2025-03-29 コメント投稿する ▼
英利アルフィヤ外務大臣政務官、ペルー訪問で二国間関係強化と文化交流を推進
カミノ外務副大臣との会談
アルフィヤ氏は、ペルー外務副大臣のカミノ氏と会談を行い、2024年11月に両国首脳間で合意された共同声明およびロードマップの着実な実行に向けて緊密に連携することで一致しました。この会談では、地域・国際情勢、経済・投資、安全保障、拉致問題など、幅広いテーマについて1時間以上の意見交換が行われ、通訳なしでの会話が行われました。これにより、通常の会議よりもさらに密度の濃い議論が実現し、有意義な交流が深まりました。
ペルー日系社会との交流
アルフィヤ氏はまた、ペルー日系人協会を訪問し、現地の日系社会との意見交換を行いました。ペルーにおける日系人の歴史や文化について改めて学ぶ機会となり、アルフィヤ氏はその貢献を高く評価しました。訪問中、ペルーの日系人コミュニティが日本文化を大切にしながらも、現地社会の一員として根付いている様子に感銘を受けました。また、日系人協会が運営する病院が地域社会を支える活動も紹介され、日系社会の影響力を実感することができました。
スペイン語でのスピーチ
初めてのスペイン語でのスピーチにも挑戦し、ペルー側の関係者との交流を深めました。このような努力は、外交の現場で重要な意味を持つとともに、言語を超えた国際的な理解の促進に貢献しています。
文化交流の促進
アルフィヤ氏は、ペルーでの文化交流にも注力しました。訪問の際、ペルーの若手日系人であるヒラオカさんとも再会し、ヒラオカさんが経営するレストランを訪れるなど、個人と個人のつながりを重視しました。このような交流は、閣僚間の対話にとどまらず、民間レベルでの理解を深めるための重要なステップとなります。