視点」で物事を語るところにある。税や物価、家賃、保険料など、日々の暮らしの中で感じる“圧迫”を自らの言葉で訴えるその姿に、「自分の代表になってくれるかもしれない」という期待を抱く有権者も少なくない。
若さと実直さ、そして現場からの怒りを携えた大西氏の挑戦は、格差社会に苦しむ多くの市民にとって、政治に希望を取り戻す試金石となるかもしれない。