松本尚デジタル相が高市首相の重圧語る、医療DX推進に意欲

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松本尚デジタル相が高市首相の重圧語る、医療DX推進に意欲

松本尚デジタル相は2026年1月9日の記者会見で新年の意気込みを問われ、医療機関のサイバーセキュリティ強化や医療分野でのデジタル化に取り組む考えを示しました。また、高市早苗首相から指示を受ける際の「重圧」について、冗談を交えて言及しました。

首相の笑顔の裏に厳しい視線


質問を受けた松本氏は、意気込みと同時に首相から非常に厳しいプレッシャーも受けていると明かしました。首相はちゃんとやりなさいよと笑顔でおっしゃるが、目が笑っていなかったりするので、しっかりと進めていかなければいけないと思っていると、笑みを浮かべながら語りました。

松本氏は首相が一番心配しているのは、医療分野のサイバーセキュリティについて大丈夫よねということだと説明しました。優先順位は非常に高いと思っていると述べ、医療機関に対応を要請するとともに、国として支援していく考えを示しました。

外科医として勤務経験がある松本氏は、医療DXの一環として、電子カルテ普及の重要性を強調しました。紙カルテを単純に電子カルテにしたらそれで終わりではないと述べ、横の連携ができて患者の医療情報をもっと手軽にやりとりできれば、患者にとってもメリットが大きいと語りました。優先順位を高くしながら進めていきたいと述べました。

「電子カルテより先に紙のカルテをちゃんと書けるようにしてほしい」
「予約時間を守れない病院がDXとか言っても説得力ない」
「システムの前に基本的な業務改善をするべきだ」
「待ち時間が何時間もあるのに電子化とか優先順位おかしい」
「デジタル化より先に社会人、人間としての常識を身につけてほしい」

医療現場に業務改革を要求


松本氏は医師の目線から、電子カルテの普及が遅れた原因を分析しました。自分もかつて病院で仕事をしていたときにやってしまったが、自分たちの思うようにシステムをカスタマイズしたがると述べました。ベンダーに負荷もかかるし、期間もかかるため、これが大きく遅れた原因だと指摘しました。

その上で、システムを自分たちの業務に合わせるのではなく、自分たちの業務をシステムに合わせてほしいと要求しました。医療機関の現場で働いている先生方はそんなことしたらやりにくくてしようがないと言われると思うが、あえて言えば医師の僕がそれを言うのだということで、批判を承知で病院の先生方には頭を下げてお願いをしていきたいと述べました。覚悟を持ってやらないといけないと強調しました。

しかし、医療機関の経営難や赤字の根本原因は、デジタル化の遅れだけではありません。多くの医療機関では予約時間を大幅に遅らせる体制が常態化しており、患者を何時間も待たせることが当たり前になっています。午前9時の予約なのに実際に診察されるのは11時過ぎ、といった事態は日常茶飯事です。

院内の業務フローも極めて非効率です。会計の待ち時間、検査結果を待つ時間、薬の受け取りまでの時間など、あらゆる場面で無駄な待ち時間が発生しています。これらは電子カルテの導入以前の問題であり、基本的な業務改善や時間管理の問題です。

社会人としての常識が欠如している面も指摘せざるを得ません。予約時間を守る、患者に適切な情報を提供する、効率的な業務フローを構築するといった基本的なことができていない医療機関が、いくら高度なデジタルシステムを導入したところで、経営が改善するはずがありません。

デジタル化は確かに重要ですが、それは基本的な業務改善ができている組織だからこそ効果を発揮するものです。予約時間も守れない、患者を何時間も待たせる、非効率な業務フローを放置したまま電子カルテを導入しても、単にデジタルの無駄が増えるだけです。

医療機関の経営改善には、まず社会人としての基本的な常識を身につけ、予約時間の厳守、効率的な業務フロー、患者サービスの向上といった根本的な改善が必要です。その土台があってこそ、デジタル化が真の効果を発揮するのです。

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2026-01-09 15:58:24(植村)

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